現地情報国内交通事情|フィンランド観光ガイド
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現地情報国内交通事情|フィンランド観光ガイド
フィンランドの交通事情
鉄道、飛行機、車、船など交通手段が発達しているので、効率的に巡ることができます。ヘルシンキ内の移動もトラムやメトロなど移動手段が豊富なため、観光にも便利です。
■フィンランドの鉄道
VR(フィンランド鉄道)
- ・S220 Pendolino(ペンドリーノ S220)
- 時速200kmで走る振子式の超特急列車です。ヘルシンキ~トゥルク、タンペレなど5路線に導入されています。全席指定制のため予約が必要な列車です。
- ・IC、IC2(Inter City/インターシティ)
- 主要都市間を結ぶ特急列車です。予約は必須ではありませんが、確実に座りたい場合は予約をしておきましょう。
- ・P(Express/エクスプレス)
- 急行列車で、金曜の夕方発の列車は混雑することがあります。予約は必須ではありませんが、確実に座りたい場合は予約をしておきましょう。
- ・H(Regional/レジオナル)
- 各駅停車の普通列車です。座席の予約はできません。
- ・サンタクロース・エクスプレス
- サンタクロース村やオーロラ見学ポイントのサーリセルカ方面のロヴェニエミ行きの寝台列車のこと。
国際鉄道
- ・Allegro(アレグロ)
- EU圏とロシアを初めて結ぶ高速鉄道。フィンランドの首都ヘルシンキ〜ロシアの古都サンクトペテルブルグ間を3時間半で結んでいます。
- ・飛行機
- フィンランド内には27の空港があり、そのうち5つは定期的に国際線が発着しています。国内線の飛行時間は最長で約1時間半となっており、効率的に国内を回ることができます。
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- ▲フィンランドとロシアを結ぶアレグロ
- ・フェリー、ボート、蒸気船
- 各国の海岸沿いの都市を結ぶフェリーの定期航路があり、優雅なクルーズが楽しめます。自治州であるオーランドやバルト海の島々へもフェリーが運航しており、内陸の水路を利用したボートの移動、観光クルーズなども盛んです。
- ・バス
- ヘルシンキを中心に中距離・長距離のバスがあります。長距離バスは、公共の道路の90%以上を網羅しており、ヨーロッパの中でも最も広範囲を網羅するバスとなっています。
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- ▲大海原を進むタリンクシリヤライン
- ・レンタカー
- 車両は右側通行。ガソリンスタンドも十分にあります。冬は地面が凍結し、滑りやすくなるのでスノータイヤの装着とヘッドライドも常時点灯する必要があります。また野生動物との接触にも注意しましょう。
■ヘルシンキ市内の交通手段
- ・トラム
- ヘルシンキ市内を走る路面電車。路線によって変わりますが約5〜15分間隔で運航しており、中央駅〜市内の主要スポットを回ってくれるので、観光客におすすめです。
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- ▲ヘルシンキを走るトラム
- ・タクシー
- 流しのタクシーはいないので、市内にある乗り場または電話で呼び出しが必要です。また料金も曜日や時間、乗る人数によって変わるので注意が必要です。
- ・ヘルシンキ地下鉄
- ヘルシンキ市交通局が運営する地下鉄。世界で最も北にある地下鉄としても有名で、市内南西部から中央駅を通り北東に伸びる路線は、市内観光に便利です。
渋滞にはご注意を!
- フィンランドは人口が少ないわりに国土が広いため、渋滞はほとんどありません。ただし、交通量が多いヘルシンキや野生動物が多い地方では、動物によって道路が遮断され渋滞が起きる場合があります。
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- ヘルシンキ市内は混雑するので注意
観光におすすめ「デイチケット」
- 「デイチケット」とは、ヘルシンキの交通機関(トラム・地下鉄・市バス・スオメリンナ島へのフェリー)が24時間乗り放題になるお得なチケットです。観光案内所や地下鉄駅、トラム車内などで購入することができます。
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- ICチケット/イメージ
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