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文人に愛された城崎温泉はゆかたと下駄が似合う情緒あふれる温泉町。1400年もの歴史を紐解けば、長年愛され続けたゆえんがきっとわかる

「歴史と文学といで湯の町」として名高く、山陰の名湯と称えられる城崎温泉は、今から1400年前、コウノトリによって発見されたと伝わる「鴻の湯」、奈良時代に道智上人が発見した「まんだら湯」など、外湯を中心に発展しました。名作『城の崎にて』を著した志賀直哉をはじめ、多くの文人墨客に愛された大谿川沿いの湯の町を、外湯めぐりの浴客が行き交う風景は、城崎温泉ならではの情趣です。

大谿川沿いの柳が芽吹く春は、一年で最も良い季節。夏は高温多湿ですが、日中と夜間の気温差が大きく、夜は涼しいのでしのぎやすいでしょう。 秋は9月上・中旬〜10月上・中旬に雨の日が多くなります。また、冬に車で出かける人は積雪に注意しましょう。
日本海の荒波に育まれた海の幸、豊かな山の恵み、四季折々に旬の味覚が楽しめますが、なんといっても筆頭はズワイガニ。山陰では松葉ガニと呼ばれる冬の味覚の王者です。ゆったり温泉につかって、宿でいただく松葉ガニ料理は格別。また、春から初夏にかけてはホタルイカや天然岩ガキなどが食膳を飾ります。ほかにも神戸ビーフや松阪牛の素牛となっている但馬牛など、A級グルメが勢ぞろい。

外湯めぐりをする人々がゆかた姿で町内を歩く、“ゆかたの似合う町”城崎温泉では、「城崎ゆかた憲章」を定め、町ぐるみで、“ゆかたでそぞろ歩き”をサポートしてくれます。着くずれたときなど困ったことは、町内に約30軒ある「ゆかたご意見番」が対応。突然の雨や雪に降られても、「みんなの傘」(善意の置き傘)が町内10カ所にあるので安心です。あなたもゆかたに着替えて気軽に外湯めぐりへ出かけてみてはいかがでしょうか。

城崎温泉へは電車が便利。JR山陰本線を利用して、京都、大阪、神戸、鳥取など各地からおよそ3時間ほどでアクセス可能です。飛行機利用の場合は、便数は少ないですが大阪国際空港(伊丹空港)からコウノトリ但馬空港までを約30分で結びます。車の場合、大阪、神戸方面からは中国道、舞鶴若狭自動車道を経由し、北近畿豊岡自動車道を利用して和田山ICまで出るのが便利。京都からは国道9号線を進み、国道426号線を経て湯煙ただよう城崎温泉に向かいます。

※ルートは一例です。
東京=所要約5時間40分・
大阪=所要約2時間45分)
東京=(JR新幹線のぞみ約3時間10分)=京都=(JR山陰本線特急きのさき約2時間30分)=城崎温泉
大阪=(JR福知山線・山陰本線特急北近畿約2時間45分)=城崎温泉
京都=所要約3時間・
大阪=所要約3時間)
京都=(京都縦貫自動車道)=丹波町=(R9)=福知山=(R426)=豊岡=城崎温泉
大阪=(中国道)=吉川JCT=(舞鶴若狭自動車道)=春日IC=(北近畿豊岡自動車道)=和田山IC=(R312)=豊岡=城崎温泉
大阪=所要約3時間30分・
神戸=所要約3時間20分)
大阪(阪急三番街)=(特急バス約3時間30分)=城崎温泉
神戸(神姫バス三宮バスターミナル)=(特急バス約3時間20分)=城崎温泉「かにカニエクスプレス」とは、冬のカニシーズンに京阪神から日本海方面へ運行される臨時列車のこと。土・日曜、祝日を中心に特急の本数が増設され、冬の旅行にはもってこい。年末年始を除く11月から3月まで運行されているので、城崎温泉とカニ料理を楽しんでみては…。
豊岡および東京の平均気温は気象庁ホームページを参考にしています。
上記掲載情報は2008年11月のものです。営業日など急に変更になる場合もございますので、おでかけの際は事前に各関係機関でご確認ください。
写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。