セルギエフ・ポサド

|ロシア 世界遺産|阪急交通社

阪急交通社のおせち

世界遺産 〜The World Heritage〜

第226回 ロシア セルギエフ・ポサド 人々の精神的よりどころ ロシア正教最大の聖地

第226回 ロシア

セルギエフ・ポサド

人々の精神的よりどころ ロシア正教最大の聖地

世界遺産|セルギエフ・ポサド

(c)Sailorr

Story

モスクワの北東に、ロシア中世の面影を留め点在する「黄金の環」と呼ばれる都市群。そのひとつセルギエフ・ポサドには、聖人セルギーにより創設されたロシア正教最大の聖地トロイツェ・セルギー大修道院があり、壮麗な教会建築群が世界遺産に登録されています。

セルギエフ・ポサドが拓かれていなかった14世紀、敬虔な貴族の家系に生まれたセルギーは、修道士として生きる道を選び、より神に近付けるよう深い森に分け入り、庵と小さな聖堂を建てました。これがトロイツェ・セルギー大修道院の起源です。トロイツェ(三位一体)の神と対話しながら信仰の日々を送る、その清廉な彼を慕い弟子たちや人々が集まり、やがて大きな修道院になっていきました。そして、セルギーが没するとロシア正教会から聖人に列せられ、15世紀に建立されたトロイツキー大聖堂に、セルギーの遺体は不朽体として安置されました。16世紀にはイワン4世(雷帝)の命により、大修道院の中心をなす玉葱形の円蓋を持つウスペンスキー大聖堂が建設されるなど、比類のない建築群が築かれていったのです。

ロシアの人々の約7割が信仰するロシア正教は、ロシア人の精神的なよりどころとなっています。今も多くの信者がトロイツキー大聖堂の不朽体が納められた棺に長い列を作り、口づけをして祈ります。トロイツェの神に捧げた聖人セルギーの信仰心は、ロシア革命後の迫害を乗り越え、絶えることなく人々に受け継がれています。

続きを読む

セルギエフ・ポサドが拓かれていなかった14世紀、敬虔な貴族の家系に生まれたセルギーは、修道士として生きる道を選び、より神に近付けるよう深い森に分け入り、庵と小さな聖堂を建てました。これがトロイツェ・セルギー大修道院の起源です。トロイツェ(三位一体)の神と対話しながら信仰の日々を送る、その清廉な彼を慕い弟子たちや人々が集まり、やがて大きな修道院になっていきました。そして、セルギーが没するとロシア正教会から聖人に列せられ、15世紀に建立されたトロイツキー大聖堂に、セルギーの遺体は不朽体として安置されました。16世紀にはイワン4世(雷帝)の命により、大修道院の中心をなす玉葱形の円蓋を持つウスペンスキー大聖堂が建設されるなど、比類のない建築群が築かれていったのです。

ロシアの人々の約7割が信仰するロシア正教は、ロシア人の精神的なよりどころとなっています。今も多くの信者がトロイツキー大聖堂の不朽体が納められた棺に長い列を作り、口づけをして祈ります。トロイツェの神に捧げた聖人セルギーの信仰心は、ロシア革命後の迫害を乗り越え、絶えることなく人々に受け継がれています。

Photos

世界遺産|トロイツェ・セルギー大修道院
▲トロイツェ・セルギー大修道院の門には、聖人セルギーにまつわるフレスコ画が描かれています。
世界遺産|ウスペンスキー大聖堂
▲大修道院の中でも中心を成す、玉葱型の青い屋根が特徴的なウスペンスキー大聖堂。

Data

◆登録名:
セルギエフ・ポサドのトロイツェ・セルギー大修道院の建造物群
◆登録年:
1993年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
モスクワからセルギエフ・ポサドまで電車で約1時間30分

※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。

このページの上部へ

セルギエフ・ポサド|ロシア 世界遺産|阪急交通社

Copyright(C)2017 HANKYU TRAVEL INTERNATIONAL CO.,LTD. All rights reserved