シルクロード

旅に役立つ情報満載阪急交通社が提供

シルクロード|中国観光ガイド

西安(または洛陽)からローマまで、アジアとヨーロッパを結ぶ長大な交易路シルクロード。敦煌からトルファン、ウルムチを経て天山山脈の北麓を進む天山北路、南麓を行く天山南路・西域北道、タクラマカン砂漠南辺を辿る天山南路・西域南道には、幾多の歴史ドラマが刻まれています。

シルクロード|ウルムチ
シルクロード天山北路の要衝として栄えたウルムチ
交易商人ばかりじゃない シルクロードを旅した人々
7世紀には唐の僧・玄奘三蔵が天竺(インド)へ旅立ち、13世紀には「東方見聞録」を著したマルコ・ポーロが旅しています。
シルクロード|トルファン
西安
シルクロード|西安
唐の都であった長安の時代、シルクロードを通じて西欧の文化が流入し、ローマと並ぶ国際都市として栄えました。
蘭州
シルクロード|蘭州
敦煌から約1,000km。黄河に沿って開けたシルクロードの要衝。奇岩怪石が続く黄河を、船で炳霊寺石窟観光へ。
天水
シルクロード|天水
西安を出て甘粛省に入り最初に至るシルクロードの要衝。絶壁に掘られた麦積山石窟、杜甫ゆかりの南郭寺が有名。
武威
シルクロード|武威
東西交流の中継都市として栄え、青銅製の奔馬が出土した雷台漢墓、甘粛省最大の孔子廟・文廟など見どころ豊富。
シルクロード|シルクロード地図
嘉峪関
シルクロード|嘉峪関
万里の長城の最西端。異民族の侵入を防ぐために明代に完成。三層の望楼が、かつての威容を偲ばせます。
敦煌
シルクロード|敦煌
甘粛省の河西回廊の最西端に位置し、古くから東西文化の接点として繁栄。唐代には仏教芸術が花開きました。
砂漠の大画廊「莫高窟」
シルクロード|莫高窟 156窟
▲莫高窟 156窟
莫高窟の内部は、四壁と天井に仏教を主題とした壁画を描き、鮮明な彩色を施した2,000体余の塑造の仏像を安置。初期のインド様式の仏像が隋代を経て、唐代に芸術的完成をみる過程がよくわかります。
莫高窟
シルクロード|莫高窟
4世紀~14世紀に鳴沙山の東麓に築かれた石窟群。492窟が現存、壁画や彩色塑像が残されています。世界遺産。
鳴沙山
シルクロード|鳴沙山
流砂に覆われ、風が吹くと砂が音をたてます。ラクダに乗って、麓の三日月形の月牙泉をめぐる観光が人気。
玉門関
シルクロード|玉門関
敦煌から約80km。天山南路への入口に漢代に設けられた関所跡。今も残る城壁が、往時の面影を偲ばせます。
西千仏洞
シルクロード|西千仏洞
敦煌の西方約35kmの党河の岸壁に、北魏から唐代に築かれた石窟群。約200mにわたって22窟が現存しています。
トルファン(火焔山)
シルクロード|トルファン(火焔山)
『西遊記』の舞台となった火の山。真夏は地表温度が70度に達し、炎のようにゆらめいて見えるといわれます。
ベゼクリク千仏洞
シルクロード|ベゼクリク千仏洞
火焔山の北麓に6世紀~14世紀に築かれた石窟群。57窟が現存し、40余窟に壁画が残されています。
ウルムチ
シルクロード|ウルムチ
多民族が暮らす天山北路の要衝。楼蘭の美女のミイラで有名な新疆ウイグル自治区博物館、郊外の天池は必見。
カシュガル
シルクロード|カシュガル
天山南路の西端にあり、中国と中央アジアとを結ぶ要衝。イスラム教徒のウイグル族が多く、異国情緒が漂います。
ホータン
シルクロード|ホータン
95%がウイグル族という西域南路のオアシス都市。古来、東西交易で栄え、特産品の玉と絨毯は古くから有名。

中国のおすすめツアーはこちら