中国観光におすすめの名所&人気のスポットランキング中国観光ガイド

万里の長城万里の長城
五彩池五彩池

数千年にわたる長大な歴史と文化をもつ中国。万里の長城をはじめとした世界遺産はもちろん、上海などの大都市、自然が広がる黄山、世界三大料理にも数えられる中華料理と魅力が満載です。そんな中国の基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

中国観光マップ

Map

中国のおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
万里の長城

万里の長城

北京

全長約21,196kmの巨大な壁。防衛や貿易の目的で、2000年以上の歳月をかけて築き上げられました。

2
成都

成都

成都

中国西南地区における政治、文化、科学技術、商業貿易、金融、交通、通信の中心地。昔から天府の国と称されてきました。

3
外灘

外灘

上海

およそ100年前の上海で、東洋のウォール街とよばれていた西洋建築群が建ち並ぶ街です。

4
武陵源

武陵源

張家界

武陵源の自然景観として世界遺産に登録されており、映画『アバター』のモデルになった場所です。

5
兵馬俑坑

兵馬俑坑

西安

始皇帝が死後の世界でも生涯と同じように地位を持つことを望んで作られた人形が並んでいる世界遺産です。

6
武夷山

武夷山

南平

赤く切り立つ峰と丘陵や山、峡谷が織りなす風景が見られます。複合遺産として世界遺産に登録されています。

7
青島

青島

青島

中国の黄海に面した人口約900万人の沿岸部の都市。ドイツや日本に占領されていた時代があります。

中国おすすめツアー

中国のおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • 鐘楼

    鐘楼(北京)

    北京

    北京の鐘楼は、清代に再建された歴史的に価値のある観光スポットです。重檐歇山頂という建築様式で造られた建物の内部には75段の石階段があり、2階の主楼まで上ることが可能です。最大の見どころは、鐘王とも称される巨大な鐘。その重さは63トン、厚さは27cmという圧倒的なサイズです。この鐘は、中国で最も大きくかつ最も重い銅鐘として、非常に重要な価値があります。2階からは北京の街並みを眺めることもできます。また、鐘楼はすぐ隣にある鼓楼と共に重要文化財に指定されています。かつて時間を知らせるために用いられた鼓楼と鐘楼は、ともに訪れるとより魅力的な観光となるでしょう。

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  • 故宮博物院

    故宮博物院

    北京

    かつて紫禁城と称された故宮は、中国の皇帝たちが約500年間にわたって暮らした世界最大規模の宮殿で、世界遺産に登録されています。今では博物館として一般に公開され、北京で最も有名な観光地の一つです。入り口を抜けると、その壮大なスケールが一目でわかります。映画『ラストエンペラー』の舞台にもなった広大な前庭が広がり、周囲には数えきれないほどの歴史的価値を誇る建造物が並んでいます。一番の見どころは中国最大の木造建築である太和殿。ここでは皇帝の即位など重要な儀式が行われました。その他にも、儀式の準備に利用された中和殿、結婚式や宴が行われた保和殿など、一日では全てを巡りきれないほど、見どころ満載の観光スポットです。

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  • 九寨溝 五花海

    九寨溝

    九寨溝県

    九寨溝は四川の山々に囲まれた美しい渓谷で、世界自然遺産に登録されています。湖の底に堆積する石灰成分が太陽光を反射し、湖面をエメラルドグリーンに染める光景は、まさに神秘そのもの。その姿は見る角度によって赤、オレンジ、青、黄など、さまざまな色に変化します。九寨溝には数えきれないほどの湖がありますが、特に五花海は九寨溝の魂ともいわれ、その美しさは一見の価値があります。さらに、幅320m、高さ25mの規模を誇る諾日朗瀑布や、多彩な樹木や花のコントラストが美しい火花海など、見どころ満載です。自然の美しさを心ゆくまで堪能できる九寨溝は、秘境を求める旅行者にとって必見の観光スポットです。

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  • 中国 武陵源 袁家界

    張家界・武陵源

    張家界市

    張家界の見どころといえば、なんといっても世界遺産に登録されている張家界国家森林公園です。この公園を含む、奇岩の森と雲海が広がる武陵源は特に人気があり、映画『アバター』のモデルとしても知られています。ここでは、ロープウェイを利用して無数にそびえ立つ奇岩群の壮大な景色を楽しめます。また、ガラスの床を持つ張家界大峡谷大橋を渡れば、300m下の谷底が見え、スリル満点です。さらに、世界最大規模の洞窟黄龍洞、自然が作り上げた天然の橋天下第一橋、高さ330mまで一気に移動する百龍エレベータなど、見どころが満載です。これらの魅力を全て堪能するためには、最低でも2〜3日は必要でしょう。

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  • 上海 外灘 街並み

    外灘

    上海

    外灘は上海の黄浦江沿いに約1.5km続く大通りです。かつて外国人居留地として発展したこのエリアには、ゴシックやルネサンス様式の建築が立ち並び、西洋文化の影響が色濃く残っています。ショッピングやグルメを楽しめるスポットとして若者に人気があり、上海随一の観光スポットでもあります。一方で、川の対岸には近代的な高層ビルが立ち並び、不思議なコントラストを作り出しています。夜になるとこの高層ビル群がカラフルにライトアップされ、人気の夜景スポットに。対岸に向かう際には楽しいデジタルアートが施された観光トンネルをトロッコで移動するのがおすすめです。アジアにいながら西洋の空気を感じられるユニークな場所です。

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  • 敦煌 莫高窟

    莫高窟

    敦煌

    莫高窟は、かつてシルクロードの拠点として栄えた敦煌にある仏教遺跡で、世界遺産に登録されています。幅1,600m、高さ50mにわたる5層の石窟群は圧巻で、735の石窟内には2,415体の像と総面積45,000平方メートルに及ぶ壁画が保存されています。初期の石窟にはインド仏教美術や西洋の影響が見られますが、徐々に中国の要素が強くなり、ここから中国の歴史を垣間見ることが可能です。莫高窟のシンボルであり、必見のスポットが9層の木造楼閣、第96窟。ここには高さ34.5mにもなる弥勒菩薩像が安置されています。石窟からは何万点もの貴重な古文書が発見されており、学術的にも価値の高い観光スポットです。

