シチリア島のおすすめ観光スポットシチリア島観光ガイド

パレルモ大聖堂パレルモ大聖堂
ギリシア劇場ギリシア劇場

エトナ山や美しい海岸線が魅力の島で、古代ギリシャ遺跡やバロック建築が点在するシチリア島。パレルモやタオルミーナなど、歴史ある街並みと地元のワインやシーフード、カンノーロなどの伝統的な料理が楽しめるシチリア島観光のおすすめスポットやグルメを紹介します。

シチリア島観光マップ

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シチリア島のおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • パレルモ マッシモ劇場 内部 2016/9

    マッシモ劇場

    マッシモ劇場はイタリア最大の歌劇場です。ネオクラシック様式の豪奢な外観はパレルモのシンボルとして愛されています。映画「ゴッドファーザー」のロケ地になっているため、映画ファンも多く訪れる人気の観光スポットです。外観だけでなく内装も豪華絢爛で、スカラ座よりも広い劇場は大迫力。公演の時にはドレスや礼服に身を包んだ人々が集まり、さらに華やかな雰囲気になります。本場のオペラを鑑賞するほか、公演がなくても見学ツアーを楽しめます。「ゴッドファーザー」に登場した階段は旅の記念撮影にぴったり。マッシモ劇場の目の前の広場は市民の憩いの場になっており、ジェラートを食べながらゆっくり休憩するのもおすすめです。

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  • ギリシャ劇場 タオルミーナ エトナ山 Griechisch-römisches Theater in Taormina

    ギリシア劇場

    ギリシア劇場は、古代ローマの劇場としては世界で3番目、シチリア島では2番目の大きさを誇るタオルミーナを代表する観光スポットです。もともとはヘレニズム時代にギリシア人によって岩場をくり抜いて建設され、古代ローマでローマ人によって闘技場に改築されました。一番高いところで標高250mもあり、客席からは舞台後方にイオニア海やエトナ山、メッシーナ海峡、イタリア半島の大パノラマが見渡せる絶景スポットとしても人気です。楽屋口として使われていた舞台裏や当時の石碑も見学可能で、古代劇場として使われていた名残を随所に感じられるのもポイント。夏には実際にコンサートやオペラが開催され、古代劇場とイベントのコラボレーションを楽しめます。

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  • タオルミーナ 4月9日広場  シチリア島

    4月9日広場

    ウンベルト1世通りの中心部にある4月9日広場は、モザイク模様の石畳が美しい広場で、夜遅くまで観光客や市民で賑わう街の憩いの場です。もともとは広場にある教会にちなんで「サント・アゴスティーノ広場」と呼ばれていましたが、1860年4月9日、大聖堂でのミサ中にイタリアの軍事家ガリバルディがイタリア統一戦争から市民を解放するために向かっているという噂に沸き起こった歓喜から改名されました。見晴らしの良い広場からは、エトナ山や海岸線、ギリシア劇場などの絶景が楽しめます。街のメインスポットであるウンベルト1世通りを散策した後に、4月9日広場のカフェやバルで美しい景色を眺めながら休憩するのがおすすめです。

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  • イタリア シチリア島 アグリジェント

    アグリジェント

    アグリジェントは、シチリア最大の遺跡群「神殿の谷」があることで有名な街です。古代には約30万人もの人々が暮らし、古代ギリシアの神殿群が集中していたことから詩人ピンダロスが「人類の都市で最も美しい場所」と称賛する場所でした。今なお保存状態の良い遺跡が多数残っており、イタリアの国定史跡やユネスコ世界文化遺産にも登録されています。見どころは、ローマ神話において平和を象徴する女神を祭る「コンコルディア神殿」。ほとんど当初の原形をとどめているほど保存状態が良く、神殿の谷を象徴する存在として親しまれています。昼の景観も素晴らしいですが、ライトアップされる夜もおすすめで、幻想的に浮かび上がる遺跡群を楽しめます。

