ロシア現地情報

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ロシア現地情報|ロシア観光ガイド

トラブル・治安

ロシアの治安は一般的にいわれるほど悪くはありませんが、チェチェン情勢に関連するテロ事件も起きていますので、人が集まる場所にはリスクが伴うことを忘れずに。

■スリ・置き引き
都市部では外国人を狙ったスリ、置き引き、詐欺などの犯罪が多発しています。特に日本人は金持ちと思われていますから、目立つ服装や行動は避け、人込みや人通りの少ない場所では、用心を怠らないこと。
■パスポート(旅券)の紛失
モスクワの日本大使館か、サンクトペテルブルクなどの都市にある日本領事館に申し出て旅券の再申請を行ってください。万一に備え、パスポートはコピーをとっておきましょう。
■トラブルに巻き込まれたら?
盗難などに遭ったら、警察へ行き事件証明書を作成してもらいます。しかし警官の腐敗もあり、盗られたものが戻ってくる可能性はありません。危険な場所、怪しい人には近づかないようにしましょう。
■海外旅行保険に入って行こう
いくら注意していても、アクシデントやトラブルに巻き込まれることが海外では起こります。自分だけは安心と思わずに、万一の場合に補償が受けられる海外旅行保険に入っておきましょう。

マナー

バスや地下鉄の車内でお年寄りに席を譲ったり、騒いでいる子供を他人の大人が叱りつける光景を、ごくふつうに見かけます。日本のような我関せずは通用しません。

■チップ
ソ連時代はチップの習慣はありませんでしたが、現在は観光客がよく行くレストランでは1USドル前後、ホテルのポーターやメイドにも多少のチップを。
■喫煙
未成年者を含む男性の喫煙率が60%以上という喫煙大国のロシアでも、最近はほとんどのレストランが禁煙に。大きなホテルなどのレストランには、一部喫煙席が設けられているところもあります。
■写真撮影
軍事施設や空港などはもちろん、注意したいのが鉄道写真。ソ連時代には駅や鉄橋、トンネルなどは国防上の機密として写真撮影が禁止されていました。今もそのなごりがあるので、鉄道を撮る時は慎重に。
■服装もTPOを考えて
レストラン、ホテル、劇場など、ノーネクタイ、上着なしでも大丈夫なところが多いロシア。しかし、男性はジャケットを1着、女性もスカートを用意して、TPOに合わせてあまりラフな服装は慎みたいもの。
チップイメージ
▲チップが必要な場合も
パスポートは常に携帯しよう
外国人にパスポートを携帯することを義務付けているロシア。携帯していないと身分証明書不携帯で罰金を取られてしまうので注意すること。
  • パスポート
  • 出かける時は必ず携帯を
悪徳警官に気をつけて!
ロシアには、何かと理由をつけて外国人から罰金や賄賂を取ろうとする悪徳警官も。身分証明書不携帯などの不備がなければ、冷静に対応を。
  • 落ち着いて対応しよう
  • 落ち着いて対応しよう

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