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  • 鳳凰古城 ライトアップ 風景

    鳳凰古城

    鳳凰県

    鳳凰古城は、中国で最も美しいといわれている人気の観光地です。沱江沿いにあるこのエリアは、まるで映画の世界に迷い込んだような趣があり、散策するだけで楽しい気分になります。トゥチャ族やミャオ族などの少数民族が伝統的な文化を守りながら暮らしており、文化的な雰囲気が街全体に漂っています。特におすすめしたいのが、沱江に架かる2階建ての虹橋です。2階には展望室があり、そこから美しい鳳凰の街並みを一望できます。また、小舟に乗って静かな時間を過ごすのも良いでしょう。昼間は落ち着いた雰囲気の鳳凰古城ですが、夜になると街中がライトアップされ、一変して華やかなイメージに。昼と夜で異なる魅力を楽しめるこの街には、1泊してゆっくりと時間を過ごすのがおすすめです。

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  • 港珠澳大橋

    港珠澳大橋

    珠海市

    港珠澳大橋は、珠海、香港、マカオを結ぶ海上橋です。全長約55kmで、橋とトンネルを組み合わせた構造で、海上橋としては世界最長を誇ります。三つの橋、九洲橋江海橋青州橋はそれぞれに異なるデザインが施されています。この橋は技術的にも非常に高度で架け橋のエベレストと評されています。この橋にはシャトルバスが通っており、香港マカオ間を約30分で移動できます。沿線の海の景色を楽しみながら移動できるだけでなく、途中には人工島や海底トンネルがあり観光スポットとしても楽しめます。珠海とマカオ、両方の観光を予定している人は、従来のフェリー移動の代わりに港珠澳大橋を通ってみるのもおすすめです。

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  • 西安 青龍寺 恵果空海記念堂

    青龍寺

    西安

    西安にある青龍寺は、真言宗の名僧、空海が修行したことで知られる寺院です。改名する前は霊感寺と呼ばれ、唐の時代には非常に有名な寺院でした。この寺院は日本との関係が深く、1981年には日本仏教界により空海記念堂と五層からなる空海記念塔が建てられました。ここでは空海にまつわるさまざまな展示物があり、空海の足跡をたどれます。また、1,000株以上の桜の木が寄贈され、毎年春になると寺院内は淡紅色の桜で彩られます。青龍寺は、中国版お遍路として四国八十八ヶ所巡礼の0番札所にもなっており、多くの観光客や参拝客が訪れます。こちらで朱印帳にスタンプを押してもらうのも、旅の素晴らしい思い出になるでしょう。

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  • 万里の長城 八達嶺 世界遺産

    万里の長城

    北京

    万里の長城は、中国北部にある総延長21,196kmの巨大な壁であり、中国で最も有名な観光スポットと言っても過言ではありません。この長城は、防衛や西洋諸国との貿易の目的で、2000年以上の歳月をかけて築き上げられた歴史的価値の高い建築であり、一生に一度は訪れたいスポットです。特に観光に便利なのが八達嶺です。北京市内からのアクセスが良く、ロープウェイがあるため、壮大な景色を気軽に楽しめます。また、1,580mに及ぶ滑り台が人気の慕田峪や、その美しい姿が魅力の金山嶺も、北京から日帰りで訪れることが可能なおすすめのエリアです。世界屈指の観光地で、その壮大なスケールを存分にお楽しみください。

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  • 大雁塔

    大雁塔

    西安

    大雁塔は西安市の仏教寺院にある塔であり、西安のシンボルとして広く知られています。唐代、西遊記で知られる玄奘三蔵法師がインドから持ち帰った仏典や仏像を納めるために建設されました。かつては10層の高さを誇っていましたが、戦乱により一部が破壊され、現在は7層でありながらもその高さは64mに達します。建物は木造建築を模したレンガ造りで、内部には螺旋階段があり、最上階からは西安の街並みを一望できます。塔の入り口付近には玄奘三蔵法師の功績を称える石碑が置かれ、仏教建築の貴重な史料である線刻殿堂図なども見ることが可能です。また、大雁塔の前の広場では定期的に音楽噴水ショーが行われ、観光客にとっても魅力的なスポットです。

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  • 霊山大仏

    霊山大仏

    無錫市

    霊山大仏は広大な仏教のテーマパークのような場所で、無錫のシンボルとなっています。まず最初に目に飛び込むのは、噴水ショー九龍灌浴。お釈迦様の誕生のようすを噴水を使って表現しています。先に進むと、西遊記で孫悟空が乗っていた巨大なお釈迦様の掌があります。触れて、ご利益を頂きましょう。霊山大仏は高さ88m、重さおよそ700トンを誇る巨大な青銅製立像で、その迫力は見事です。内部にはエレベーターが設置され、上まで昇ることが可能です。さらにその先にはキラキラと華やかな雰囲気が漂う梵宮があり、そこでは光と音楽のショー霊山吉祥頌も行われ、訪れるものを飽きさせない、ユニークな観光スポットです。

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  • 聖ソフィア大聖堂

    聖ソフィア大聖堂

    ハルピン市

    聖ソフィア大聖堂は、ハルピンを代表する観光スポットであり、東アジアで現存する最大のロシア正教の教会です。このビザンチン様式の建築は、中国の重点文物保護文化財に指定されており、現在は建築芸術館として一般に公開されています。赤レンガの壁と緑の玉ねぎ型のドームが特徴で、エキゾチックな雰囲気を醸し出しています。前後左右4カ所にある入り口から中に入ると、時代を感じさせる色褪せた壁やシャンデリア、そしてハルピンの歴史を紹介する写真などを見られます。メインの楼閣の最上階には、異なる音色を持つ七つの銅の鐘がかけられています。聖ソフィア大聖堂は、中国にいながら異国情緒を味わえるユニークな観光スポットです。