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  • パレルモ チェファルー 街並み

    チェファルー

    シチリア島北部の小さな海辺の街、チェファルー。かつては海と絶壁に囲まれた静かな漁村でしたがリゾート地として発達し、夏はヨーロッパ中から訪れる多くの観光客で賑わいます。海水浴はもちろん、ビーチでゆっくり過ごしたり石畳の細い道を散策したり、思い思いの過ごし方を楽しめる場所です。また、アラブ・ノルマン様式の建造物の一つでモザイクが美しいチェファルー大聖堂や、マンドラリスカ男爵のコレクションを展示しているマンドラリスカ博物館など、見どころもたくさん。頂上にディアナ神殿跡を有する大きな岩山もあり、トレッキングに挑戦するのもおすすめです。古代の歴史や文化、美しい景色を存分に満喫できるスポットです。

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  • タオルミーナ メッシーナ門

    メッシーナ

    イタリア本島からの玄関口でシチリア島北西部の港町、メッシーナ。シチリア島では3番目に大きい都市で、約2,000年前から続く商業や貿易などで発展してきました。かつて1908年に起こった大震災と津波により壊滅的な被害を受け、現在見られる風景は復興後の新しく整備された町並みです。見どころは、ドゥオモの隣にある鐘楼。鐘楼には巨大な仕掛け時計が設置されており、毎日正午になると音楽にあわせて時計が動き、聖母マリアの物語が展開します。鐘楼の中には階段もあり、頂上から美しいメッシーナの町を一望するのもおすすめ。また、甘さがクセになる伝統菓子「ピニョラータ」や魚介類を中心とした郷土料理も美味しく、訪れる価値のあるスポットです。

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  • シラクーザ大聖堂

    シラクーザ

    シチリア島の南東部にあるシラクーザは、古代ギリシア・ローマ時代の遺跡が数多く残ることで有名な都市です。古代ローマの賢人キケロに「ギリシア都市の中で最大にして最も美しい町」と称賛された場所で、日本では太宰治の小説「走れメロス」の舞台としても知られています。街は大きな橋を挟んで新市街と旧市街の本土、オルテジア島に分かれており、見どころもたくさん。ヨーロッパ一大きいギリシア劇場をはじめ、「シチリアで最も美しい広場」と称されるドゥオモ広場、バロック様式の美しい柱が特徴的なドゥオモなど見逃せないスポットばかりです。新鮮な魚介類が味わえるレストランやおしゃれなバーも多く、一日中満喫できるスポットです。

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  • シチリア島 パレルモ大聖堂

    パレルモ大聖堂

    パレルモで一番の大きさを誇る教会、カテドラル。もともとこの地には4世紀から教会が立っており、1184年に大司教グアルティエーロ・オッファミーリオによって建造されました。改修や増築が繰り返され現在の姿となり、典型的なノルマン様式から18世紀後半改装の新古典様式までさまざまな建築様式が織り交ざっているのが特徴です。創建当時の面影はほとんどなく、パレルモが歩んできた歴史が反映された印象的な外観は一見の価値ありです。内部は1801年に改修された新古典様式で、見どころは祭壇近くにある季節を表す日時計やパレルモの守護聖人「聖ロザリア」の礼拝堂。また、歴代の王と王妃の霊廟や宝物殿などもあるほか、屋上に上ってパレルモ市街を見渡すのも人気です。

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  • クアトロ・カンティ

    クァットロ・カンティ

    イタリア語で「四つの角」を意味する交差点、クァットロ・カンティ。ヴィットリオ・エマヌエレ通りとマクエダ通りの2本のメインストリートが交差しており、パレルモ旧市街の真ん中に位置しています。起源は17世紀初頭の都市再整備計画によって造られた交差点で、1609年に設計が始まり10年以上の月日をかけて完成しました。四つの角の壁面は3階建てで、それぞれ上段にパレルモの守護聖人の像、中断に歴代スペイン王の彫像、下段に四季を表す噴水と彫刻があり、華麗なバロック様式の装飾が堪能できるのも魅力の一つ。なかでも下段の四季を表す彫刻は、春は若い娘、冬は老婆と右回りに年を重ねていく様子が興味深く、一見の価値ありです。

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  • シチリア パレルモ ノルマン宮殿

    ノルマンニ宮殿

    2,000年以上の歴史を誇るヨーロッパ最古の宮殿、ノルマンニ宮殿。シチリアの重要な遺跡で、ユネスコ世界文化遺産「パレルモのアラブ・ノルマン様式建造物群およびチェファルー大聖堂、モンレアーレ大聖堂」の構成資産の一つとしても知られています。見どころは、金箔のモザイクが美しい王家の居室「ルッジェーロの間」や、現在はシチリア地方議会の本拠地として利用されている「ヘラクレスの間」。「パレルモで最も美しい遺産」と称されるパラティーナ礼拝堂も見事で、創建当時に影響を与えた西洋と中東の文化や芸術、哲学などが色濃く反映されたアラブ・ノルマン建築の傑作は必見です。ガイドによる解説もあり、シチリアの歴史と文化を学ぶのに欠かせないスポットです。

