
5つの温泉地から成る奥飛騨温泉郷。北アルプスの山々に囲まれた良質の温泉と数多く点在する露天風呂で四季の移ろいをお楽しみいただけます

奥飛騨温泉郷は岐阜県の北東端、長野県と県境を接する高山市(旧上宝村)の山深い里に湯けむりをあげる温泉地。槍ヶ岳、穂高連峰、笠ヶ岳などの名峰に抱かれ湯浴みを楽しめる、大自然の中の露天風呂が人気です。




古くから湯治場として知られる奥飛騨温泉郷。ユニークな開湯伝説が伝わるのは奥飛騨の玄関口にある平湯温泉で、戦国時代に武田信玄の軍勢が飛騨へ攻め込んだとき、湯だまりで傷を癒す老猿を見て発見されたといわれます。また、平安時代に村上天皇が療養に訪れたと言い伝えられ、平家の落武者伝説も残る古湯・福地温泉など、北アルプスの山懐に個性的な温泉地が静かに佇んでいます。

新穂高温泉
奥飛騨温泉郷の最奥にあり、北アルプス連峰を一望するリゾートムードにあふれる高原の温泉地。蒲田川の川床から豊富に湯が湧き出し、川沿いに宿の露天風呂や共同の露天風呂が点在。槍ヶ岳や笠ヶ岳などの雄大な山岳風景を眺めながら浸かる露天風呂は格別です。新穂高ロープウェイの山麓駅があり、北アルプス槍・穂高連峰への登山口にもなっています。
平湯温泉
武田信玄の軍勢にいで湯のありかを教えた、老猿の伝説が残る古湯。古くから交通の要衝として開け、江戸時代には参勤交代の宿場になり、北陸の諸大名が行き交い大いに栄えました。乗鞍岳の麓に湯量豊富な源泉が湧き、老樹と川のせせらぎに包まれた露天風呂は野趣たっぷり。落差64mをほぼ垂直に落下する豪壮な平湯大滝は飛騨三大名瀑のひとつ。
例年11月には積雪が見られ、冬は厳寒の奥飛騨。4月でも標高の高い所では雪が降ることがあります。夏は日中30度以上になりますが、日陰に入ると涼しく爽やかです。夜間は気温が下がり肌寒く感じるほど。10月には山の木々が色付き、徐々に山里へと降りてきます。
奥飛騨温泉郷への玄関口・松本へは、東京方面からは中央線特急「スーパーあずさ号」、名古屋方面からは中央線特急「ワイドビューしなの号」の利用が便利。松本から濃飛バスで所要1時間25分。また、名古屋・大阪方面から高山線特急「ワイドビューひだ号」で高山へ。高山からも濃飛バスが運行しています。近年は道路事情が格段に良くなっていて、絶景のドライブルートとして車の利用もおすすめ。

※ルートは一例です。
東京・新宿と奥飛騨温泉郷(平湯)を4時間35分で結ぶ直行高速バス「シュトライナー」を利用すれば、奥飛騨温泉郷へ快適らくらくアクセス。料金は片道5,700円とリーズナブルです。大阪・京都、名古屋方面からも高山へ高速バスが運行。高山からは定期バスで奥飛騨へ。
栃尾および東京の平均気温は気象庁ホームページを参考にしています。
写真提供:奥飛騨温泉郷観光協会(平湯温泉、神の湯)
上記掲載情報は2009年10月のものです。営業日など急に変更になる場合もございますので、おでかけの際は事前に各関係機関でご確認ください。