
◎【富山空港発/富山駅着】クリスタルクルーザー「菫」で往く 日本一周の旅 15日間
1,500,000~1,800,000円
北部を日本海と若狭湾に接する福井県は、柱状節理の岩肌を荒波が洗う東尋坊、野水仙が香りを放つ越前岬など、越前加賀海岸国定公園に指定された景勝の地が続きます。厳しい戒律で知られる曹洞宗大本山の国宝・永平寺を筆頭に歴史ある寺社仏閣も数多く残り、座禅体験に訪れる人も少なくありません。また、かつて越前国を支配した朝倉氏の城跡や史跡も多く、豊かな歴史を今に伝えています。越前ガニをはじめとしたグルメや温泉も充実し、楽しみ方も様々です。
日本海の海食によって生み出された奇石が約1kmにわたって続く柱状節理の奇勝で国の天然記念物。東尋坊タワーで全貌を見渡し、観光遊覧船から見るそそり立つ岩壁は迫力満点です。
九頭竜川の河口に開けた港町・三国。その北西部に広がる遠浅の海水浴場は日本海に沈む夕日が美しいスポットとして有名で、毎年8月には三国花火大会も開催されます(2020年は中止)。
日本海の荒波が岩壁をくり抜いた呼鳥門など、東尋坊に代表される荒々しい断崖と岩礁が続く雄々しい海岸線。越前岬では野生のスイセンが可憐な花を咲かせます。国定公園指定です。
徳川家康の二男であり、初代藩主の結城秀康が築城。四層五重の天守閣は大火で消失しましたが、現在も石垣とお堀の一部、「福井」の由来となった井戸・福の井が残っています。
織田信長の重臣・柴田勝家が築城した壮大な城。秀吉との戦いに破れ焼失しましたが、その後も福井の中心部だったとされています。現在は公園として整備され、遺構が見学できます。
戦国時代、約100年にわたって越前の国を治めた戦国大名・朝倉氏の城下町跡。発掘された当主の館、武家屋敷、寺院、町屋などが往時を偲ばせます。国の特別史跡・特別名勝に指定されています。
「北陸の小京都」とも呼ばれる越前大野の中心部、標高249mの亀山に織田信長の武将・金森長近が築城。秋の早朝、雲海に城だけが浮かぶような姿は「天空の城」と称されています。
藩営商店の開設や銅山経営などで、幕末の大野藩の財政建て直しに尽力した家老の屋敷。武家の暮らしを知る貴重な建築で、明治期の母屋と大正期の離れなどが国の登録有形文化財。
古くは万葉集にも詠まれ、日本三大松原に数えられる名勝。敦賀湾の海岸沿い約1.5kmにわたって約1万7千本の松が生い茂り、白砂青松の美しいコントラストを見せています。
山あいに散りばめられた三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖の総称。レインボーライン(三方五湖有料道路)を走れば、それぞれに色彩が微妙に異なる神秘的な五色の湖面と日本海が望めます。