スイス観光におすすめの名所&人気のスポットランキングスイス観光ガイド

ユングフラウ鉄道ユングフラウ鉄道
マッターホルンマッターホルン

アルプス山脈の絶景から、チューリッヒやジュネーヴのような洗練された都市もあるスイス。ルツェルン湖やインターラーケンの美しい自然、スイスチョコレートやチーズも楽しめます。精密な時計や高品質なスキーリゾートも魅力的なスイスの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

スイス観光マップ

Map

スイスのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
マッターホルン

マッターホルン

ツェルマット

スイスのシンボルである山で、標高は4,478m。アルプス山脈で最も有名な山として有名です。

2
シヨン城

シヨン城

ヴェトー

レマン湖畔に位置する壮麗な城。館内には歴史展示物があり、湖に面した美しい風景も魅力です。

3
マイエンフェルト

マイエンフェルト

マイエンフェルト

「アルプスの少女ハイジ」の舞台として有名な村。ハイジ村や美しい自然の中でのハイキング、地元ワインが楽しめます。

4
ベルニナ急行

ベルニナ急行

クール

アルプスを走る観光列車。急な斜面を登り、氷河や湖、渓谷を通り抜ける旅は、四季折々の美しさを堪能できる特別な体験です。

5
ブリエンツ湖

ブリエンツ湖

ブリエンツ

アルプスに囲まれた、透き通るようなエメラルドグリーンの水が特徴の湖。自然を満喫するには理想的なスポットです。

6
ベルン旧市街

ベルン旧市街

ベルン

スイスの首都にある中世の趣を色濃く残している旧市街。ユネスコ世界遺産にも登録されています。

7
ザンクトガレン

ザンクトガレン

ザンクトガレン

豪華な刺繍が有名な街で、ユネスコ世界遺産に登録されています。特に大聖堂と修道院図書館は必見です。

スイスおすすめツアー

スイスのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • マッターホルン ヘリコプター飛行遊覧

    マッターホルン

    ツェルマット

    世界中から訪れる人々を惹きつけてやまない、スイスのシンボルとして名高い山。鋭く尖ったピラミッドのような四つの斜面を持つ、アルプスでは珍しい独立峰です。威風堂々とした標高4,478mのこの山は、角度や季節によって多彩な表情を見せるのが特徴。展望台は複数あるため、登山初心者も自分のペースに合わせたハイキングルートを計画できます。ゴルナーグラート展望台からは、山の正面からの姿とそれを囲む山々の360度の大パノラマを楽しめる、開放感抜群の天空スポットです。その後リッフェル湖に降りるとハイキングで見えてくるのは、湖面に映る「逆さマッターホルン」。すべての天候条件が揃った時のみ出会える幻想的な景色が広がります。

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  • スイス ジュネーブ レマン湖にあるシヨン城

    シヨン城

    ヴェトー

    レマン湖の湖畔に浮かぶように立つ、スイスを代表する名城。その幻想的な姿は、ジャン=ジャック・ルソーの著作やギュスターヴ・クールベの絵画をはじめ、多くの芸術家たちのインスピレーションの源となりました。13世紀に建造され、13〜16世紀にはサヴォア公が居城として使用。その後は260年の長きにわたりベルン人に支配され、要塞や武器庫、監獄としての役割も果たしました。貴重な展示物とともに当時の様子をうかがえます。ロマネスク様式の天井や石柱、ゴシック様式のヴォールト屋根や扉といった建築や装飾も必見。増改築を繰り返した歴史の変遷をたどれます。日本語の解説パンフレットや予約要のガイドツアーもあり、ゆっくりと鑑賞できます。

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  • ベルニナエクスプレス ベルニナ急行  ブルージオ橋

    ベルニナ急行

    クール

    アルプスの山並みを走り抜ける赤い列車の姿が印象的なベルニナ急行は、スイスのクールとイタリアのティラーノを結ぶ観光列車です。美しい山々や湖、渓谷美に酔いしれる絶景が続くトゥージスからティラーノまでは、世界遺産にも登録されています。壮大なアーチと石造りが歴史を感じるランドヴァッサー橋や、約400mもの高度差を円を描くように走行する五つのループトンネルはまるでアトラクションのようです。途中下車をして、ディアヴォレッツァ展望台で迫力ある氷河を一望するのもおすすめ。車内では、スマートフォンを利用して無料のガイドを利用できます。夏の間はティラーノからベルニナバスに乗って、コモ湖、ルガーノ湖を巡るパノラマの旅も可能です。

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  • ルツェルン ブリエンツ湖クルーズ

    ブリエンツ湖

    ベルナーオーバーラント

    ターコイズブルーに輝く水深260mの湖、ブリエンツ湖。この神秘的な湖面の色は、氷河が削り出した岩が水に溶け込み、日光と反射することで作り出されています。時間帯によって微妙に変わる湖面の色は、まるで美しい自然の宝石のようです。湖では水上スキーなどのアクティビティを楽しめるほか、冬には雪に覆われた山々を観賞しながらのカヤックなど、季節ごとに楽しみ方はさまざまです。雄大な景色を背景に、湖沿いの遊歩道を散策するのもおすすめです。ブリエンツ村は、伝統工芸である木彫りが有名。遊歩道には地元の作家たちによるユニークな木彫りのオブジェが並び、歩く人々の目を楽しませてくれます。観光客のみならず、地元の人々からも愛される憩いの場です。