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  • パレルモ モンレアーレ大聖堂

    モンレアーレ大聖堂

    モンレアーレ大聖堂は、シチリア島にあるノルマン建築様式を代表する建造物で、ユネスコ世界文化遺産「パレルモのアラブ・ノルマン様式建造物群およびチェファルー大聖堂、モンレアーレ大聖堂」の構成資産の一つです。1174年にシチリア王国3代目国王グリエルモ2世の命により、被昇天の聖母に感謝を捧げる教会として建設が始められ、1182年に完成しました。見どころは、内部の壁面を埋め尽くすほどの金箔のモザイク。現存する教会のなかで一番モザイク装飾の表面積が大きく、なかでも荘厳な「全知全能の神キリスト」のモザイクは必見です。また、200本を超える円柱が立ち並ぶ優美な回廊やパレルモが一望できる展望庭園も見事で、訪れる人々を魅了します。

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  • エトナ山 ワイン畑

    エトナ山

    ヨーロッパでもっとも活発な火山で、世界自然遺産にも登録されている名峰、エトナ山。噴火の歴史は約50万年前にまで遡るといわれるほど古く、年に数回から多い時で十数回の噴火が起こりますが、火砕流が発生しないため危険な火山には認定されていません。標高約3,330mと地中海の島のなかでは最高峰で、2,920mの噴火口区域まではバスやロープウェーを乗り継いでアクセス可能です。その先は地元ガイドの同行で登山も可能で、噴煙を上げる火口の間近まで迫れ、自然の偉大さや力強さを体感できます。また、一周100kmほどのエトナ山麓を周遊する私鉄チルクメトネア鉄道も走っており、車窓から雄大なエトナ山を眺めるのもおすすめの楽しみ方です。

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  • シチリア カターニア ベッリーニ庭園

    ベッリーニ庭園

    カターニア最古の都市公園、ベッリーニ庭園。カターニア出身で19世紀初頭に活躍した有名オペラ作曲家ヴィンチェンツォ・ベッリーニの別荘庭園としても知られています。広い敷地内に木々が立ち並ぶ緑豊かな庭園で、1883年の完成後から現在まで憩いの場としてカターニア市民に親しまれています。庭園内では歴史的な建物や彫刻、噴水が見られるほか、四季折々の花々を愛でられ、散策を楽しむのにもってこい。至るところにベンチが設置されているのも特徴で、観光の途中に立ち寄って疲れを癒やす場所としても適しています。また、夏季には庭園内でコンサートなどのイベントも開催され、美しい自然のなかで音楽を楽しむ贅沢な時間が過ごせます。

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  • アポロ神殿 リマソル キプロス アポロン神殿

    アポロ神殿

    アポロ神殿は、オルテジア島の橋を渡るとすぐに目に飛び込んでくる古代遺跡群です。紀元前6世紀末から7世紀頃に建設され、シチリアに残るドリス式の神殿のなかでも最古の神殿と考えられています。神殿はビザンチン時代からスペイン支配の時代にかけて、教会・モスク・兵舎とさまざまな用途で使われており、17世紀末の大地震で崩壊しましたが19世紀に発掘されました。住宅街に囲まれたパンカーリ広場内にあり現存しているのは一部しかありませんが、残っている太い円柱は力強く立ち並んでおり、歴史を感じられるスポットとして人気です。夜にはライトアップも行われ、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気の景観が楽しめます。

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  • エオリア諸島 リパリ島

    エオリア諸島

    シチリア島北方、ティレニア海南部にY字型に並んで浮かぶ火山性の諸島。主要な7つの島で構成される諸島全体には約1万3000人の人々が暮らしてます。いまなお活発な火山活動を行っているストロンボリ島(ストロンボリ火山)からは「ストロンボリ式噴火」、ヴルカーノ島(ヴルカーノ火山)からは「ブルカノ式噴火」の用語がそれぞれ生まれ学術用語に採用されており、火山学の発展に大きく影響しました。2000年には世界自然遺産にも登録されています。観光の際には、シチリアのミラッツォかメッシーナからフェリーでアクセスするのが便利です。

