ティワナク文化の宗教的・政治的中心地

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世界遺産 〜The World Heritage〜

第261回 ボリビア ティワナク文化の宗教的・政治的中心地

第261回 ボリビア

ティワナク文化の宗教的・政治的中心地

チチカカ湖の南に残る プレ・インカの謎の遺跡

世界遺産|ティワナク

©Xenomanes

Story

米の古代遺跡と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、ペルーにあるインカ帝国の空中都市マチュピチュでしょう。しかしボリビアではそれよりも遥か以前に、1000年以上にわたって巨石文化が栄えていました。チチカカ湖にほど近いティワナク遺跡が、その文化の中心地。起源は紀元前に遡り、最盛期は8世紀から11世紀頃と考えられるティワナク文化は、チチカカ湖以南の広大な地域に及んでいました。

標高4,000m近くの高地に広がる遺跡には、「アカパナ」と呼ばれる7段の基壇からなるピラミッド、遺跡の中心部と想定されている広場のような「カラササヤ」などの建造物が残されています。カラササヤには一枚岩でできた「太陽の門」があり、ここで発見され現在は付属博物館に展示されている7.3mの巨大な石像「ベネット」も、一枚岩を削って造られたものでした。カラササヤに隣接する「半地下神殿」と呼ばれる遺構は、中央に石像が立ち、石積みの壁からは幾つもの顔が突き出し、信仰の拠り所だったのではとうかがわせます。

遺跡の周辺からは住居址も発見されていますが、破壊や風化が進み、また文字を持たない文化であったため、ティワナクが国の形態をなしていたのかすらわからず、未だ多くの謎に包まれています。さらに強引な復元により本来の姿も失われてしまっています。しかし1000年も前とは思えない精巧な石工技術、巨石像や出土した土器などから、インカにも影響を与えた高度な文化を偲ぶことができます。

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標高4,000m近くの高地に広がる遺跡には、「アカパナ」と呼ばれる7段の基壇からなるピラミッド、遺跡の中心部と想定されている広場のような「カラササヤ」などの建造物が残されています。カラササヤには一枚岩でできた「太陽の門」があり、ここで発見され現在は付属博物館に展示されている7.3mの巨大な石像「ベネット」も、一枚岩を削って造られたものでした。カラササヤに隣接する「半地下神殿」と呼ばれる遺構は、中央に石像が立ち、石積みの壁からは幾つもの顔が突き出し、信仰の拠り所だったのではとうかがわせます。

遺跡の周辺からは住居址も発見されていますが、破壊や風化が進み、また文字を持たない文化であったため、ティワナクが国の形態をなしていたのかすらわからず、未だ多くの謎に包まれています。さらに強引な復元により本来の姿も失われてしまっています。しかし1000年も前とは思えない精巧な石工技術、巨石像や出土した土器などから、インカにも影響を与えた高度な文化を偲ぶことができます。

Photos

世界遺産|ティワナク遺跡 太陽の門
▲遺跡中心部にある広場「カラササヤ」にそびえ立つ一枚岩でできた「太陽の門」
世界遺産|ティワナク遺跡
▲石の顔が壁面から突き出している「半地下神殿」は、独特な雰囲気を醸し出す

Data

◆登録名:
ティワナク:ティワナク文化の宗教的・政治的中心地
◆登録年:
2000年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
ラパスから車で約1時間半

※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。

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