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  • ベルン旧市街 街並み クラムガッセ通り

    ベルン旧市街

    ベルン

    首都ベルンの旧市街は、中世の歴史ある街並みが印象的なエリアです。12世紀に築かれ、自由都市となった13世紀にはエリアを拡張し、ヨーロッパ各地で拡大する他都市の発展のモデルともなりました。16世紀に大部分は改装されたものの、当時の姿をそのままに現存している点を評価され、世界遺産に登録されました。スイス一の高さを誇る大聖堂の尖塔、かつて西門としても機能していた牢獄塔は必見です。ベルンの街のシンボルである熊は、市の紋章、時計台で踊る人形や噴水の像といった街の至る所で発見できます。ヨーロッパ最長を誇るアーケードにはお洒落なショップやレストランが軒を連ねています。首都として進化を続けながらも、中世の美しい面影を残す街は見どころが満載です。

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  • ツェルマット 街並み マッターホルン

    ツェルマット

    ツェルマット

    名峰マッターホルンの麓にある、標高約1,600mの山岳リゾート地。登山やウィンタースポーツをはじめ、年間を通じて山と氷河を満喫できます。ツェルマットはスイスの中でも高山植物の宝庫。夏には希少な花々を観察しながらのハイキングもおすすめです。メインストリートのバーンホフ通り沿いは、スイスらしい伝統的な木造建築が並び、少し外れた村の一角には、ひときわ目立つ焦げ茶色の建物が見えます。これらは「ネズミ返しの小屋」と呼ばれる高床式の穀物倉庫で、500年の時を経ても健在です。村では電気自動車のみが走行を許されており、こうした環境配慮がアルプスの自然が保たれている理由の一つでしょう。澄んだ空気とともに古い町並みの散策を楽しめます。

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  • アレッチ氷河 世界遺産

    アレッチ氷河

    ユングフラウ・アレッチ

    全長20kmのアルプス最大・最長の氷河で、ユングフラウ3山、周辺の山岳地帯とともに世界遺産として登録されています。堂々たる氷河を目の前にして、壮大な自然のスケールを実感することでしょう。しかし地球温暖化の影響で氷河は毎年50m後退しており、消滅の危機にあるともいわれています。自然保護のためガソリン車の乗り入れが禁止されており、ロープウェイが展望台とを結んでいます。4カ所の展望台からは、それぞれ異なる角度から眺望できます。最も高いエッギスホルン展望台からは、氷河全体のパノラマビューが可能。ガイド付きのツアーだけが氷河の立ち入りを許可されており、夏はトレッキング、冬は氷河の上を滑走するスキーツアーは人々を魅了します。

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  • レッチェンタール  村 スイス

    レッチェンタール

    レッチェンタール

    ヴァレー山脈とビエッチホルンやブライトホルンが連なる山脈の間に広がる谷。谷の奥はアレッチ氷河へと続いており、世界遺産の一部になっています。ハイキングやスキーなど、年間を通して季節のアクティビティを楽しめます。毎年イースターの時期によっても異なりますが、2月頃にはユニークなカーニバルが行われます。他国でのカーニバルのように仮装をして陽気に楽しむというよりも、大きな音を立てて冬の悪魔を追い払うというもの。「チェゲッテ」と呼ばれる木彫りの恐ろしい形相の怪物に扮して雪の中を練り歩く姿は、まるで日本のナマハゲのようです。雄大な自然に囲まれた静かな谷には、牧歌的な風景が広がるとともに、伝統を守り続ける人々の暮らしがうかがえます。

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  • ユングフラウ

    ユングフラウ

    ユングフラウ

    国土の約6割をアルプスが占めるスイスの中央部南側に、ユングフラウ、メンヒ、アイガーが並びます。ふもとの街インターラーケンより登山列車にて、途中クライネシャイデックで乗り換えて、ヨーロッパで一番高い場所にある鉄道駅ユングフラウヨッホまで登ることもできます。天候がよければ、展望台から眼下に広がるアルプスの峰々や、アレッチ氷河の雄大な景色が見られます。「氷の宮殿」は氷河にトンネルを掘り、その中に氷の彫刻を展示してあります。3山やアレッチ氷河は2001年に世界遺産に登録されており、グリンデルワルト周辺は地形も緩やかなので、主に標高が低い牧草地(アルプ)では、5月中旬からハイキングとお花畑を楽しむことができます。夏になると山の上でもたくさんの花々に出合え、山が色づく9月までアルプスのハイキングに世界中のハイカーが集まります。

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  • ラウターブルンネン ヴェンゲンからの眺望

    ベルナーオーバーラント

    ベルナー・オーバーラント

    ユングフラウをはじめとする数々の名峰、世界遺産のアレッチ氷河などアルプスを代表する大自然の魅力満載のエリア。四季折々にさまざまな表情を見せるスイスアルプスの中心地で、ユングフラウ地方とも呼ばれています。ユングフラウ観光の拠点として便利なインターラーケンやグリンデンワルトなど、リゾート地が点在しているのも特徴。素朴なシャレー様式の木造建物や、放牧された牛たちに囲まれたのんびりした小さな村々でのハイキングも人気です。ヴェンゲン村では、美しいラウターブルンネンの美しい谷を眼下に見下ろせます。この谷は「アルプスの少女ハイジ」やトールキンによるファンタジー小説「指輪物語」でエルフが暮らす谷のモデルにもなりました。