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マッシモ劇場はイタリア最大の歌劇場です。ネオクラシック様式の豪奢な外観はパレルモのシンボルとして愛されています。映画「ゴッドファーザー」のロケ地になっているため、映画ファンも多く訪れる人気の観光スポットです。外観だけでなく内装も豪華絢爛で、スカラ座よりも広い劇場は大迫力。公演の時にはドレスや礼服に身を包んだ人々が集まり、さらに華やかな雰囲気になります。本場のオペラを鑑賞するほか、公演がなくても見学ツアーを楽しめます。「ゴッドファーザー」に登場した階段は旅の記念撮影にぴったり。マッシモ劇場の目の前の広場は市民の憩いの場になっており、ジェラートを食べながらゆっくり休憩するのもおすすめです。

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ギリシア劇場は、古代ローマの劇場としては世界で3番目、シチリア島では2番目の大きさを誇るタオルミーナを代表する観光スポットです。もともとはヘレニズム時代にギリシア人によって岩場をくり抜いて建設され、古代ローマでローマ人によって闘技場に改築されました。一番高いところで標高250mもあり、客席からは舞台後方にイオニア海やエトナ山、メッシーナ海峡、イタリア半島の大パノラマが見渡せる絶景スポットとしても人気です。楽屋口として使われていた舞台裏や当時の石碑も見学可能で、古代劇場として使われていた名残を随所に感じられるのもポイント。夏には実際にコンサートやオペラが開催され、古代劇場とイベントのコラボレーションを楽しめます。

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ウンベルト1世通りの中心部にある4月9日広場は、モザイク模様の石畳が美しい広場で、夜遅くまで観光客や市民で賑わう街の憩いの場です。もともとは広場にある教会にちなんで「サント・アゴスティーノ広場」と呼ばれていましたが、1860年4月9日、大聖堂でのミサ中にイタリアの軍事家ガリバルディがイタリア統一戦争から市民を解放するために向かっているという噂に沸き起こった歓喜から改名されました。見晴らしの良い広場からは、エトナ山や海岸線、ギリシア劇場などの絶景が楽しめます。街のメインスポットであるウンベルト1世通りを散策した後に、4月9日広場のカフェやバルで美しい景色を眺めながら休憩するのがおすすめです。

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アグリジェントは、シチリア最大の遺跡群「神殿の谷」があることで有名な街です。古代には約30万人もの人々が暮らし、古代ギリシアの神殿群が集中していたことから詩人ピンダロスが「人類の都市で最も美しい場所」と称賛する場所でした。今なお保存状態の良い遺跡が多数残っており、イタリアの国定史跡やユネスコ世界文化遺産にも登録されています。見どころは、ローマ神話において平和を象徴する女神を祭る「コンコルディア神殿」。ほとんど当初の原形をとどめているほど保存状態が良く、神殿の谷を象徴する存在として親しまれています。昼の景観も素晴らしいですが、ライトアップされる夜もおすすめで、幻想的に浮かび上がる遺跡群を楽しめます。

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シチリア島北部の小さな海辺の街、チェファルー。かつては海と絶壁に囲まれた静かな漁村でしたがリゾート地として発達し、夏はヨーロッパ中から訪れる多くの観光客で賑わいます。海水浴はもちろん、ビーチでゆっくり過ごしたり石畳の細い道を散策したり、思い思いの過ごし方を楽しめる場所です。また、アラブ・ノルマン様式の建造物の一つでモザイクが美しいチェファルー大聖堂や、マンドラリスカ男爵のコレクションを展示しているマンドラリスカ博物館など、見どころもたくさん。頂上にディアナ神殿跡を有する大きな岩山もあり、トレッキングに挑戦するのもおすすめです。古代の歴史や文化、美しい景色を存分に満喫できるスポットです。