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  • 中国 黄龍

    黄龍

    松潘県

    黄龍は、標高約5,100mの玉翠山山麓に広がる高原湿地です。長さ約4kmにわたる渓谷と、3,400以上もの石灰でできた棚田状の池があり、中国有数の景勝地として有名。標高3,199mの迎賓彩池から標高3,553mの五彩池までの約3.7kmの区間は風景区として整備されています。一番の見どころは、池の水が5色に輝くと言われる五彩池。黄龍最大の693もの小池が連なる石灰華段は迫力満点です。龍のうろこを彷彿とさせる金沙舗地も必見。五彩池は最上流にありますが、ロープウェイと電動カートを利用すれば、40分ほど歩くだけで到着することが可能。最初に行けば、そのあとは下り道で戻りながら見学していくことができます。

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  • 兵馬俑博物館

    兵馬俑博物館

    西安

    中国を代表する歴史的価値のある遺跡で、世界遺産にも登録されています。見どころはずらりと並んだ人形たち。兵馬俑の俑とは、陶などを素材とする将軍や兵士などの人形を指します。始皇帝が死後の世界でも生涯と同じように軍事力と皇帝の地位を持つことを望み、粘土で作らせました。それぞれ顔の表情、服装、髪型など全て異なり、平均180cmもある等身大の姿は迫力があります。また手には武器を持ち、敵国のある東を向いているのが特徴的。これらの人形は8,000体近くあり、兵士だけでなく、家畜などの人形も多く見られます。人形たちは無彩色の状態のものが多いのですが、彩色された人形も数体出土しています。

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  • 北京 頤和園

    頤和園

    北京

    清朝の皇帝・乾隆帝が、母親の還暦を祝って造営した北京最大の皇族庭園です。広大な敷地面積の大部分を占めているのが、人工の湖昆明湖。乾隆帝が江南地方の風景を再現しようと、杭州の西湖を模して造られたといわれています。そのほか万寿山の中腹に立つ、八角三層の美しい塔仏香閣は、頤和園のシンボル的存在で、こちらも乾隆帝が母の健康と長寿を願って建てたものです。また万寿山の北側にある蘇州街と呼ばれるエリアは、乾隆帝が最も愛した場所。江南地方を訪れた際に蘇州の街並みに魅了され、庭園内に同じような風景を再現しました。雑貨屋、質屋、薬屋、骨董品屋、茶楼等が軒を連ねており、蘇州の華やかさを演出しています。

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  • 黄山

    黄山

    黄山市

    中国十大名勝地の一つで、世界遺産にも登録されています。1億年以上もの長い年月を経て浸食が繰り返され、断崖絶壁の景観ができあがりました。72の峰々が連なっており、山水画のような絶景が広がります。なかでも三大主峰と呼ばれる蓮花峰、光明頂、天都峰は見逃せないスポット。また黄山といえば松の木が有名ですが、樹齢800年を超える迎客松をはじめとした個性豊かな松が、登山客を魅了します。そのほか断崖の先端に刺さったように立つ奇岩飛来石も見どころ。黄山は大量の霧や雲が発生しやすい地形をしており、気候条件が良ければ雲海が見られるチャンスも。雲海を見るには11月から5月にかけて冬の時期がベストシーズンです。

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  • 武夷山風景区 九曲渓

    武夷山

    福建省

    標高2,158mの黄崗山を中心に奇岩や渓谷などの大自然が広がる一方で、武夷宮景区と呼ばれるエリアでは、歴史的な建築物や寺院が立ち並び、武夷山の歴史や文化について学べます。このように自然と文化の両方の価値が評価され、世界複合遺産に登録されました。武夷山の見どころの一つである渓流が9回湾曲を繰り返す九曲渓では、いかだに乗って川下りが楽しめます。渓谷の清らかな水と山々が眼前に迫り、雄大な景色を満喫できるでしょう。また武夷山には野生のチャノキが自生しており、ここで採れる茶葉から作った烏龍茶は、香り高く味がとても良いと評判があります。なかでも岩肌に張り付くように育った茶葉は武夷岩茶と呼ばれ、お土産にもぴったりです。

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  • 成都パンダ繁殖育成研究基地

    成都パンダ基地

    成都

    成都パンダ基地は、成都市北部にある、ジャイアントパンダやレッサーパンダなどの希少動物の保護や繁殖を目的とした施設です。パンダの飼育数は244頭以上。世界中の動物園にいるパンダは、ほとんどこの基地から送り出されています。パンダが野生に近い環境で暮らせるように、自然を残して作られているのが特徴で、木登りするパンダなども見ることができます。特に人気なのが、メスのパンダ・ホーファ(愛称:ファーファー)。人なつっこい性格で、パンダ界のアイドルと言われています。夏から秋は、保育器に入った赤ちゃんパンダが見られるかも。訪問は、観光客が比較的少なく、パンダが活動的になる朝の早い時間にするのがおすすめです。

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  • 桂林

    桂林

    桂林

    世界で最も美しい場所の一つともいわれる桂林。ここは中国南部の小さな町ですが、壮大で美しい自然景観が広がっており、世界中から多くの観光客が訪れます。桂林の象徴的な景色といえば、カルスト地形が一番にあげられるでしょう。急な峰々が点在し、緑豊かな竹林や山々が川面に差し込む光景はまるで絵画のよう。市内中心部を流れる漓江と桃花江、そして杉湖、榕湖、桂湖、木龍湖といった四つの湖は、遊覧船で巡ることが可能で、夜になるとライトアップされる湖はまさに幻想的。水面に輝く色とりどりの光に心が奪われます。桂林はグルメでも人気があり桂林ビーフンや地元のビールで煮込まれた魚料理が特に有名です。ぜひ現地でその味を楽しんでみてください。

