チェスキー・クルムロフ

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世界遺産 〜The World Heritage〜

第90回 チェコ チェスキー・クルムロフ 歴史に翻弄された 中世の町並みと城郭

第90回 チェコ

チェスキー・クルムロフ

歴史に翻弄された 中世の町並みと城郭

世界遺産|チェスキー・クルムロフ

©robert paul van beets

Story

ェコ南部、S字に蛇行するヴルタヴァ川に囲まれて息づくチェスキー・クルムロフは、中世の町並みをとどめるチェコで一番美しいといわれる町のひとつ。旧市街を見下ろすチェスキー・クルムロフ城は13世紀、この地を治めたヴィートコヴィツ家が築き、14世紀にロジェンベルク家の手に渡り、16世紀まで町は手工業と交易で繁栄を極めます。

チェスキー・クルムロフ城はその後、エゲンベルク家、シュワルツェンベルク家と城主が目まぐるしく変わり、創建当初のゴシック様式から、ルネサンス様式、バロック様式と増改築が重ねられ、さまざまな建築様式が混在するチェコではプラハ城に次ぐ規模の城郭となりました。1766年に完成したバロック様式のオペラ劇場、カラフルなフラデークの塔や外壁の「だまし絵」など、城内に見どころは多く、城の守り神として飼われている熊も伝説に彩られています。

産業革命の進展に取り残されたチェスキー・クルムロフは、19世紀にオーストリア=ハンガリー帝国の支配下となり、20世紀にはドイツ領に。第二次大戦後はチェコスロバキアに復帰するも、共産主義化により荒廃。1989年の自由化により、歴史的建造物の修復が進み、1992年に町ぐるみ世界遺産に登録されました。毎年6月にはローゼンベルク家の紋章にちなむ「五弁のバラの祭典」が開催。人々が中世のいでたちで集まり、往時の繁栄が彷彿とよみがえります。

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チェスキー・クルムロフ城はその後、エゲンベルク家、シュワルツェンベルク家と城主が目まぐるしく変わり、創建当初のゴシック様式から、ルネサンス様式、バロック様式と増改築が重ねられ、さまざまな建築様式が混在するチェコではプラハ城に次ぐ規模の城郭となりました。1766年に完成したバロック様式のオペラ劇場、カラフルなフラデークの塔や外壁の「だまし絵」など、城内に見どころは多く、城の守り神として飼われている熊も伝説に彩られています。

産業革命の進展に取り残されたチェスキー・クルムロフは、19世紀にオーストリア=ハンガリー帝国の支配下となり、20世紀にはドイツ領に。第二次大戦後はチェコスロバキアに復帰するも、共産主義化により荒廃。1989年の自由化により、歴史的建造物の修復が進み、1992年に町ぐるみ世界遺産に登録されました。毎年6月にはローゼンベルク家の紋章にちなむ「五弁のバラの祭典」が開催。人々が中世のいでたちで集まり、往時の繁栄が彷彿とよみがえります。

Photos

世界遺産|チェスキー・クルムロフ
▲街は曲がりくねった川に囲まれるように形成されている
©Aradan
世界遺産|チェスキー・クルムロフ城
▲さまざまな建築様式が混在するチェスキー・クルムロフ城

Data

◆登録名:
チェスキー・クルムロフ歴史地区
◆登録年:
1992年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
プラハから列車で約4時間、バスで約3時間

※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。

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