VAMOS バモス
VAMOS×SWISS

スイスが愛する
誇りのカタチ
ー花咲くアルプスと町々を訪ねてー

01 歩かなくても「スイス3大名峰」

スイスの山への情熱は、雪も氷も、山さえも溶かす。スイスに来ると、そう思わずにいられません。だって、世界に誇る 4,000m級の山々とこんなにも容易く出合えてしまうのですから。

その最たる山がユングフラウ。かつてはアルピニストだけに許された雪と氷の世界へ、ユングフラウ鉄道が観光客を乗せ て走ります。アイガーを貫くトンネルを抜け、「トップ・オブ・ヨーロッパ」ユングフラウヨッホ駅へ。スフィンクス展望台からは車窓で遥か遠くに見ていたメンヒが間近に迫ります。

ヨーロッパアルプス最高峰のモンブランだって、対岸のブレヴァン展望台までテレキャビンを乗り継いでわずか30分。
シャモニー針峰群やメールドグラス氷河が見渡せてしまうのです。

02 水に浮かぶ名峰を目指して

とはいえ、夏のスイスにハイキングは外せません。雪解け水が麓に届く頃、アルプスの山々は高山植物が咲き誇るベストシーズンを迎えます。

スイス屈指の人気ルート“逆さマッターホルン”を目指すハイキングでも可愛らしい花々が目に入るのですが、今日のガイド、日焼けした青年は花の解説もそこそこに早歩き。
でも、リッフェル湖にたどり着いて、その理由が分かります。「早い時間の方が風が少ないんだ」。

波穏やかな山上湖に映し出されたマッターホルン。青い空と湖のなかで、その鋭く尖った山容を際立たせ、圧倒的な存在感を放っていました。​

03 足元に、麓の町に、花のある風景

花々に彩られた箱庭のような風景を楽しむなら、ユングフラウのハイキング。整備された砂利道の先にはアルプスの山々と緑の草原、そして振り返ればユングフラウ三山。

そのあまりの雄大さに、大きさの感覚も狂うほどです。そんな足元に咲くのは、小さいツツジのようなピンク色の花を咲かせるスイス3大名花のひとつアルペンローゼ。
リンドウに似た紫の花は、やはりスイス3大名花のエンチアン。残りのひとつエーデルワイスは自生が減って今はあまりお目にかかれないのが残念なところ。

それでも麓の町を彩るのは軒先に植えられたゼラニウム。どこにでも花のある風景。町を愛し、誇りに思う住人たちの気持ち。だからスイスは美しいのです。

04 町も村も、山とともに生きる

スイスのほぼ中央、ラウターブルンネンは70以上の滝が流れる“滝の町”です。氷河によって削られたU字の谷はまさにハイジの世界。断崖に囲まれた小さな家々、カウベルをつけた牛。登山列車がレールを軋ませて走り、それはスイスといって誰もが思い浮かべる風景。ハイジで描かれた厳しくも豊かな大自然の暮らしがここにはあります。

グリュイエールは、その名の通りグリュイエールチーズが生まれたチーズのふるさと。旧市街には石畳の道にチーズ店が軒を連ね、レストランでは人々がチーズフォンデュを今か今かと待っています。

この小さな村には、人々を惹きつけてやまない中世からの町並みと、伝統的な牧畜農家の暮らしが今もしっかりと残されているのです。

05 古きよき街並みのなかでも

フランスにも似た街並みが続くスイス第2の都市ジュネーブは、美しく整備された公園が多いのも特徴。花時計の前ではしゃぐ子供たちやチェスを楽しむムッシューを見かけます。

レマン湖のほとりを散策したり、疲れたらカフェでホットチョコレートを、なんて少し街暮らしの気分を味わってみたり。ちなみにスイスのチョコレート消費量は毎月1kg以上。地元民の折り紙つきというわけです。

山ばかり。でも、だからこそ気付ける山の個性。そして山を彩る花々と、山とともに生き、町を愛する人々。そんなひとつひとつがスイスを形づくっているのです。

point とろーり絶品!本場のラクレット

チーズ王国スイスでチーズフォンデュと並ぶ人気を誇る「ラクレット」。もとはスイス南部の山岳地帯で生まれた伝統料理です。巨大なチーズの塊を温めて、焦げ目がついたら茹でたじゃがいもにとろーり。熟成されたチーズのナッツのような風味と甘みが、しっかりとした酸味のリースリングやコクのあるピノ・グリなどの白ワインにぴったりです。

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「世界一遅い特急」氷河特急

チーズ王国スイスでチーズフォンデュと並ぶ人気を誇る「ラクレット」。もとはスイス南部の山岳地帯で生まれた伝統料理です。巨大なチーズの塊を温めて、焦げ目がついたら茹でたじゃがいもにとろーり。熟成されたチーズのナッツのような風味と甘みが、しっかりとした酸味のリースリングやコクのあるピノ・グリなどの白ワインにぴったりです。

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