フランス国内交通事情

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フランス国内交通事情|フランス観光ガイド

フランスの国内交通事情

フランス国内は、鉄道網や航空網がよく整備され、大都市では公共交通が発達しています。パリでは地下鉄が市内全域をカバー、さらにバスも補完するように走っています。

■フランスの鉄道

路線図
・TGV
Train a` Grande Vitesseの略。専用線区間では最高時速300kmで走る、フランスが誇る超高速列車。座席は1等と2等に分かれ、全席指定。フランスレイルパスなども利用できます。
  • TGV
  • ダブルデッカーのTGV
・ユーロスター
最高時速300kmの国際高速列車。パリとロンドンを最速約2時間15分で結びます。チェックインは出発時刻の30分前までに済ませておくこと。
  • ユーロスター車内
  • ▲広いユーロスター車内
・タリス
パリからベルギーのブリュッセルを経由し、オランダのアムステルダム、およびドイツのケルンを最高時速300kmで結ぶ新幹線。ワインレッドの車体。
・プロヴァンス鉄道
ニース〜ディーニュ・レ・バンの山岳景勝地を走る鉄道。車窓からはヴァール川沿いの渓谷美や、季節によってはラベンダー畑の田園風景など、プロヴァンスの素顔に出合えるかも。
・その他の鉄道
ユーロシティ、インターシティなどの国際特急や急行のラピッド、エクスプレスなども運行しています。

■パリ市内の交通手段

・地下鉄
パリ市交通公団(RATP)が運営する地下鉄がパリ市内を網羅。16路線あり、終電は深夜0時〜1時頃。
  • 地下鉄
  • ▲パリの地下鉄入り口
・RER
「エール・ウー・エール」と発音。郊外直通、都心部での駅の数を減らして運転する急行電車。パリ市内に5路線あります。
・バス
約60の路線があり、交通状況によっては遅れることもありますが、急いでいない時にはパリの何げない景色も楽しめて便利。
・タクシー
タクシー乗り場は高級ホテルや地下鉄駅前、観光名所の周辺にあります。ドアは日本と違って手動なので、注意しましょう。
・クルーズ船
セーヌ川の遊覧船には、複数のクルーズ会社がありますが、バトー・ムーシュが有名。乗船はアルマ橋付近から。ランチやディナークルーズなど、食事付きの場合は事前に予約を入れましょう。
  • セーヌ川クルーズ
  • ▲優雅なクルーズ観光

■レンタカー

  • 凱旋門
  • ▲運転には細心の注意を
パリなど都市で注意したいのは駐車場。路上駐車が多く、取り締まりも厳格です。信号機は縦で下から青・黄色・赤と並び、青信号は赤より一回り小さく、わかりにくい信号もあるので注意しましょう。
ロータリーは一方通行
放射線状に多数の道路が交差するフランスでは、一方通行で左回りのロータリーには注意が必要。出ていく車より、入ってくる車が優先です。
  • パリ市街
  • 放射線状で迷いやすい
便利なユーレイルパス
隣接する3〜5カ国、欧州の複数の国で乗り放題となるなど種類、期間もさまざま。フランスレイルパスはフランス国鉄が乗り放題。よく調べてお得に利用しよう。
  • ユーレイルパス
  • 現地で購入できないパスもある

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