おわら風の盆は、富山県八尾町で毎年9月1日〜3日の3日間行われる民謡行事。涼しげな揃いの浴衣と編笠を被った踊り手が町それぞれの個性をもって町を踊り歩く様は風情に溢れています。おわら風の盆へ行く旅行・ツアー、ホテルのご予約はぜひ阪急交通社で!
毎年9月1〜3日に富山市八尾町で行われる「おわら風の盆」は、300年の歴史ある伝統行事です。11の町それぞれが支部を組織し、それぞれが決めたルートで独自の輪踊り・街流しを行います。揃いの浴衣と編笠被った踊り手と唄と楽器を奏でる地方(じかた)に昔からのおわらの姿を見ることができます。
※会場のご案内は2022年の情報を掲載しております。
八尾駅前特設ステージ/曳山展示館特設ステージ/八尾小学校グラウンドおわら演舞場
越中八尾で行われ、八尾駅前特設ステージ/曳山展示館特設ステージ/八尾小学校グラウンドおわら演舞場の3カ所で行われます。
休憩や移動、混雑状況・天候などにより、当日の予定が変更となる場合もあります。
期間中、交通規制がかかるため、お早目の来場をおすすめいたします。
飛行機をご利用の場合は、富山空港から車で約20分で越中八尾へ。車をご利用の場合は、北陸自動車道・富山西・富山ICから約25分で越中八尾へ。列車をご利用の場合はJR越中八尾駅より徒歩で各会場へ。当日は混雑が予想されるため早めのご来場をおすすめします。
このお祭りの最大の魅力は優雅で繊細な踊りにあります。夏の終りを締めくくる幻想的な踊りは叙情豊かで気品高く、哀調の中に優雅な趣を有しています。舞台となる越中八尾は小さな町ですが格子戸や土蔵造りの家が並び、今も古き良き時代の面影が点在する美しい町で、幻想的なお祭りの雰囲気をより引き立ててくれます。
毎年9月1日〜3日に本祭りが実施され、夏の終り、秋の訪れを告げる行事です。編み笠を目深に被った男女が、哀調ある音色を奏でる胡弓や三味線、越中おわら節の唄に合わせて、情緒豊かに町を流します。物静かで日本の風情や哀愁を感じる伝統的なお祭りです。
お祭りの起源は約300年前の江戸時代からとされています。おわらの由来は「おわらひ(大笑い)」という言葉を差しはさんで町内を練り廻ったのがいつしか「おわら」と唄うようになったというものや、豊年万作を祈念した「おおわら(大藁)」説など諸説あります。収穫前の稲が風の被害に遭わないよう、豊作祈願が行われ、この催事のことを風の盆と呼んでいたようです。
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