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有馬温泉は金泉・銀泉と2つの異なる泉質、7つの泉源めぐりが可能。飲泉すれば、有馬温泉の効能豊かな湯はたちまち万病に効くはず
有馬温泉は、「日本を代表する三つの温泉」のひとつとして名前が挙げられます。江戸時代の儒学者の林羅山が評した「三名泉」(有馬・草津・下呂)、『枕草子』による「三名泉」(有馬・榊原・玉造)、日本書紀・風土記などに登場する「三古泉」(有馬・道後・白浜)や、「三大薬泉」(有馬・草津・松之山)にも挙げられています。
有馬温泉のお湯は環境省が療養泉として指定をしている単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、放射能泉の7つの主成分が含まれています。
一般に有馬温泉は金泉と銀泉があり、鉄分を含む含鉄強塩泉は、元は無色透明ですが、空気に触れると酸化して独特の赤茶色に変化するため「金泉」と呼ばれ、一方空気に触れても色が変化しない二酸化炭素泉などを「金泉」に対比するように「銀泉」と呼ばれています。

有馬温泉といえば赤茶色の「金泉」が有名。海水よりはるかに塩分濃度が高く、舐めるとかなり塩辛い泉質です。その塩分が肌に薄い皮膜を形成し、体を芯から温め、湯冷めしにくいのが特徴。さらに殺菌力が高く、皮膚疾患に効果があります。そのままお風呂から上がると浴衣が赤く染まり、皮膚がひりひりするので、必ず上がり湯を浴びるのをお忘れなく。

無味無臭・無色透明の「銀泉」は、二酸化炭素泉と微量のラドンを含んだ放射能泉に分かれます。トロリと濃厚な金泉に対し、こちらはサラサラとマイルドな湯ざわり。酸味のある発泡性の二酸化炭素泉は、飲用すると炭酸の爽やかな喉ごしが楽しめ、食欲増進の効果があります。また、放射能泉(ラドン泉)は新陳代謝を促進し、食欲増進に効果的です。

泉源の改修工事を行い、1596年の地震で壊滅状態にあった有馬を救った秀吉。そして阪神・淡路大震災復興の最中、秀吉が造った湯山御殿の遺構が400年の時を経て発見されました。
写真提供:有馬温泉観光協会(有馬遠景)、(財)神戸国際観光コンベンション協会(金の湯、銀の湯)
上記掲載情報は2007年10月のものです。営業日など急に変更になる場合もございますので、おでかけの際は事前に各関係機関でご確認ください。
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