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  • インターラーケン

    インターラーケン

    インターラーケン

    インターラーケンは、ツゥーン湖とブリエンツ湖の間に広がるリゾート地。パラグライダー、カヤックなどのアドベンチャースポーツが充実している他、ユングフラウヨッホや、美しい谷で知られるラウターブルンネンといった近隣の観光名所へ簡単にアクセスできます。街の中には絶景ポイントが点在していますが、標高1322mのハーダークルム展望台はとくにおすすめ。山と湖、そしてインターラーケンの街並みが織りなす絶景を楽しめます。シュロス公園の近くにあるインターラーケン城は、12世紀に街の礎となった修道院があった場所。アーレ川を隔てたヴェスト駅の北には、小規模ながらも中世の建物が残る旧市街があり、壮大な自然と歴史を体感できる魅力的な街です。

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  • スイス グリンデルワルト

    グリンデルワルト

    グリンデルヴァルト

    アイガー、メンヒ、ユングフラウ三山の観光の拠点となるグリンデルワルトは、標高1,034mに位置する山岳リゾート地。三角屋根が印象的なスイスらしい街並みと、のんびりとした風景が広がります。夏は登山やハイキング、冬はスキーで迫力ある自然を満喫できます。グリンデルワルトからロープウェイで気軽に行けるフィルスト展望台は、雄大なアルプスを見渡せるスポット。近年は時速84kmで山頂から一気に滑り抜ける「フィルスト・フライヤー」というスリル満点のアトラクションが人気です。また、2020年に誕生した新型ロープウェイ「アイガーエクスプレス」によって、ユングフラウヨッホ駅までのアクセス時間が短縮され、ますます便利になりました。

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  • サンモリッツ ベルニナアルプス

    ベルニナアルプス

    ベルニナ

    3,000m級の断崖絶壁の山々と氷河が広がるベルニナアルプス。連なる名峰の中でとりわけ目をひくピッツ・ベルニナは、4,048mの最高峰。間近で見られるディアヴォレッツァ展望台では、聳え立つ山々と、そこから流れ出る氷河の大迫力に圧倒されると評判です。岩と雪と氷で構成されるそのユニークな光景は「アルプスのフェスティバルホール」とも言われています。アクティビティも豊富で、夏にはハイキングやガイドと一緒に氷河トレッキングを楽しめます。冬はスキーが定番ですが、なかでも夜に開催されるツアー「フルムーンスキー」が人気を博しています。神秘的な月明かりのもと、雄大な自然を滑り降りる経験は忘れられないものとなるでしょう。

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  • スイスアルプス ユングフラウヨッホ

    ユングフラウヨッホ

    ユングフラウヨッホ

    ユングフラウヨッホは、アルプスの名峰ユングフラウとメンヒの間の尾根のくぼみにあたる山です。1912年に開通したユングフラウヨッホ駅があり、併設する標高3,571mのスフィンクス展望台はヨーロッパ最高地点を誇ります。ユングフラウ、メンヒ、アレッチ氷河を間近に見て、その迫力ある景色に圧倒されるでしょう。ユングフラウ、メンヒ、アイガーのユングフラウ3山と、アレッチ氷河の広がるユングフラウ地域一帯は世界遺産に認定されています。雪原の上を歩くハイキングや、ジップラインなどのアクティビティも充実しています。また、展望施設内で日本の赤い郵便ポストを探すのも楽しみの一つ。ヨーロッパで最も高い場所にあるポストから、絵葉書を投函できます。

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  • スイス 氷河急行  氷河特急

    氷河特急

    ツェルマット

    ツェルマットとサン・モリッツを結ぶ人気の観光列車で、アルプス山脈の壮大な景色を楽しめます。全長291kmの路線はアルプス山脈を約8時間かけてゆったり横断します。ルートのひとつであるアルブラ線は2008年世界遺産に認定され、車窓からは壮大な氷河や美しい山岳風景が広がり、一年を通じて異なる表情を魅せる自然の絶景が楽しめます。また、車内では地域の特産品を使った食事が提供されるため、スイスの文化や料理を堪能することもできます。さらに2019年からは、1等車よりさらに上位となる「エクセレント・クラス」が誕生し、よりプレミアムな旅が可能になりました。氷河特急は、数々の映画や小説にも登場し、多くの観光客に愛され続けています。

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  • 湖水と山々 2023/9

    ゼーアルプ湖

    ヴァッサーアウエン

    スイスのアッペンツェル地方に位置する知られざる絶景スポットです。この湖は、氷河期に形成された自然湖であり、澄んだエメラルドグリーンの湖と周囲の壮大な山々の景色が観光客を魅了します。湖周辺の住民以外は車での乗り入れ禁止のため、スイスらしいのどかなハイキングが楽しめます。古くから牧畜業が盛んで、歩いていると放牧中の牛に出会うこともあります。また、湖のほとりにはチーズ農家が経営するホエー風呂があります。ホエーとはチーズを作るときにできる乳清のことで、新鮮なホエーを入れた樽風呂は美肌効果も抜群のため人気のスポットです。一面に広がるお花畑を楽しみたい方は気候によって変動しますが、5月下旬〜6月中旬頃がおすすめです。