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  • ポタラ宮 夕日

    ラサ・ポタラ宮

    チベット自治区

    ラサ・ポタラ宮は、標高3,700mのラサ市北西のマルポリ(紅山)にある、かつて歴代のダマイラマが居住し、政治や宗教活動を行った宮殿です。17世紀にダライラマ5世により、7世紀に築かれた宮殿跡を拡張・改修する形で建造され、1959年に中国政府に接収されるまでの長い間、チベットの政治と宗教の中心でした。単体としては世界最大級の建築物で、13層からなり、高さ117m、建築面積は1万3,000㎡にも及びます。宮殿は、居住と政治的な執務を行う白宮と、宗教的空間である紅宮に大きく分けることができます。その内部は、まさにチベット芸術の宝庫で、特にダライラマ5世の霊塔殿の豪華さと芸術性には驚くこと間違いなしです。

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  • 北京 天壇公園

    天壇公園

    北京

    歴代の皇帝が天に対し、祭祀を司った祭壇が並ぶ天壇。かつて一般人は立ち入り禁止の神聖な場所でしたが、現在は天壇公園として整備され多くの観光客が訪れるようになりました。天壇公園のメインスポットとなる圓丘壇には、最上段の中心に皇帝が祈りを捧げた天心石と呼ばれる丸い石があります。その上に立って声を発すると、大きなこだまがかえってくることから人が絶えない人気スポットとなっています。また円盤のような形状が印象的な建物の祈年殿は、歴代皇帝が毎年正月になると五穀豊穣を祈念した場所で、北京のシンボルの一つとして数えられています。内部には皇帝の玉座が安置されており、柱や梁に施された極彩色の装飾も見事です。

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北京の鐘楼は、清代に再建された歴史的に価値のある観光スポットです。重檐歇山頂という建築様式で造られた建物の内部には75段の石階段があり、2階の主楼まで上ることが可能です。最大の見どころは、鐘王とも称される巨大な鐘。その重さは63トン、厚さは27cmという圧倒的なサイズです。この鐘は、中国で最も大きくかつ最も重い銅鐘として、非常に重要な価値があります。2階からは北京の街並みを眺めることもできます。また、鐘楼はすぐ隣にある鼓楼と共に重要文化財に指定されています。かつて時間を知らせるために用いられた鼓楼と鐘楼は、ともに訪れるとより魅力的な観光となるでしょう。

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かつて紫禁城と称された故宮は、中国の皇帝たちが約500年間にわたって暮らした世界最大規模の宮殿で、世界遺産に登録されています。今では博物館として一般に公開され、北京で最も有名な観光地の一つです。入り口を抜けると、その壮大なスケールが一目でわかります。映画『ラストエンペラー』の舞台にもなった広大な前庭が広がり、周囲には数えきれないほどの歴史的価値を誇る建造物が並んでいます。一番の見どころは中国最大の木造建築である太和殿。ここでは皇帝の即位など重要な儀式が行われました。その他にも、儀式の準備に利用された中和殿、結婚式や宴が行われた保和殿など、一日では全てを巡りきれないほど、見どころ満載の観光スポットです。

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九寨溝は四川の山々に囲まれた美しい渓谷で、世界自然遺産に登録されています。湖の底に堆積する石灰成分が太陽光を反射し、湖面をエメラルドグリーンに染める光景は、まさに神秘そのもの。その姿は見る角度によって赤、オレンジ、青、黄など、さまざまな色に変化します。九寨溝には数えきれないほどの湖がありますが、特に五花海は九寨溝の魂ともいわれ、その美しさは一見の価値があります。さらに、幅320m、高さ25mの規模を誇る諾日朗瀑布や、多彩な樹木や花のコントラストが美しい火花海など、見どころ満載です。自然の美しさを心ゆくまで堪能できる九寨溝は、秘境を求める旅行者にとって必見の観光スポットです。

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張家界の見どころといえば、なんといっても世界遺産に登録されている張家界国家森林公園です。この公園を含む、奇岩の森と雲海が広がる武陵源は特に人気があり、映画『アバター』のモデルとしても知られています。ここでは、ロープウェイを利用して無数にそびえ立つ奇岩群の壮大な景色を楽しめます。また、ガラスの床を持つ張家界大峡谷大橋を渡れば、300m下の谷底が見え、スリル満点です。さらに、世界最大規模の洞窟黄龍洞、自然が作り上げた天然の橋天下第一橋、高さ330mまで一気に移動する百龍エレベータなど、見どころが満載です。これらの魅力を全て堪能するためには、最低でも2〜3日は必要でしょう。

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外灘は上海の黄浦江沿いに約1.5km続く大通りです。かつて外国人居留地として発展したこのエリアには、ゴシックやルネサンス様式の建築が立ち並び、西洋文化の影響が色濃く残っています。ショッピングやグルメを楽しめるスポットとして若者に人気があり、上海随一の観光スポットでもあります。一方で、川の対岸には近代的な高層ビルが立ち並び、不思議なコントラストを作り出しています。夜になるとこの高層ビル群がカラフルにライトアップされ、人気の夜景スポットに。対岸に向かう際には楽しいデジタルアートが施された観光トンネルをトロッコで移動するのがおすすめです。アジアにいながら西洋の空気を感じられるユニークな場所です。

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莫高窟は、かつてシルクロードの拠点として栄えた敦煌にある仏教遺跡で、世界遺産に登録されています。幅1,600m、高さ50mにわたる5層の石窟群は圧巻で、735の石窟内には2,415体の像と総面積45,000平方メートルに及ぶ壁画が保存されています。初期の石窟にはインド仏教美術や西洋の影響が見られますが、徐々に中国の要素が強くなり、ここから中国の歴史を垣間見ることが可能です。莫高窟のシンボルであり、必見のスポットが9層の木造楼閣、第96窟。ここには高さ34.5mにもなる弥勒菩薩像が安置されています。石窟からは何万点もの貴重な古文書が発見されており、学術的にも価値の高い観光スポットです。