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イタリア本島からの玄関口でシチリア島北西部の港町、メッシーナ。シチリア島では3番目に大きい都市で、約2,000年前から続く商業や貿易などで発展してきました。かつて1908年に起こった大震災と津波により壊滅的な被害を受け、現在見られる風景は復興後の新しく整備された町並みです。見どころは、ドゥオモの隣にある鐘楼。鐘楼には巨大な仕掛け時計が設置されており、毎日正午になると音楽にあわせて時計が動き、聖母マリアの物語が展開します。鐘楼の中には階段もあり、頂上から美しいメッシーナの町を一望するのもおすすめ。また、甘さがクセになる伝統菓子「ピニョラータ」や魚介類を中心とした郷土料理も美味しく、訪れる価値のあるスポットです。

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シチリア島の南東部にあるシラクーザは、古代ギリシア・ローマ時代の遺跡が数多く残ることで有名な都市です。古代ローマの賢人キケロに「ギリシア都市の中で最大にして最も美しい町」と称賛された場所で、日本では太宰治の小説「走れメロス」の舞台としても知られています。街は大きな橋を挟んで新市街と旧市街の本土、オルテジア島に分かれており、見どころもたくさん。ヨーロッパ一大きいギリシア劇場をはじめ、「シチリアで最も美しい広場」と称されるドゥオモ広場、バロック様式の美しい柱が特徴的なドゥオモなど見逃せないスポットばかりです。新鮮な魚介類が味わえるレストランやおしゃれなバーも多く、一日中満喫できるスポットです。

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パレルモで一番の大きさを誇る教会、カテドラル。もともとこの地には4世紀から教会が立っており、1184年に大司教グアルティエーロ・オッファミーリオによって建造されました。改修や増築が繰り返され現在の姿となり、典型的なノルマン様式から18世紀後半改装の新古典様式までさまざまな建築様式が織り交ざっているのが特徴です。創建当時の面影はほとんどなく、パレルモが歩んできた歴史が反映された印象的な外観は一見の価値ありです。内部は1801年に改修された新古典様式で、見どころは祭壇近くにある季節を表す日時計やパレルモの守護聖人「聖ロザリア」の礼拝堂。また、歴代の王と王妃の霊廟や宝物殿などもあるほか、屋上に上ってパレルモ市街を見渡すのも人気です。

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イタリア語で「四つの角」を意味する交差点、クァットロ・カンティ。ヴィットリオ・エマヌエレ通りとマクエダ通りの2本のメインストリートが交差しており、パレルモ旧市街の真ん中に位置しています。起源は17世紀初頭の都市再整備計画によって造られた交差点で、1609年に設計が始まり10年以上の月日をかけて完成しました。四つの角の壁面は3階建てで、それぞれ上段にパレルモの守護聖人の像、中断に歴代スペイン王の彫像、下段に四季を表す噴水と彫刻があり、華麗なバロック様式の装飾が堪能できるのも魅力の一つ。なかでも下段の四季を表す彫刻は、春は若い娘、冬は老婆と右回りに年を重ねていく様子が興味深く、一見の価値ありです。

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2,000年以上の歴史を誇るヨーロッパ最古の宮殿、ノルマンニ宮殿。シチリアの重要な遺跡で、ユネスコ世界文化遺産「パレルモのアラブ・ノルマン様式建造物群およびチェファルー大聖堂、モンレアーレ大聖堂」の構成資産の一つとしても知られています。見どころは、金箔のモザイクが美しい王家の居室「ルッジェーロの間」や、現在はシチリア地方議会の本拠地として利用されている「ヘラクレスの間」。「パレルモで最も美しい遺産」と称されるパラティーナ礼拝堂も見事で、創建当時に影響を与えた西洋と中東の文化や芸術、哲学などが色濃く反映されたアラブ・ノルマン建築の傑作は必見です。ガイドによる解説もあり、シチリアの歴史と文化を学ぶのに欠かせないスポットです。

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モンレアーレ大聖堂は、シチリア島にあるノルマン建築様式を代表する建造物で、ユネスコ世界文化遺産「パレルモのアラブ・ノルマン様式建造物群およびチェファルー大聖堂、モンレアーレ大聖堂」の構成資産の一つです。1174年にシチリア王国3代目国王グリエルモ2世の命により、被昇天の聖母に感謝を捧げる教会として建設が始められ、1182年に完成しました。見どころは、内部の壁面を埋め尽くすほどの金箔のモザイク。現存する教会のなかで一番モザイク装飾の表面積が大きく、なかでも荘厳な「全知全能の神キリスト」のモザイクは必見です。また、200本を超える円柱が立ち並ぶ優美な回廊やパレルモが一望できる展望庭園も見事で、訪れる人々を魅了します。

