厳島神社

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世界遺産 〜The World Heritage〜

第49回 日本 厳島神社 海上に悠然と聳える 壮麗な朱塗りの社殿群

第49回 日本

厳島神社

海上に悠然と聳える 壮麗な朱塗りの社殿群

世界遺産|厳島神社

Story

抜約530mの弥山(みせん)を中央に頂く神の島、宮島。その入り江に聳える水上社殿こそが、この世の竜宮城にもたとえられる厳島神社です。推古天皇即位元年(593年)、安芸の豪族佐伯鞍職(さえきのくらもと)によって創建され、平家一門の隆盛とともに社運も盛大に。平清盛が現在の社殿を造営したのは今から800年ほど前で、日宋貿易の拡大を図る過程において海上鎮護の神として尊崇を篤くしたといわれています。

海を敷地とした大胆奇抜な構想と、寝殿造りを巧みに取り入れた建築美は、日本を代表する名社にふさわしい気品と威厳に満ちたもの。毛利元就によって改築された本社本殿は、ゆるやかな勾配のある切妻両流造り。総延長約275mに及ぶ廻廊で結ばれた社殿群は極楽浄土の再現か、潮の干満によって刻々と変化するさまは圧巻の眺め。日本三大船神事に数えられる管弦祭、高舞台で奉納される舞楽など、清盛の時代から伝わる神事も多く、華麗な王朝絵巻の世界へと私たちを誘います。

本社火焼前(ひたさき)から約160m沖の海中に立つ朱塗りの大鳥居。高さは奈良の大仏とほぼ同じ16.8m、主柱の根回りは約10mもあり、潮が引くとその巨大な全容が現れます。根元は海底に埋まっておらず、なんと鳥居自体の重量(約60t)だけで立っているのだとか。1本の主柱を2本の袖柱で支え、島木の中に玉石を詰めて重しとするなど、先人の知恵にはただ感心するばかり。現在の鳥居は八代目にあたり、建て替え用材の確保のため地元では楠の植林に力を入れています。

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海を敷地とした大胆奇抜な構想と、寝殿造りを巧みに取り入れた建築美は、日本を代表する名社にふさわしい気品と威厳に満ちたもの。毛利元就によって改築された本社本殿は、ゆるやかな勾配のある切妻両流造り。総延長約275mに及ぶ廻廊で結ばれた社殿群は極楽浄土の再現か、潮の干満によって刻々と変化するさまは圧巻の眺め。日本三大船神事に数えられる管弦祭、高舞台で奉納される舞楽など、清盛の時代から伝わる神事も多く、華麗な王朝絵巻の世界へと私たちを誘います。

本社火焼前(ひたさき)から約160m沖の海中に立つ朱塗りの大鳥居。高さは奈良の大仏とほぼ同じ16.8m、主柱の根回りは約10mもあり、潮が引くとその巨大な全容が現れます。根元は海底に埋まっておらず、なんと鳥居自体の重量(約60t)だけで立っているのだとか。1本の主柱を2本の袖柱で支え、島木の中に玉石を詰めて重しとするなど、先人の知恵にはただ感心するばかり。現在の鳥居は八代目にあたり、建て替え用材の確保のため地元では楠の植林に力を入れています。

Photos

世界遺産|厳島神社空撮
▲1400年もの長い時を経て、海の上に佇む厳島神社
世界遺産|大鳥居
▲大鳥居に使う巨木探しに約20年も費やしたとか

Data

◆登録名:
厳島神社
◆登録年:
1996年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
宮島口より宮島桟橋へフェリーで約10分、広島港から宮島桟橋へ高速船で約22分

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