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  • スイス サンモリッツ

    サンモリッツ

    サンモリッツ

    サンモリッツは、標高1,822mの高地にあり、ベルニナアルプスの美しい自然に囲まれる、スイス屈指の高級リゾート地。1928年と1948年に冬季オリンピックが開催されたことで知られ、冬はスキーやボブスレー、夏はハイキングやサイクリングなどアクティブに楽しめます。またセガンティーニ美術館やエンガディン博物館などの文化施設も充実しており、スポーツだけではなく歴史と芸術を感じられるでしょう。さらにサンモリッツは「シャンパン気候」とよばれる素晴らしい気候も特徴です。1年のうち約300日が晴天であること、空気が澄んでおり水面がシャンパンのようにキラキラ輝いて見えることから名付けられており、いつ訪れても観光を楽しめるでしょう。

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  • ルツェルン

    ルツェルン

    ルツェルン

    ルツェルン湖の湖畔に広がる美しい街並みが特徴の古都です。中世の建築物が立ち並ぶ旧市街には、ヨーロッパ最古の木造橋のひとつであるカペル橋や、歴史的な教会が点在しています。14世紀に建設されたカペル橋は、1993年の火災後に再建された美しい橋で街のシンボル的存在です。またルツェルンは、ライオン記念碑やムーゼック城壁などの歴史的な名所も多く、歴史好きにも楽しめるでしょう。さらにルツェルン湖やアルプスの山々を背景にした風景は、まるで絵画のような美しさで絶景の一言。湖畔の散策やクルーズ、山岳鉄道など、さまざまな旅の楽しみ方ができます。ルツェルンは歴史と自然が調和した魅力的な観光地であり、一度は訪れてみたいスポットです。

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世界中から訪れる人々を惹きつけてやまない、スイスのシンボルとして名高い山。鋭く尖ったピラミッドのような四つの斜面を持つ、アルプスでは珍しい独立峰です。威風堂々とした標高4,478mのこの山は、角度や季節によって多彩な表情を見せるのが特徴。展望台は複数あるため、登山初心者も自分のペースに合わせたハイキングルートを計画できます。ゴルナーグラート展望台からは、山の正面からの姿とそれを囲む山々の360度の大パノラマを楽しめる、開放感抜群の天空スポットです。その後リッフェル湖に降りるとハイキングで見えてくるのは、湖面に映る「逆さマッターホルン」。すべての天候条件が揃った時のみ出会える幻想的な景色が広がります。

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レマン湖の湖畔に浮かぶように立つ、スイスを代表する名城。その幻想的な姿は、ジャン=ジャック・ルソーの著作やギュスターヴ・クールベの絵画をはじめ、多くの芸術家たちのインスピレーションの源となりました。13世紀に建造され、13〜16世紀にはサヴォア公が居城として使用。その後は260年の長きにわたりベルン人に支配され、要塞や武器庫、監獄としての役割も果たしました。貴重な展示物とともに当時の様子をうかがえます。ロマネスク様式の天井や石柱、ゴシック様式のヴォールト屋根や扉といった建築や装飾も必見。増改築を繰り返した歴史の変遷をたどれます。日本語の解説パンフレットや予約要のガイドツアーもあり、ゆっくりと鑑賞できます。

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アルプスの山並みを走り抜ける赤い列車の姿が印象的なベルニナ急行は、スイスのクールとイタリアのティラーノを結ぶ観光列車です。美しい山々や湖、渓谷美に酔いしれる絶景が続くトゥージスからティラーノまでは、世界遺産にも登録されています。壮大なアーチと石造りが歴史を感じるランドヴァッサー橋や、約400mもの高度差を円を描くように走行する五つのループトンネルはまるでアトラクションのようです。途中下車をして、ディアヴォレッツァ展望台で迫力ある氷河を一望するのもおすすめ。車内では、スマートフォンを利用して無料のガイドを利用できます。夏の間はティラーノからベルニナバスに乗って、コモ湖、ルガーノ湖を巡るパノラマの旅も可能です。

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ターコイズブルーに輝く水深260mの湖、ブリエンツ湖。この神秘的な湖面の色は、氷河が削り出した岩が水に溶け込み、日光と反射することで作り出されています。時間帯によって微妙に変わる湖面の色は、まるで美しい自然の宝石のようです。湖では水上スキーなどのアクティビティを楽しめるほか、冬には雪に覆われた山々を観賞しながらのカヤックなど、季節ごとに楽しみ方はさまざまです。雄大な景色を背景に、湖沿いの遊歩道を散策するのもおすすめです。ブリエンツ村は、伝統工芸である木彫りが有名。遊歩道には地元の作家たちによるユニークな木彫りのオブジェが並び、歩く人々の目を楽しませてくれます。観光客のみならず、地元の人々からも愛される憩いの場です。

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首都ベルンの旧市街は、中世の歴史ある街並みが印象的なエリアです。12世紀に築かれ、自由都市となった13世紀にはエリアを拡張し、ヨーロッパ各地で拡大する他都市の発展のモデルともなりました。16世紀に大部分は改装されたものの、当時の姿をそのままに現存している点を評価され、世界遺産に登録されました。スイス一の高さを誇る大聖堂の尖塔、かつて西門としても機能していた牢獄塔は必見です。ベルンの街のシンボルである熊は、市の紋章、時計台で踊る人形や噴水の像といった街の至る所で発見できます。ヨーロッパ最長を誇るアーケードにはお洒落なショップやレストランが軒を連ねています。首都として進化を続けながらも、中世の美しい面影を残す街は見どころが満載です。

