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世界遺産 〜The World Heritage〜

第336回 インド ジャイプール旧市街 「ピンクシティ」の異名を持つ藩王が建設した計画都市

第336回 インド

ジャイプール旧市街

「ピンクシティ」の異名を持つ藩王が建設した計画都市

世界遺産|ジャイプール旧市街

Story

リーの南西約260kmに位置するジャイプールは、広大なラジャスタン州の州都。2019年に世界遺産に登録された旧市街は赤い城壁で囲まれ、「ピンクシティ」とも呼ばれています。18世紀にラージプートの藩王ジャイ・シング2世によって建設され、イギリス領時代も自治権があったため、伝統的なインドの面影を色濃く残しています。

郊外のアンベール城(2013年世界遺産登録)から遷都し、藩王の名からジャイプールと名付けられた新しい都は、古代インドの聖典「ヴェーダ」をもとに、ヒンドゥー教、ムガール、西洋の思想を取り入れ、自然との調和を重視した都市計画によって誕生しました。7つの門を持つ高さ6m、総延長10kmの城壁で囲まれ、整然と区画された市街の建造物はすべてピンク色で統一されています。中心には今も藩王の子孫が住むシティ・パレスがあり、一部は博物館として公開され、黄金や宝石をちりばめた剣など、藩王の威光を伝えています。メインストリートに面して建つ風の宮殿には、透かし彫りが施された無数の格子窓があり、風が吹き抜けると快い音をたてるとか。夫以外に顔を見せられない王妃や後宮の女性が、ひそやかに町の喧噪を眺めいていたというエピソードが艶めかしくもあります。

旧市街にはジャイ・シング2世が建設し、2010年に世界遺産に登録されたジャンタル・マンタル(天文台)も。天体観測に使われた幾何学的建造物群は、天文学に知識がない者も興味をそそられます。

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郊外のアンベール城(2013年世界遺産登録)から遷都し、藩王の名からジャイプールと名付けられた新しい都は、古代インドの聖典「ヴェーダ」をもとに、ヒンドゥー教、ムガール、西洋の思想を取り入れ、自然との調和を重視した都市計画によって誕生しました。7つの門を持つ高さ6m、総延長10kmの城壁で囲まれ、整然と区画された市街の建造物はすべてピンク色で統一されています。中心には今も藩王の子孫が住むシティ・パレスがあり、一部は博物館として公開され、黄金や宝石をちりばめた剣など、藩王の威光を伝えています。メインストリートに面して建つ風の宮殿には、透かし彫りが施された無数の格子窓があり、風が吹き抜けると快い音をたてるとか。夫以外に顔を見せられない王妃や後宮の女性が、ひそやかに町の喧噪を眺めいていたというエピソードが艶めかしくもあります。

旧市街にはジャイ・シング2世が建設し、2010年に世界遺産に登録されたジャンタル・マンタル(天文台)も。天体観測に使われた幾何学的建造物群は、天文学に知識がない者も興味をそそられます。

Photos

世界遺産|ジャイプール旧市街
▲現在も一部は王族の住居であるシティ・パレス
世界遺産|ジャイプール旧市街
▲天文学や占星術に使用されていたジャンタル・マンタル

Data

◆登録名:
ラジャスタン州のジャイプール旧市街
◆登録年:
2019年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
デリーからジャイプールまで飛行機で45分~1時間
空港からジャイプール市街までタクシーで約30分

※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください

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