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鳳凰古城は、中国で最も美しいといわれている人気の観光地です。沱江沿いにあるこのエリアは、まるで映画の世界に迷い込んだような趣があり、散策するだけで楽しい気分になります。トゥチャ族やミャオ族などの少数民族が伝統的な文化を守りながら暮らしており、文化的な雰囲気が街全体に漂っています。特におすすめしたいのが、沱江に架かる2階建ての虹橋です。2階には展望室があり、そこから美しい鳳凰の街並みを一望できます。また、小舟に乗って静かな時間を過ごすのも良いでしょう。昼間は落ち着いた雰囲気の鳳凰古城ですが、夜になると街中がライトアップされ、一変して華やかなイメージに。昼と夜で異なる魅力を楽しめるこの街には、1泊してゆっくりと時間を過ごすのがおすすめです。

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港珠澳大橋は、珠海、香港、マカオを結ぶ海上橋です。全長約55kmで、橋とトンネルを組み合わせた構造で、海上橋としては世界最長を誇ります。三つの橋、九洲橋江海橋青州橋はそれぞれに異なるデザインが施されています。この橋は技術的にも非常に高度で架け橋のエベレストと評されています。この橋にはシャトルバスが通っており、香港マカオ間を約30分で移動できます。沿線の海の景色を楽しみながら移動できるだけでなく、途中には人工島や海底トンネルがあり観光スポットとしても楽しめます。珠海とマカオ、両方の観光を予定している人は、従来のフェリー移動の代わりに港珠澳大橋を通ってみるのもおすすめです。

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西安にある青龍寺は、真言宗の名僧、空海が修行したことで知られる寺院です。改名する前は霊感寺と呼ばれ、唐の時代には非常に有名な寺院でした。この寺院は日本との関係が深く、1981年には日本仏教界により空海記念堂と五層からなる空海記念塔が建てられました。ここでは空海にまつわるさまざまな展示物があり、空海の足跡をたどれます。また、1,000株以上の桜の木が寄贈され、毎年春になると寺院内は淡紅色の桜で彩られます。青龍寺は、中国版お遍路として四国八十八ヶ所巡礼の0番札所にもなっており、多くの観光客や参拝客が訪れます。こちらで朱印帳にスタンプを押してもらうのも、旅の素晴らしい思い出になるでしょう。

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万里の長城は、中国北部にある総延長21,196kmの巨大な壁であり、中国で最も有名な観光スポットと言っても過言ではありません。この長城は、防衛や西洋諸国との貿易の目的で、2000年以上の歳月をかけて築き上げられた歴史的価値の高い建築であり、一生に一度は訪れたいスポットです。特に観光に便利なのが八達嶺です。北京市内からのアクセスが良く、ロープウェイがあるため、壮大な景色を気軽に楽しめます。また、1,580mに及ぶ滑り台が人気の慕田峪や、その美しい姿が魅力の金山嶺も、北京から日帰りで訪れることが可能なおすすめのエリアです。世界屈指の観光地で、その壮大なスケールを存分にお楽しみください。

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大雁塔は西安市の仏教寺院にある塔であり、西安のシンボルとして広く知られています。唐代、西遊記で知られる玄奘三蔵法師がインドから持ち帰った仏典や仏像を納めるために建設されました。かつては10層の高さを誇っていましたが、戦乱により一部が破壊され、現在は7層でありながらもその高さは64mに達します。建物は木造建築を模したレンガ造りで、内部には螺旋階段があり、最上階からは西安の街並みを一望できます。塔の入り口付近には玄奘三蔵法師の功績を称える石碑が置かれ、仏教建築の貴重な史料である線刻殿堂図なども見ることが可能です。また、大雁塔の前の広場では定期的に音楽噴水ショーが行われ、観光客にとっても魅力的なスポットです。

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霊山大仏は広大な仏教のテーマパークのような場所で、無錫のシンボルとなっています。まず最初に目に飛び込むのは、噴水ショー九龍灌浴。お釈迦様の誕生のようすを噴水を使って表現しています。先に進むと、西遊記で孫悟空が乗っていた巨大なお釈迦様の掌があります。触れて、ご利益を頂きましょう。霊山大仏は高さ88m、重さおよそ700トンを誇る巨大な青銅製立像で、その迫力は見事です。内部にはエレベーターが設置され、上まで昇ることが可能です。さらにその先にはキラキラと華やかな雰囲気が漂う梵宮があり、そこでは光と音楽のショー霊山吉祥頌も行われ、訪れるものを飽きさせない、ユニークな観光スポットです。

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聖ソフィア大聖堂は、ハルピンを代表する観光スポットであり、東アジアで現存する最大のロシア正教の教会です。このビザンチン様式の建築は、中国の重点文物保護文化財に指定されており、現在は建築芸術館として一般に公開されています。赤レンガの壁と緑の玉ねぎ型のドームが特徴で、エキゾチックな雰囲気を醸し出しています。前後左右4カ所にある入り口から中に入ると、時代を感じさせる色褪せた壁やシャンデリア、そしてハルピンの歴史を紹介する写真などを見られます。メインの楼閣の最上階には、異なる音色を持つ七つの銅の鐘がかけられています。聖ソフィア大聖堂は、中国にいながら異国情緒を味わえるユニークな観光スポットです。

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黄龍は、標高約5,100mの玉翠山山麓に広がる高原湿地です。長さ約4kmにわたる渓谷と、3,400以上もの石灰でできた棚田状の池があり、中国有数の景勝地として有名。標高3,199mの迎賓彩池から標高3,553mの五彩池までの約3.7kmの区間は風景区として整備されています。一番の見どころは、池の水が5色に輝くと言われる五彩池。黄龍最大の693もの小池が連なる石灰華段は迫力満点です。龍のうろこを彷彿とさせる金沙舗地も必見。五彩池は最上流にありますが、ロープウェイと電動カートを利用すれば、40分ほど歩くだけで到着することが可能。最初に行けば、そのあとは下り道で戻りながら見学していくことができます。