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名峰マッターホルンの麓にある、標高約1,600mの山岳リゾート地。登山やウィンタースポーツをはじめ、年間を通じて山と氷河を満喫できます。ツェルマットはスイスの中でも高山植物の宝庫。夏には希少な花々を観察しながらのハイキングもおすすめです。メインストリートのバーンホフ通り沿いは、スイスらしい伝統的な木造建築が並び、少し外れた村の一角には、ひときわ目立つ焦げ茶色の建物が見えます。これらは「ネズミ返しの小屋」と呼ばれる高床式の穀物倉庫で、500年の時を経ても健在です。村では電気自動車のみが走行を許されており、こうした環境配慮がアルプスの自然が保たれている理由の一つでしょう。澄んだ空気とともに古い町並みの散策を楽しめます。

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全長20kmのアルプス最大・最長の氷河で、ユングフラウ3山、周辺の山岳地帯とともに世界遺産として登録されています。堂々たる氷河を目の前にして、壮大な自然のスケールを実感することでしょう。しかし地球温暖化の影響で氷河は毎年50m後退しており、消滅の危機にあるともいわれています。自然保護のためガソリン車の乗り入れが禁止されており、ロープウェイが展望台とを結んでいます。4カ所の展望台からは、それぞれ異なる角度から眺望できます。最も高いエッギスホルン展望台からは、氷河全体のパノラマビューが可能。ガイド付きのツアーだけが氷河の立ち入りを許可されており、夏はトレッキング、冬は氷河の上を滑走するスキーツアーは人々を魅了します。

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ヴァレー山脈とビエッチホルンやブライトホルンが連なる山脈の間に広がる谷。谷の奥はアレッチ氷河へと続いており、世界遺産の一部になっています。ハイキングやスキーなど、年間を通して季節のアクティビティを楽しめます。毎年イースターの時期によっても異なりますが、2月頃にはユニークなカーニバルが行われます。他国でのカーニバルのように仮装をして陽気に楽しむというよりも、大きな音を立てて冬の悪魔を追い払うというもの。「チェゲッテ」と呼ばれる木彫りの恐ろしい形相の怪物に扮して雪の中を練り歩く姿は、まるで日本のナマハゲのようです。雄大な自然に囲まれた静かな谷には、牧歌的な風景が広がるとともに、伝統を守り続ける人々の暮らしがうかがえます。

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国土の約6割をアルプスが占めるスイスの中央部南側に、ユングフラウ、メンヒ、アイガーが並びます。ふもとの街インターラーケンより登山列車にて、途中クライネシャイデックで乗り換えて、ヨーロッパで一番高い場所にある鉄道駅ユングフラウヨッホまで登ることもできます。天候がよければ、展望台から眼下に広がるアルプスの峰々や、アレッチ氷河の雄大な景色が見られます。「氷の宮殿」は氷河にトンネルを掘り、その中に氷の彫刻を展示してあります。3山やアレッチ氷河は2001年に世界遺産に登録されており、グリンデルワルト周辺は地形も緩やかなので、主に標高が低い牧草地(アルプ)では、5月中旬からハイキングとお花畑を楽しむことができます。夏になると山の上でもたくさんの花々に出合え、山が色づく9月までアルプスのハイキングに世界中のハイカーが集まります。

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ユングフラウをはじめとする数々の名峰、世界遺産のアレッチ氷河などアルプスを代表する大自然の魅力満載のエリア。四季折々にさまざまな表情を見せるスイスアルプスの中心地で、ユングフラウ地方とも呼ばれています。ユングフラウ観光の拠点として便利なインターラーケンやグリンデンワルトなど、リゾート地が点在しているのも特徴。素朴なシャレー様式の木造建物や、放牧された牛たちに囲まれたのんびりした小さな村々でのハイキングも人気です。ヴェンゲン村では、美しいラウターブルンネンの美しい谷を眼下に見下ろせます。この谷は「アルプスの少女ハイジ」やトールキンによるファンタジー小説「指輪物語」でエルフが暮らす谷のモデルにもなりました。

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インターラーケンは、ツゥーン湖とブリエンツ湖の間に広がるリゾート地。パラグライダー、カヤックなどのアドベンチャースポーツが充実している他、ユングフラウヨッホや、美しい谷で知られるラウターブルンネンといった近隣の観光名所へ簡単にアクセスできます。街の中には絶景ポイントが点在していますが、標高1322mのハーダークルム展望台はとくにおすすめ。山と湖、そしてインターラーケンの街並みが織りなす絶景を楽しめます。シュロス公園の近くにあるインターラーケン城は、12世紀に街の礎となった修道院があった場所。アーレ川を隔てたヴェスト駅の北には、小規模ながらも中世の建物が残る旧市街があり、壮大な自然と歴史を体感できる魅力的な街です。

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アイガー、メンヒ、ユングフラウ三山の観光の拠点となるグリンデルワルトは、標高1,034mに位置する山岳リゾート地。三角屋根が印象的なスイスらしい街並みと、のんびりとした風景が広がります。夏は登山やハイキング、冬はスキーで迫力ある自然を満喫できます。グリンデルワルトからロープウェイで気軽に行けるフィルスト展望台は、雄大なアルプスを見渡せるスポット。近年は時速84kmで山頂から一気に滑り抜ける「フィルスト・フライヤー」というスリル満点のアトラクションが人気です。また、2020年に誕生した新型ロープウェイ「アイガーエクスプレス」によって、ユングフラウヨッホ駅までのアクセス時間が短縮され、ますます便利になりました。

