フランスワイン

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フランスワイン|フランス観光ガイド

ワイン大国フランスには、個性豊かなワイン産地が。郷土料理と一緒に、その土地のワインを飲んでみましょう。
 また、海と山に囲まれ、さんさんと太陽が降り注ぐ豊穣の大地は、名シェフたちの創造力をかき立てる個性的な食材の宝庫。各地に特産の食材があります。

ぶどう畑 ▲収穫を待つぶどう畑。やがて豊潤なワインに
フランスワインの三大名産地を知っておこう
ワイン
高貴なシャンパンを生み出すシャンパーニュ。秀逸な赤ワインの産地ボルドー。ブルゴーニュは、白ワインのシャブリで有名。ぜひ本物の味を楽しみましょう。
  • ロワール
    ロワール
    ロワール河の流域に広がるワイン産地。辛口の白が主体ですが、フルーティーな赤も作られています。
  • シャンパーニュ
    シャンパーニュ
    ドン・ペリニヨンで知られる上質な発泡性ワインの産地。シャンパンと呼べるのは、この地方のワインだけです。
  • ボルドー
    ボルドー
    メドック、サンテミリオンなどの銘醸地が目白押し。力強く優雅な味わいから、「ワインの女王」とも。
  • アルザス
    アルザス
    ドイツ国境に近く、ドイツ系のぶどう品種から作られる辛口の白が主体。細長のボトルもドイツ風。
  • プロヴァンス
    プロヴァンス
    地中海に面したフランス最古のワイン産地。ロゼが有名ですが、辛口の白や赤も作られています。
  • ブルゴーニュ
    ブルゴーニュ
    ロマネ・コンティを最高峰に、赤のボージョレ、白のシャブリなどを生み出す、ボルドーと並ぶ銘醸地帯。
  • コート・デュ・ローヌ
    コート・デュ・ローヌ
    ヌフ・デュ・パフなどの個性的で良質なワインを産出するローヌ河沿いの産地。北は赤、南はロゼが有名です。
ミネラルウォーター(オーヴェルニュ)
フランス中央部のオーヴェルニュ地方は、おいしい水のふるさと。日本でもおなじみの「ボルヴィック」など、火山層でろ過され、ミネラル成分を含んだ源泉が随所で湧き出しています。
バター(エシレ)
伝統的なチーク材の撹絆器を使用し、乳酸菌を添加して造る芳醇な風味と香りの発酵バター。多くの三ツ星レストランや、英国王室、モナコ王室などでも愛用されている最高級品。
マスタード(ディジョン)
ブルゴーニュ・ワインのおひざもと、ディジョン近郊で伝統の製法を守りながら造られる名産のマスタードは、独特の風味があり、ミシュランの星付きシェフも愛用。
塩(ゲランド)
ゲランドの塩は、ブルターニュ半島のゲランド一帯で、伝統の製塩法でつくられる、海水のミネラル分をたっぷり含んだ滋味豊かな自然塩。
コンフィチュール(プロヴァンス)
コンフィチュールとはフランス語でジャムのこと。最近人気のプロヴァンスのコンフィチュールは、果物のフレッシュ感を大切につくられ、素材のおいしさがギュッと詰まっています。
ハチミツ(プロヴァンスほか)
プロヴァンスのラベンダーなど、フランスの大地で育つ花々から採集される天然、無添加の純粋なハチミツ。ミツバチが蜜を採集する草木によって異なるフレーバーと味が楽しめます。
フランスワインのカンタン基礎知識
ワインの格付けとは?
ワインの格付けとは?
4つの等級に分けられ、最高格付けがA.O.C.(原産地名称統制ワイン)。地域→地区→村と、範囲が狭くなるほど上質です。
▲自分好みを探そう
ラベルにも意味づけがある
ラベルにも意味づけがある
(1)はボトルに詰めた場所・会社名(2)は銘柄(3)はブドウの収穫年(4)は原産地(5)は格付けのこと。読み方がわかるとワイン選びが楽しくなります。
▲ワイン選びの参考に
VIN(ヴァン)とは?
VIN(ヴァン)とは?
メニューにVIN(ヴァン)とあったらワインのこと。迷ったらソムリエに相談。料理に合う手頃なワインをすすめてくれます。
▲さまざまなワインが楽しめる
ワインの飲み頃の温度は?
ワインの飲み頃の温度は?
白や軽めの赤は冷やしてカジュアルに。フルボディの赤は、本来の芳醇な香りと深い味を楽しむために常温でいただきましょう。
▲温度にもこだわりが
グルメコラム2 フランスグルメの名脇役
個性豊かなフロマージュ
  1. フロマージュ
    フロマージュとはフランス語でチーズのこと。種類も豊富で、辛口の白から力強い赤まで、ワインに合うチーズが。
  2. カマンベール
    カマンベールとは、原産地のノルマンディの村の名前。なめらかで食べやすい、日本でも人気の白カビチーズ。
  3. ポン・レヴェック
    熟成中に外皮を洗うウォッシュタイプのチーズ。香りは強烈ですが、中味はまろやか。ノルマンディ産。
  4. カンタル
    オーヴェルニュ地方の標高1,000m以上の山中で、ローマ時代から作られているセミハードタイプのチーズ。きめが細やかで、クルミのような味が特徴。
エポワス
ブルゴーニュ地方エポワス村が発祥。熟成中にマール酒を加えた白ワインで外皮を洗うウォッシュタイプチーズの最高峰。風味が強く、コクのある赤に合います。
ロックフォール
フランス南部ロックフォール村で、羊乳を原料として造られる青カビチーズ。石灰岩の洞窟の中で熟成させた、特有の香りと濃厚な味に合うのは、コクのある赤。
美食の都リヨン
「ポール・ボキューズ」をはじめ、ミシュランの星付きレストランがひしめくリヨン。名シェフが腕を競い合う、グルメなら一度は訪れたい美食の都です。
  • ポール・ボキューズ
  • ランチもできるので一度は利用したい
世界の珍味を本場で味わう
フォアグラとトリュフ、世界三大珍味の2つが揃うフランスは美食の国。特にフォアグラはテリーヌにしたりと、フランス料理には欠かせません。
  • 本場リムーザンで食べたいフォアグラ
フォアグラ

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