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中国を代表する歴史的価値のある遺跡で、世界遺産にも登録されています。見どころはずらりと並んだ人形たち。兵馬俑の俑とは、陶などを素材とする将軍や兵士などの人形を指します。始皇帝が死後の世界でも生涯と同じように軍事力と皇帝の地位を持つことを望み、粘土で作らせました。それぞれ顔の表情、服装、髪型など全て異なり、平均180cmもある等身大の姿は迫力があります。また手には武器を持ち、敵国のある東を向いているのが特徴的。これらの人形は8,000体近くあり、兵士だけでなく、家畜などの人形も多く見られます。人形たちは無彩色の状態のものが多いのですが、彩色された人形も数体出土しています。

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清朝の皇帝・乾隆帝が、母親の還暦を祝って造営した北京最大の皇族庭園です。広大な敷地面積の大部分を占めているのが、人工の湖昆明湖。乾隆帝が江南地方の風景を再現しようと、杭州の西湖を模して造られたといわれています。そのほか万寿山の中腹に立つ、八角三層の美しい塔仏香閣は、頤和園のシンボル的存在で、こちらも乾隆帝が母の健康と長寿を願って建てたものです。また万寿山の北側にある蘇州街と呼ばれるエリアは、乾隆帝が最も愛した場所。江南地方を訪れた際に蘇州の街並みに魅了され、庭園内に同じような風景を再現しました。雑貨屋、質屋、薬屋、骨董品屋、茶楼等が軒を連ねており、蘇州の華やかさを演出しています。

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中国十大名勝地の一つで、世界遺産にも登録されています。1億年以上もの長い年月を経て浸食が繰り返され、断崖絶壁の景観ができあがりました。72の峰々が連なっており、山水画のような絶景が広がります。なかでも三大主峰と呼ばれる蓮花峰、光明頂、天都峰は見逃せないスポット。また黄山といえば松の木が有名ですが、樹齢800年を超える迎客松をはじめとした個性豊かな松が、登山客を魅了します。そのほか断崖の先端に刺さったように立つ奇岩飛来石も見どころ。黄山は大量の霧や雲が発生しやすい地形をしており、気候条件が良ければ雲海が見られるチャンスも。雲海を見るには11月から5月にかけて冬の時期がベストシーズンです。

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標高2,158mの黄崗山を中心に奇岩や渓谷などの大自然が広がる一方で、武夷宮景区と呼ばれるエリアでは、歴史的な建築物や寺院が立ち並び、武夷山の歴史や文化について学べます。このように自然と文化の両方の価値が評価され、世界複合遺産に登録されました。武夷山の見どころの一つである渓流が9回湾曲を繰り返す九曲渓では、いかだに乗って川下りが楽しめます。渓谷の清らかな水と山々が眼前に迫り、雄大な景色を満喫できるでしょう。また武夷山には野生のチャノキが自生しており、ここで採れる茶葉から作った烏龍茶は、香り高く味がとても良いと評判があります。なかでも岩肌に張り付くように育った茶葉は武夷岩茶と呼ばれ、お土産にもぴったりです。

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成都パンダ基地は、成都市北部にある、ジャイアントパンダやレッサーパンダなどの希少動物の保護や繁殖を目的とした施設です。パンダの飼育数は244頭以上。世界中の動物園にいるパンダは、ほとんどこの基地から送り出されています。パンダが野生に近い環境で暮らせるように、自然を残して作られているのが特徴で、木登りするパンダなども見ることができます。特に人気なのが、メスのパンダ・ホーファ(愛称:ファーファー)。人なつっこい性格で、パンダ界のアイドルと言われています。夏から秋は、保育器に入った赤ちゃんパンダが見られるかも。訪問は、観光客が比較的少なく、パンダが活動的になる朝の早い時間にするのがおすすめです。

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世界で最も美しい場所の一つともいわれる桂林。ここは中国南部の小さな町ですが、壮大で美しい自然景観が広がっており、世界中から多くの観光客が訪れます。桂林の象徴的な景色といえば、カルスト地形が一番にあげられるでしょう。急な峰々が点在し、緑豊かな竹林や山々が川面に差し込む光景はまるで絵画のよう。市内中心部を流れる漓江と桃花江、そして杉湖、榕湖、桂湖、木龍湖といった四つの湖は、遊覧船で巡ることが可能で、夜になるとライトアップされる湖はまさに幻想的。水面に輝く色とりどりの光に心が奪われます。桂林はグルメでも人気があり桂林ビーフンや地元のビールで煮込まれた魚料理が特に有名です。ぜひ現地でその味を楽しんでみてください。

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ラサ・ポタラ宮は、標高3,700mのラサ市北西のマルポリ(紅山)にある、かつて歴代のダマイラマが居住し、政治や宗教活動を行った宮殿です。17世紀にダライラマ5世により、7世紀に築かれた宮殿跡を拡張・改修する形で建造され、1959年に中国政府に接収されるまでの長い間、チベットの政治と宗教の中心でした。単体としては世界最大級の建築物で、13層からなり、高さ117m、建築面積は1万3,000㎡にも及びます。宮殿は、居住と政治的な執務を行う白宮と、宗教的空間である紅宮に大きく分けることができます。その内部は、まさにチベット芸術の宝庫で、特にダライラマ5世の霊塔殿の豪華さと芸術性には驚くこと間違いなしです。

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歴代の皇帝が天に対し、祭祀を司った祭壇が並ぶ天壇。かつて一般人は立ち入り禁止の神聖な場所でしたが、現在は天壇公園として整備され多くの観光客が訪れるようになりました。天壇公園のメインスポットとなる圓丘壇には、最上段の中心に皇帝が祈りを捧げた天心石と呼ばれる丸い石があります。その上に立って声を発すると、大きなこだまがかえってくることから人が絶えない人気スポットとなっています。また円盤のような形状が印象的な建物の祈年殿は、歴代皇帝が毎年正月になると五穀豊穣を祈念した場所で、北京のシンボルの一つとして数えられています。内部には皇帝の玉座が安置されており、柱や梁に施された極彩色の装飾も見事です。