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3,000m級の断崖絶壁の山々と氷河が広がるベルニナアルプス。連なる名峰の中でとりわけ目をひくピッツ・ベルニナは、4,048mの最高峰。間近で見られるディアヴォレッツァ展望台では、聳え立つ山々と、そこから流れ出る氷河の大迫力に圧倒されると評判です。岩と雪と氷で構成されるそのユニークな光景は「アルプスのフェスティバルホール」とも言われています。アクティビティも豊富で、夏にはハイキングやガイドと一緒に氷河トレッキングを楽しめます。冬はスキーが定番ですが、なかでも夜に開催されるツアー「フルムーンスキー」が人気を博しています。神秘的な月明かりのもと、雄大な自然を滑り降りる経験は忘れられないものとなるでしょう。

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ユングフラウヨッホは、アルプスの名峰ユングフラウとメンヒの間の尾根のくぼみにあたる山です。1912年に開通したユングフラウヨッホ駅があり、併設する標高3,571mのスフィンクス展望台はヨーロッパ最高地点を誇ります。ユングフラウ、メンヒ、アレッチ氷河を間近に見て、その迫力ある景色に圧倒されるでしょう。ユングフラウ、メンヒ、アイガーのユングフラウ3山と、アレッチ氷河の広がるユングフラウ地域一帯は世界遺産に認定されています。雪原の上を歩くハイキングや、ジップラインなどのアクティビティも充実しています。また、展望施設内で日本の赤い郵便ポストを探すのも楽しみの一つ。ヨーロッパで最も高い場所にあるポストから、絵葉書を投函できます。

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ツェルマットとサン・モリッツを結ぶ人気の観光列車で、アルプス山脈の壮大な景色を楽しめます。全長291kmの路線はアルプス山脈を約8時間かけてゆったり横断します。ルートのひとつであるアルブラ線は2008年世界遺産に認定され、車窓からは壮大な氷河や美しい山岳風景が広がり、一年を通じて異なる表情を魅せる自然の絶景が楽しめます。また、車内では地域の特産品を使った食事が提供されるため、スイスの文化や料理を堪能することもできます。さらに2019年からは、1等車よりさらに上位となる「エクセレント・クラス」が誕生し、よりプレミアムな旅が可能になりました。氷河特急は、数々の映画や小説にも登場し、多くの観光客に愛され続けています。

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スイスのアッペンツェル地方に位置する知られざる絶景スポットです。この湖は、氷河期に形成された自然湖であり、澄んだエメラルドグリーンの湖と周囲の壮大な山々の景色が観光客を魅了します。湖周辺の住民以外は車での乗り入れ禁止のため、スイスらしいのどかなハイキングが楽しめます。古くから牧畜業が盛んで、歩いていると放牧中の牛に出会うこともあります。また、湖のほとりにはチーズ農家が経営するホエー風呂があります。ホエーとはチーズを作るときにできる乳清のことで、新鮮なホエーを入れた樽風呂は美肌効果も抜群のため人気のスポットです。一面に広がるお花畑を楽しみたい方は気候によって変動しますが、5月下旬〜6月中旬頃がおすすめです。

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サンモリッツは、標高1,822mの高地にあり、ベルニナアルプスの美しい自然に囲まれる、スイス屈指の高級リゾート地。1928年と1948年に冬季オリンピックが開催されたことで知られ、冬はスキーやボブスレー、夏はハイキングやサイクリングなどアクティブに楽しめます。またセガンティーニ美術館やエンガディン博物館などの文化施設も充実しており、スポーツだけではなく歴史と芸術を感じられるでしょう。さらにサンモリッツは「シャンパン気候」とよばれる素晴らしい気候も特徴です。1年のうち約300日が晴天であること、空気が澄んでおり水面がシャンパンのようにキラキラ輝いて見えることから名付けられており、いつ訪れても観光を楽しめるでしょう。

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ルツェルン湖の湖畔に広がる美しい街並みが特徴の古都です。中世の建築物が立ち並ぶ旧市街には、ヨーロッパ最古の木造橋のひとつであるカペル橋や、歴史的な教会が点在しています。14世紀に建設されたカペル橋は、1993年の火災後に再建された美しい橋で街のシンボル的存在です。またルツェルンは、ライオン記念碑やムーゼック城壁などの歴史的な名所も多く、歴史好きにも楽しめるでしょう。さらにルツェルン湖やアルプスの山々を背景にした風景は、まるで絵画のような美しさで絶景の一言。湖畔の散策やクルーズ、山岳鉄道など、さまざまな旅の楽しみ方ができます。ルツェルンは歴史と自然が調和した魅力的な観光地であり、一度は訪れてみたいスポットです。

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スイスのおすすめ情報

Information

グルメ

チーズフォンデュ

チーズフォンデュ

チーズを白ワインで溶かし、パンや野菜につけて食べる郷土料理です。スイス名産のチーズを使って作ります。

ラクレット

ラクレット

ラクレットチーズの切り口を温め、中がとろりとしたところを削ぐようにしてゆでたじゃがいもにかけて食べます。

レシュティ

レシュティ

細切りにしたじゃがいもを炒め、パンケーキのような形にして焼き上げた料理で、メインにも付け合わせにもなります。

ブラートヴルスト

ブラートヴルスト

牛肉や豚肉のソーセージで、皮がやわらかく肉の味と香りが濃いのが特徴です。パリッと焼いて食べます。

スイスの動画

Video
マッターホルン【スイス】

マッターホルン【スイス】

ゴルナーグラート展望台からの眺め ※音声あり

スイス 観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

花咲く緑の草原と輝く湖水、そして氷河が織りなす雄大なアルプスの景観と、世界遺産の古都の佇まい。美しいスイスは永世中立国です。

  • 正式名称
    スイス連邦
  • 首都
    ベルン
  • 人口
    約867万人
  • 面積
    約4.1万km²
  • 人種・民族
    ゲルマン系、その他
  • 宗教
    キリスト教、その他
  • 言語
    ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語、その他
  • 通貨
    スイスフラン
  • 時差
    -8時間(スイスが正午のとき、日本は午後8時)

