ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像

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世界遺産 〜The World Heritage〜

第249回 ドイツ ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像 市民が守り今に伝えた 中世ハンザ都市のシンボル

第249回 ドイツ

ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像

市民が守り今に伝えた 中世ハンザ都市のシンボル

世界遺産|ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像

Story

世にハンザ同盟都市として栄えたドイツ北西部の港町ブレーメン。グリム童話で有名な『ブレーメンの音楽隊』の動物たちが目指したその旧市街の中心、マルクト広場に面して建つ市庁舎と、ブレーメンの自由と独立の象徴であるローラント像が、隆盛を極めたハンザ都市の歴史を物語る建築物として世界遺産に登録されています。

市庁舎はブレーメンがハンザ同盟に加盟した後、1405年から1409年にレンガ造りのゴシック様式で建てられました。壮麗な装飾のファサードは、17世紀に北ドイツ独特のヴェーザー・ルネサンス様式で増築されたもの。2つの様式が調和した建築は、ドイツの数ある市庁舎の中でも際立つ美しさです。市庁舎の前に建つローラント像は高さ5.5mの石像で、中世に造られた像ではドイツ最大の自立式彫像と言われています。イスラム勢力と戦った中世叙事詩に登場する伝説の騎士をモチーフに制作され、当初は木造でしたがハンザ商人と対立した大司教によって焼き払われ1404年に再建。この像が見守り続ける限り、ブレーメンの自由と独立は守られると伝えられてきました。

市庁舎とローラント像はブレーメンの誇りであり、第二次世界大戦中、市民たちはこれらを囲いで覆い戦火から守り抜いたのだとか。大会議室など随所に装飾が施された美術館のような市庁舎に足を踏み入れ、詩人ハイネも訪れた巨大なワイン樽が並ぶ地下のワインセラーを訪ねれば、自由と独立を謳歌した往時の繁栄が今も感じられます。

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市庁舎はブレーメンがハンザ同盟に加盟した後、1405年から1409年にレンガ造りのゴシック様式で建てられました。壮麗な装飾のファサードは、17世紀に北ドイツ独特のヴェーザー・ルネサンス様式で増築されたもの。2つの様式が調和した建築は、ドイツの数ある市庁舎の中でも際立つ美しさです。市庁舎の前に建つローラント像は高さ5.5mの石像で、中世に造られた像ではドイツ最大の自立式彫像と言われています。イスラム勢力と戦った中世叙事詩に登場する伝説の騎士をモチーフに制作され、当初は木造でしたがハンザ商人と対立した大司教によって焼き払われ1404年に再建。この像が見守り続ける限り、ブレーメンの自由と独立は守られると伝えられてきました。

市庁舎とローラント像はブレーメンの誇りであり、第二次世界大戦中、市民たちはこれらを囲いで覆い戦火から守り抜いたのだとか。大会議室など随所に装飾が施された美術館のような市庁舎に足を踏み入れ、詩人ハイネも訪れた巨大なワイン樽が並ぶ地下のワインセラーを訪ねれば、自由と独立を謳歌した往時の繁栄が今も感じられます。

Photos

ブレーメン マルクト広場 市庁舎
▲2つの様式が調和した建築で、ドイツの中でも最も美しい市庁舎のひとつと言えます。
ブレーメン マルクト広場 ローラント像
▲中世叙事詩に登場する伝説の騎士をモチーフに制作され、ドイツ最大の自立式彫像と言われています。

Data

◆登録名:
ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像
◆登録年:
2004年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
ブレーメン中央駅から徒歩10分

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