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中国のおすすめ情報

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グルメ

餃子

餃子

薄い生地に豚肉や野菜を包み、蒸し、焼き、または煮て、ジューシーな具材ともちもちした皮が特徴。醤油や酢で味付けする。

麻婆豆腐

麻婆豆腐

辛味のある料理で、豆腐と挽き肉をピリ辛の豆板醤や辣油で煮込む。豊かな風味とスパイシーな味わいが特徴。

炒飯

炒飯

炒めたご飯に卵、野菜、肉を加え、醤油や塩で味付けした料理。パラっとした食感と豊かな風味が特徴で、簡単で美味しい。

小籠包

小籠包

薄い皮に豚肉とスープを包んで蒸し上げたもので、口に入れるとジューシーで熱いスープが広がる人気の中華料理。

中国のグルメ情報を見る

中国観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

約14億人暮らす大国。数千年にわたる長大な歴史と文化を有し、近代化を遂げた今日は、めざましい経済発展を続けています。

  • 正式名称
    中華人民共和国 People's Republic of China
  • 首都
    北京
  • 人口
    約14億人
  • 面積
    約960万km²
  • 人種・民族
    漢民族(総人口の92%)と55の少数民族
  • 宗教
    仏教、イスラム教、キリスト教など
  • 言語
    漢語(中国語)
  • 通貨
  • 時差
    日本より1時間遅れ。中国全土で北京を基準とした統一時間を採用。

通貨・両替

中国の通貨単位は元、角、分。1元=10角=100分。元の紙幣は「圓」と印刷されています。地方都市へ行くときも、北京や上海などの大都市で両替しておいた方が無難。

  • 日本で
    出発前に空港で元への両替ができますが、現地到着後に両替したほうがお得です。
  • 現地で
    両替は空港、銀行、ホテルで。レートはどこもほぼ同じなので、必要な分だけ両替を。
  • 現地の空港で
    北京首都国際空港や上海浦東国際空港の到着フロア、広州、成都などの空港内に両替所があります。
  • 現地の銀行で
    両替できるのは中国銀行のみと考えてよいでしょう。市内各所にある中国銀行の支店で両替を。
  • 現地のホテルで
    3ツ星クラス以上のホテルなら、地方のホテルを除き、24時間フロントで両替が可能です。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申し込みは電話かインターネットで。
  • 為替レート
    1元=21.95円(2024年6月現在)

気候・服装

東京の気候に比較的近い上海、夏でも快適な気候の東北地方、夏の猛暑で知られる南の広州など、広大な中国は地域によって気候も様々。服装の準備は目的地の気候に合わせて。

  • 春
    3月はまだ肌寒く、4月になると、ダウンを脱いでもしのげます。陽気がよくなるのは黄砂が収まる4月以降。5月はさわやかな気候で、旅行シーズンです。
  • 夏
    7月以降は雨が多くなるので傘の用意を忘れずに。昼間は35度を超える日もあり暑いですが、夜には気温がぐんと下がります。1枚上にはおるものを。
  • 秋
    9月から10月初旬は気候もよく晴天が続きますが、朝晩は冷えるので上着の用意を。9月は紫外線対策、10月からは冬用の防寒着の準備が必要です。
  • 冬
    ダウン、耳あて、手袋やマフラーなどが必要になる厳寒のシーズンです。最低気温が氷点下10度前後にもなるので、タイツなどで下着も防寒をしっかり。

※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

日本とは電圧が異なるので、日本の電器製品を持っていく場合は、変圧器とアダプターが必要。大都市から辺境の地まで、広大な中国の旅の準備は目的地に合わせて。

  • 電圧
    220ボルト 50ヘルツ
  • プラグ
    • Cタイプ、Oタイプほか7種類。
    • Cタイプ Oタイプ
  • 上手な荷造り
    中国のおみやげは陶磁器や書画・骨董などかさばるものが多いので、出発時の荷物は少なめにして、必要なものをコンパクトに荷造り。
  • 旅の必需品
    海外へ出るためにはパスポートとお金(現金・カード)が最低限必要。ツアーの場合、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参のこと。

持っていくと便利

  • ティッシュ
    大都市以外のトイレでは、トイレットペーパーが備え付けられていないことが多いので、ティッシュは必需品です。
  • 電卓
    中国のショッピングには値段交渉がつきものです。1台あると交渉がスムーズになり、ショッピングがより楽しく。
  • 密閉式の小袋
    市場で買った惣菜などを持ち帰るのに便利。密封しておけば、ホテルや機内でも匂いが気になりません。
  • 衣類圧縮袋
    おみやげなどがカバンに入らない時、かさばる衣類をこれで小さくまとめて空間を確保しましょう。
  • 上着
    北京などは昼夜の寒暖の差がはげしいので、1枚上にはおるものを持っていくと重宝します。夏の冷房冷え対策にも。
  • 常備薬
    気候の変化や旅の疲れから体調を崩すこともあります。薬は飲み慣れているものを用意しましょう。

フライト・飛行時間

日本の主要都市から、北京、上海など中国の主要都市へは2時間〜4時間前後。わずか1時間の時差なので、時差ぼけの心配もありません。

  • 直行便・経由便
    羽田、成田、関空をはじめ、中部、福岡、札幌、仙台、広島、那覇などから、北京、上海のほか、天津、重慶、杭州、成都、昆明、桂林、広州、西安、瀋陽、大連などへ直行便・経由便が運航。
  • 機内への持ち込み
    原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm 以内。テロ対策で厳しくなっているので、爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。液体は100ml以下の容器に移して透明な袋に入れましょう。