通貨・両替

スイス国内で円、ドル、ユーロなどの現金から、スイスフランに両替できます。スイスはEU非加盟国ですが、高級ホテルやデパートなどユーロでの支払いが可能なところもあります。

  • 日本で
    空港や、一部の銀行で取り扱っています。レートはほぼ同じ。
  • 現地で
    銀行や空港、駅、ホテルなどで。大都市には24時間使える自動両替機も設置されています。
  • 現地の空港で
    空港の両替所は22時まで営業しているので便利です。
  • 現地の銀行で
    公式レートで両替できます。銀行の営業時間は8時半~16時半で、土日・祝日は休み。
  • 現地のホテルで
    ほとんどのホテルに両替所があり、急に現金が必要なとき便利。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申込みは電話かウェブで。
  • 為替レート
    1スイスフラン=169.47 円(2024年7月現在)

気候・服装

スイスは日本の北海道や高原のような気候です。しかし高低差があり、地域や標高により気候はかなり異なります。また内陸部にあるため、一日の気温が激しく変化します。

  • 春
    雪は解け、緑は芽吹き、野山に花咲く季節。街には穏やかな風が吹き、街歩きをするには快適。ただし朝晩は肌寒いので防寒着を用意したい。
  • 夏
    平野部では日中30度を超すところも。しかし湿度が低くしのぎやすいので夏服で過ごせますが、朝晩の冷え込みに備え薄手の上着を。
  • 秋
    スイス各地が色づく季節です。10月頃には初雪が降り、急速に気温が下がり始めます。肌寒い日が多いのでセーターやジャケットなどの用意を。
  • 冬
    山間部は雪に覆われ、平野部でも氷点下になることも。厚手のコートやマフラーなど防寒対策を。雪山ではサングラスや日焼け止めも用意。

※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

電圧が日本と異なるので、日本から電器製品を持っていく場合は変圧器が必要。変圧器内蔵型が便利。また、コンセントの種類も日本とは異なるのでアダプターが必要です。

  • 電圧
    220ボルト 50ヘルツ
  • プラグ
    • Cタイプ SEタイプ
    • Cタイプ SEタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる衣類などは荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、荷物は必要最小限に。帰りのおみやげ用のスペースも考えておきましょう。
  • 旅の必需品
    海外へ出るためにはパスポートとお金(現金・カード)が最低限必要。ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参しましょう。

持っていくと便利

  • 電卓
    日本円に換算するといくらでしょう? 1台あればレート計算に便利。お買い物がより楽しくなります。
  • 衣類圧縮袋
    下着やセーターなどかさばる物はこれに入れて空間を確保。おみやげが入らないときにも重宝します。
  • 常備薬
    環境や気候の急激な変化から体調を崩すこともあります。飲み慣れている薬があると安心です。
  • 日焼け止め
    スイスの山岳地帯では、紫外線の多い夏はもちろん、雪の照り返しで冬も日焼けが心配。日焼け止めクリームなどを用意しましょう。

フライト・飛行時間

日本からスイスへの直行便の飛行時間は、成田から約12時間~13時間。日本からの直行便はチューリッヒ便のみの運航です。

  • 直行便
    スイス インターナショナル エアラインズの直行便が運航。成田からの発着のみで、成田を午前中に出発し、同日の午後チューリッヒに到着。
  • 経由便
    ヨーロッパやアジアの航空会社が自国のハブ空港から経由便を運航。日本を昼ごろに出発して、チューリッヒやジュネーブに夜到着がほとんど。
  • 機内への持ち込み
    原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm 以内。テロ対策で厳しくなっているので、爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。液体は100ml以下の容器に移して透明な袋に入れましょう。

スイスへの入国

入国手続きは直行便の場合はチューリッヒ空港で行ないます。飛行機を降りたらIMMIGRATION(出入国審査) の案内板に従って進んでください。

  • パスポート残存有効期限
    シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上必要。
  • ビザの発給
    180日間で90日以内の観光は査証不要。
  • パスポート査証欄の
    余白ページ数
    1ページ以上。
  • 入国カード
    パスポートとともに入国審査の際に提出するものですが、日本からのスイス入国に際しては必要ありません。
  • シェンゲン協定について
    EUに加盟する一部の国が結ぶ検査廃止協定のこと。日本など加盟国以外からの入国は到着した空港と最後に出国する空港で入国・税関審査を受けます。
  • ※日本国籍の方が観光目的で短期入国する場合の条件です。
    ※この情報は2024年7月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • スイス入国の流れ
    1. 1.入国審査
      「Immigration」の表示に従い、入国審査のカウンターへ進みましょう。入国カードはないので、パスポートと航空券を提示して審査を受けます。
    2. 2.荷物の受け取り
      「Baggage Claim」で、荷物の受け取りを。便名が表示されたターンテーブルに進み、荷物をピックアップしましょう。預けた際のクレーム・タグで必ずチェックを。
    3. 3.税関
      荷物が免税の範囲内なら、緑のランプのついたカウンターへ。もし免税の範囲を超えるようなら、赤いランプのついたカウンターで申請を。

