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世界遺産 〜The World Heritage〜

第78回 ギリシャ オリンピア ゼウス神に捧げた オリンピック発祥の地

第78回 ギリシャ

オリンピア

ゼウス神に捧げた オリンピック発祥の地

世界遺産|オリンピア

Story

4年に一度、世界の人々を熱狂させる平和の祭典オリンピック。その発祥の地オリンピアは、紀元前10世紀ごろから全能の神ゼウスの聖地として栄えた町。ペロポネソス半島の西、のどかな緑が広がるクロノスの丘の麓に静かに息づき、オリンピックの聖火は、今もオリンピアの遺跡で点火され、開催地へと運ばれていきます。

古代オリンピックは、ゼウスに捧げるスポーツの祭典として紀元前776年に始まり、4年ごとに都市国家(ポリス)がこぞって参加し、短距離走、円盤投げ、レスリング、戦車競争などの競技が行われていました。その後、ローマ皇帝により393年に廃止されますが、フランスのクーベルタン男爵の提唱により近代オリンピックとして復活。1896年に第1回アテネオリンピックが開催されました。

19世紀末に発掘されたオリンピアの遺跡には、ゼウス神殿を取り巻くように、聖火の採火式が行われるヘラ神殿、体育館、レスリングなどの練習に使用されたパラエストラ(闘技場)、オリンピック招待客の宿舎だったレオニデオンなどがあり、スタディオン(競技場)には、約192mのトラックが一直線に延びています。そのスタートとゴールに今も残る石板や遺跡群からは、古代に繰り広げられたオリンピックの熱狂や、競技者の息づかいが聞こえてきそうです。

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古代オリンピックは、ゼウスに捧げるスポーツの祭典として紀元前776年に始まり、4年ごとに都市国家(ポリス)がこぞって参加し、短距離走、円盤投げ、レスリング、戦車競争などの競技が行われていました。その後、ローマ皇帝により393年に廃止されますが、フランスのクーベルタン男爵の提唱により近代オリンピックとして復活。1896年に第1回アテネオリンピックが開催されました。

19世紀末に発掘されたオリンピアの遺跡には、ゼウス神殿を取り巻くように、聖火の採火式が行われるヘラ神殿、体育館、レスリングなどの練習に使用されたパラエストラ(闘技場)、オリンピック招待客の宿舎だったレオニデオンなどがあり、スタディオン(競技場)には、約192mのトラックが一直線に延びています。そのスタートとゴールに今も残る石板や遺跡群からは、古代に繰り広げられたオリンピックの熱狂や、競技者の息づかいが聞こえてきそうです。

Photos

世界遺産|オリンピア遺跡
▲古代オリンピックの歓声が甦えるかのような遺跡
世界遺産|聖火トーチ
▲ゼウスの妻ヘラを祀る神殿の前で行われる聖火の採火式

Data

◆登録名:
オリンピアの古代遺跡
◆登録年:
1989年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
アテネからバスで約4時間、ピルゴスから約40分。または鉄道でピルゴスから約45分

※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。

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