中国への入国

2023年8月現在、査証免除措置停止中のため査証が必要。

  • パスポート残存有効期限
    パスポートの有効残存期間が入国時6ヶ月以上あるのが望ましい。
  • ビザの発給
    一般旅券所持者は15日以内であればビザ不要。16日以上滞在する場合はビザの申請が必要です。
    ※2020年3月から査証免除措置停止中
  • 出入国カード
    出入国カードは入出国一体型です。パスポートとともに入国審査の際に必要です。あらかじめ機内(船内)で記入し、入国時に提出のこと。
  • ※日本国籍の方が観光目的で短期入国する場合の条件です。
    ※この情報は2024年3月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • 中国入国の流れ
    1. 1.入国審査
      外国人専用のカウンターに並び、審査官にパスポートと出入国カードを提示。
    2. 2.荷物の受け取り
      日本出発の際に手荷物を預けた人は、自分が乗ってきた飛行機の便名が表示されたターンテーブルで受け取ります。
    3. 3.税関
      荷物の検査を受けます。免税の人は緑ランプの台へ、申告するものがある人は赤ランプの台へ。

中国から出国

  • 中国出国の流れ
    1. 1.搭乗手続き(チェックイン)
      航空会社の自分が利用するクラスのカウンターに並び、航空券とパスポートを提出し、荷物を預け、搭乗券を受け取ります。
    2. 2.税関手続き
      免税の人は緑ランプの台へ、申告するものがある人は赤ランプの台へ進み、検査を受けます。
    3. 3.出国審査
      外国人用の出国窓口に並び、係官にパスポートと出国カードを提示し、出国審査を終えたら、手荷物検査とボディチェックを受けます。

水事情

衛生事情の良い大都市でも、水道設備はまだまだ不完全。高級ホテルでも、蛇口をひねると濁った水が出てくることも。水道水は絶対に飲まないようにしましょう。

  • レストランや食堂では
    外国人観光客向けのレストランで出される水は飲んでかまいませんが、地元の人が利用する食堂の水は飲まないようにしましょう。
  • 観光にはミネラルウォーターを
    シルクロードや辺境の砂漠地帯はもちろん、大都市でも夏の屋外はかなり高温になります。観光にミネラルウォーターは必需品。
  • ミネラルウォーター(500ml)物価は?
    スーパーやコンビニなら約5元で手軽に購入できます。

トイレ事情

大都市や観光地のトイレは、個室・水洗のトイレが主流に。しかし地方では扉なしトイレが健在。並んで用を足す勇気のない人は、ホテルのトイレを利用しましょう。

  • 紙は備え付けのくずかごへ
    紙は備わっていないので、ティッシュを携行しましょう。また、水流が弱く流れないので、使用後は便器の脇にあるくずかごに捨てること。

郵便・電話・インターネット

電話はカード式公衆電話が普及。郵便はエアメールなら北京、上海から3〜4日で日本に届くので、中国らしい絵ハガキを家族や友人に送ってみては。

  • 郵便
      • 切手:切手の購入は郵便局かホテルのフロントで。郵便局は市内随所にあり、休日も開いていて便利。
      • ポスト:郵便物は郵便局や街角の緑色のポストに投函するか、ホテルのフロントに依頼。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本に直接ダイヤルする場合、国際電話識別番号(00)、日本の国番号(81)、市外局番から0をとった番号(東京なら3)、市内局番と相手の電話番号の順に入力します。
    • レンタル携帯:中国でも使える携帯電話があると、なにかと便利。出発前に日本でレンタルし、携帯番号を家族や友人に連絡しておけば安心です。
  • インターネット事情
    • 都市部には日本語環境の整ったインターネットカフェがあり、1時間数元程度で利用できます。主要ホテルにはブロードバンドが整備されています。

トラブル・治安

急激な経済発展により貧富の差が拡大し、犯罪は増加傾向に。夜間の一人歩きは避け、観光地や繁華街などで日本語で話しかけられても、誘いにはのらないように。

  • スリ・ひったくり
    バッグを切られ中身をすられるケースも。日本人はお金持ちと見られて狙われがち。多額の現金を持ち歩かないこと。空港やホテルのチェックインの際には荷物から目を離さないように。
  • パスポート(旅券)の紛失
    最寄りの警察署で紛失証明書を発行してもらい、日本大使館または総領事館にオープン時間内に出頭し、再発給の申請・発給を受けなくてはならないので、管理をしっかり。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    パスポートを盗まれると再発給に時間がかかり、ツアーの場合は一人とり残されることに。発給までの滞在費、通訳などの費用、交通費など、思いもよらぬ高額な費用もかかります。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    盗難や病気、ケガ、交通事故など、もしもの時のために海外旅行保険に入っておきましょう。万一トラブルに遭った場合、補償やサポートが受けられ安心です。

マナー

中国と日本は歴史的にも文化的にも深いつながりがあるのに、意外と知られていない習慣やマナー。戸惑うことも多いかもしれませんが、郷に入っては郷に従えです。

  • チップ
    チップの習慣はなく、ホテルもタクシーもチップは不要。ただし特別なことをしてもらったときはお礼の気持ちを渡しましょう。なお最近は、外資系のホテルを中心にチップの習慣が広まっています。
  • 喫煙
    北京五輪を契機に公共の場所での喫煙が規制され、禁煙席を設ける飲食店も増えています。しかし、タバコがコミュニケーションの手段になっており、勧め、勧められながら大勢でタバコを楽しむ中国は、まだまだ喫煙者に寛大。
  • 写真撮影
    軍事施設、立入禁止区域、空港などを除き、写真撮影は原則自由です。判断に迷う場合は、現地の人に確認しましょう。人物を撮るときは、無遠慮にカメラを向けないで、相手にことわってから。
  • 酒席のマナー
    酒席で1人手酌は禁物。乾杯を繰り返し、一緒に飲んで盛り上がるのが中国の宴のマナー。もちろん騒いだり、正体を失うほど酔っぱらうのはマナー違反。

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