スイスから出国

出国の手続きは簡単ですが、混み合う前になるべく早く空港に到着するように心がけましょう。余った時間は空港でおみやげ探しなど、時間を有効に。

  • スイス出国の流れ
    1. 1.搭乗手続き(チェックイン)
      空港に到着したら、利用する航空会社のカウンターでチェックインの手続きを。預ける荷物がある場合は、この時預けてしまいましょう。
    2. 2.出国審査
      スイスには出国カードはありません。出国審査のカウンターで、パスポートと搭乗券を提示するだけで、簡単に手続きは終了します。
    3. 3.税関手続き
      滞在中に買い物などをして申告するものがある場合は、この時申請の手続きを。付加価値税(VAT)の申請書類を準備しておきましょう。

水事情

スイスの水道水は飲んでも大丈夫ですが、鉱物質や石灰分を多く含む硬水なので、日本の軟水とは味が微妙に異なります。気になる人はミネラルウォーターを。

  • レストランや食堂では
    現地の人は、通常はミネラルウォーターを飲んでいます。炭酸入りが苦手な人はノンガスを注文しましょう。
  • 公共施設では
    公共施設の水道水も基本的には飲めますが、胃腸の敏感な人はミネラルウォーターを購入しましょう。
  • ミネラルウォーター(500ml)物価は?
    500ml ペットボトルが1本約3スイスフラン〜。どこでも手軽に買えます。

トイレ事情

空港を除く都市の公衆トイレ、また駅にあるトイレも有料でだいたい0.5~2スイスフランが必要。小銭がないときは、ホテルやレストランへ。無料でトイレが利用できます。

  • デパートのトイレ
    スイスではデパートなどのトイレを利用する際、専用のコインを入れないと使用できない場合があります。トイレを使用する際はレジで専用コインをもらいましょう。

郵便・電話・インターネット

郵便局はDie PostまたはLa Posteの看板が目印です。営業時間は月曜〜金曜8時〜12時と14時〜17時、土曜・日曜・祝日は休みとなります(都市部では土曜日の午前中も営業する局もあります)。国際電話は公衆電話か郵便局の電話で。

  • 郵便
      • 切手:郵便局のほか、街角に設置されている自動販売機やキヨスクなどでも購入できます。
      • ポスト:ポストは郵便局のほか街角にもあり、色は黄色。国旗とホルンのマークが付いています。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本に直接ダイヤルする場合、国際電話識別番号(00)、日本の国番号(81)、市外局番から0をとった番号(東京なら3)、市内局番と相手の電話番号の順に入力します。
    • レンタル携帯:スイスの携帯はGSM方式ですが、日本の携帯はPDC方式が主流。自分の携帯が海外で使えない機種の場合は、レンタル携帯が便利です。
  • インターネット事情
    • インターネットカフェが普及しているほか、ホテルや空港、駅などにあるスイスコムのホットスポットでは、専用のプリペイドカードを購入してログインできます。

トラブル・治安

スイスは犯罪率の低い治安のよい国ですが、スリや置き引きには注意が必要。手荷物は離さない、多額の現金を持ち歩かないなど、常識的なことを守って行動しましょう。

  • スリ・ひったくり
    チューリッヒ中央駅の裏側や長距離用バスターミナル、ジュネーブのベルン通り付近などでスリの被害が発生しています。十分に注意しましょう。
  • パスポート(旅券)の紛失
    ベルンの日本大使館またはジュネーブの日本総領事館で再発行の手続きをします。その際、警察発行の盗難・紛失証明書、写真2枚、運転免許証などの書類が必要。念のためパスポートをコピーしておきましょう。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    現金を盗られたら、戻ってくる可能性はほとんどありませんが、警察に行き盗難証明書を発行してもらいましょう。また、万一体調を崩し、発熱など症状が重い時は、ホテルのフロントに救急車の手配を頼みましょう。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    盗難や病気、ケガ、交通事故など、もしもの時のために海外旅行保険に入っておきましょう。トラブルに遭わないにこしたことはありませんが、万一の場合、補償やサポートが受けられ安心です。

マナー

独立精神にあふれ、伝統や習慣を大切にするスイス人は、自律性に富み、ややもすると頑固。旅行者も現地のマナーを守り、自己責任で行動することが求められます。

  • チップ
    ホテルやレストランはサービス料込みの料金になっています。特別なサービスを受けて感謝したいときだけ渡せばOK。ただし、タクシーには料金の10%程度をチップとして渡す習慣が残っています。
  • 喫煙
    駅、空港などの公共施設、列車、バスなどの公共交通機関は禁煙。またレストランやカフェも室内は禁煙です。テラス席や外での喫煙は可能です。
  • 写真撮影
    軍事施設、立入禁止地域、空港、博物館、美術館、挙式中の教会などは写真撮影禁止。
    ドイツ、フランス、イタリアなど5カ国と国境を接するスイスでは、国境も撮影禁止になっていますので気をつけましょう。
  • 服装もTPOを考えよう
    教会ではノースリーブや短パン、ミニスカートなど、肌の露出の多い服装は避けること。
    レストランでは、ジーンズやスニーカーでなければ差し支えありませんが、正装が必要な高級店もあるので要注意。

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