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ヨーロッパでもっとも活発な火山で、世界自然遺産にも登録されている名峰、エトナ山。噴火の歴史は約50万年前にまで遡るといわれるほど古く、年に数回から多い時で十数回の噴火が起こりますが、火砕流が発生しないため危険な火山には認定されていません。標高約3,330mと地中海の島のなかでは最高峰で、2,920mの噴火口区域まではバスやロープウェーを乗り継いでアクセス可能です。その先は地元ガイドの同行で登山も可能で、噴煙を上げる火口の間近まで迫れ、自然の偉大さや力強さを体感できます。また、一周100kmほどのエトナ山麓を周遊する私鉄チルクメトネア鉄道も走っており、車窓から雄大なエトナ山を眺めるのもおすすめの楽しみ方です。

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カターニア最古の都市公園、ベッリーニ庭園。カターニア出身で19世紀初頭に活躍した有名オペラ作曲家ヴィンチェンツォ・ベッリーニの別荘庭園としても知られています。広い敷地内に木々が立ち並ぶ緑豊かな庭園で、1883年の完成後から現在まで憩いの場としてカターニア市民に親しまれています。庭園内では歴史的な建物や彫刻、噴水が見られるほか、四季折々の花々を愛でられ、散策を楽しむのにもってこい。至るところにベンチが設置されているのも特徴で、観光の途中に立ち寄って疲れを癒やす場所としても適しています。また、夏季には庭園内でコンサートなどのイベントも開催され、美しい自然のなかで音楽を楽しむ贅沢な時間が過ごせます。

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アポロ神殿は、オルテジア島の橋を渡るとすぐに目に飛び込んでくる古代遺跡群です。紀元前6世紀末から7世紀頃に建設され、シチリアに残るドリス式の神殿のなかでも最古の神殿と考えられています。神殿はビザンチン時代からスペイン支配の時代にかけて、教会・モスク・兵舎とさまざまな用途で使われており、17世紀末の大地震で崩壊しましたが19世紀に発掘されました。住宅街に囲まれたパンカーリ広場内にあり現存しているのは一部しかありませんが、残っている太い円柱は力強く立ち並んでおり、歴史を感じられるスポットとして人気です。夜にはライトアップも行われ、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気の景観が楽しめます。

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シチリア島北方、ティレニア海南部にY字型に並んで浮かぶ火山性の諸島。主要な7つの島で構成される諸島全体には約1万3000人の人々が暮らしてます。いまなお活発な火山活動を行っているストロンボリ島(ストロンボリ火山)からは「ストロンボリ式噴火」、ヴルカーノ島(ヴルカーノ火山)からは「ブルカノ式噴火」の用語がそれぞれ生まれ学術用語に採用されており、火山学の発展に大きく影響しました。2000年には世界自然遺産にも登録されています。観光の際には、シチリアのミラッツォかメッシーナからフェリーでアクセスするのが便利です。

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マルタ島

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街全体が世界遺産に登録されている首都バレッタや、美しい絶景が楽しめる「青の洞門」など見どころが満載の島です。

アクセス
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ランペドゥーザ島

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海の透明度が高く、マリンアクティビティが充実。マンタやイルカなどの海洋生物に遭遇できるチャンスも。

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クリスタルブルーの海が美しい島。人気の景勝地「カーラ・ロッサ」では、シュノーケリングやダイビングなどが楽しめます。

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オリア諸島(リパリ島)

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世界自然遺産に登録されている火山島。「クワトロパーニの展望台」からは、どこまでも続く青い海とエオリア諸島が望めます。

アクセス
シチリア島から高速船で約1時間

シチリア島のおすすめ情報

Information

グルメ

カポナータ

カポナータ

シチリア風の夏野菜煮込みです。フランス料理のラタトゥイユに似ていますが、酢を加えてコクを出すのが特徴です。

フリッテッレ 料理

フリッテッレ

地方によってはドーナツもこの名で呼ばれますが、シチリアではカリフラワーのフライのことを指します。

ノルマ風パスタ

ノルマ風パスタ

揚げなすとリコッタサラータを使ったトマトソースのパスタで、オペラの「ノルマ」に例えられ愛されるシチリアの味です。

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