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世界遺産 〜The World Heritage〜

第316回 ミール地方の城と関連建物群

第316回 ベラルーシ

ミール地方の城と関連建物群

知られざる東欧の国の 緑と湖に囲まれた中世の城

世界遺産|ミール地方の城と関連建物群

Story

ラルーシと聞いて、東欧の共和国と即答できる日本人は少ないのではないでしょうか。それも無理はありません。ベラルーシはソ連の崩壊にともない1991年に誕生。独立国としての歴史は30年足らずなのですから。ロシアとポーランドに挟まれたベラルーシは、9世紀のキエフ公国に始まり、リトアニア大公国、ポーランド、ロシアと大国の支配を受け続けてきました。独立後の2000年に世界遺産に登録されたミール城は、その複雑な歴史の証人ともいえる貴重な遺産です。

ミール城はベラルーシの西部、首都ミンスクからバスで約2時間半のミール地方にあり、15世紀末から16世紀初頭にかけて地方の有力者がゴシック様式で建設に着手。その後、リトアニアのラジヴィウ家の手にわたりルネサンス様式の城として完成しました。しかし、ロシアとスウェーデンの間の北方戦争、ナポレオン戦争など度重なる戦争で破壊され、19世紀に再建されました。5つの塔と城壁、3階建ての宮殿で構成され、漆喰で装飾された外壁はミール地方特有のもの。宮殿と東塔がルネサンス様式、それ以外の部分はゴシック様式を残しており、この城が生き抜いてきた時代の変遷がわかります。

現在博物館として公開され、宿泊施設も完備したミール城は、19世紀の再建時に整備された広大な公園に囲まれ、優美な姿を静寂の湖面に映しています。世界遺産の城に泊まり、支配者が次々と変り様々な文化の洗礼を受けた、ベラルーシの歴史を偲ぶのもいいでしょう。

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ミール城はベラルーシの西部、首都ミンスクからバスで約2時間半のミール地方にあり、15世紀末から16世紀初頭にかけて地方の有力者がゴシック様式で建設に着手。その後、リトアニアのラジヴィウ家の手にわたりルネサンス様式の城として完成しました。しかし、ロシアとスウェーデンの間の北方戦争、ナポレオン戦争など度重なる戦争で破壊され、19世紀に再建されました。5つの塔と城壁、3階建ての宮殿で構成され、漆喰で装飾された外壁はミール地方特有のもの。宮殿と東塔がルネサンス様式、それ以外の部分はゴシック様式を残しており、この城が生き抜いてきた時代の変遷がわかります。

現在博物館として公開され、宿泊施設も完備したミール城は、19世紀の再建時に整備された広大な公園に囲まれ、優美な姿を静寂の湖面に映しています。世界遺産の城に泊まり、支配者が次々と変り様々な文化の洗礼を受けた、ベラルーシの歴史を偲ぶのもいいでしょう。

Photos

世界遺産|ミール地方の城と関連建物群
▲様々な建築様式が混在する様は、ミール地方特有のもの。特に漆喰で装飾された外壁は見事です。
世界遺産|ミール地方の城と関連建物群
▲帝政ロシア時代の大臣を務めたスヴャトポルク・ミルスキー家の廊。美しい外観は今も現存しています。

Data

◆登録名:
ミール地方の城と関連建物群
◆登録年:
2000年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
首都ミンスクからバスで約2時間30分

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