カルタヘナの港、要塞群と建造物群

|中南米 世界遺産|阪急交通社

旅コーデ

世界遺産 〜The World Heritage〜

第245回 コロンビア カルタヘナの港、要塞群と建造物群 堅牢な城壁と要塞が守ったカリブの港町の繁栄

第245回 コロンビア

カルタヘナの港、要塞群と建造物群

堅牢な城壁と要塞が守ったカリブの港町の繁栄

世界遺産|カルタヘナの街並み

Story

リブ海に面した南米コロンビアの北部に位置し、海岸沿いにリゾートホテルが建ち並ぶカルタヘナは、同国きってのリゾート地。また、城壁に囲まれた旧市街には、スペイン植民地時代の特徴的な要塞や建造物群が数多く残され、1984年世界遺産に登録。カリブの風に吹かれながら、16~17世紀への時間旅行が楽しめる港町です。

16世紀、インカ帝国を滅ぼしたスペインは、金、銀、エメラルドなどの財宝や、カカオ、タバコ、香辛料などの産物をスペイン本国へ送り出す港としてカルタヘナに目をつけました。やがて新大陸の一大貿易拠点となったカルタヘナは繁栄を極めます。しかし、その富を狙う海賊やイギリス、フランスなど強国の攻撃にさらされます。そこでスペインは町を囲む総延長4kmの城壁や、サン・フェリペ要塞を中心に幾多の堅牢な要塞を築き襲撃に備えました。その労働力としてアフリカから30万人もの黒人奴隷が動員され、酷使されたといわれています。難攻不落の要塞都市となったカルタヘナにはあり余る富が集まり、ボリバール広場を中心にカテドラルや旧宗教裁判所など、スペイン風の美しい建造物が次々に建てられていきました。

降り注ぐ陽光とコバルトブルーの海、そしてコロニアルな町並みにサルサが流れ、多くの観光客を魅了するカルタヘナ。この明るく開放的な港町には、先住民からの財宝や産物の略奪、奴隷貿易による繁栄という負の歴史があったことを心の片隅に留めておきたいものです。

続きを読む

16世紀、インカ帝国を滅ぼしたスペインは、金、銀、エメラルドなどの財宝や、カカオ、タバコ、香辛料などの産物をスペイン本国へ送り出す港としてカルタヘナに目をつけました。やがて新大陸の一大貿易拠点となったカルタヘナは繁栄を極めます。しかし、その富を狙う海賊やイギリス、フランスなど強国の攻撃にさらされます。そこでスペインは町を囲む総延長4kmの城壁や、サン・フェリペ要塞を中心に幾多の堅牢な要塞を築き襲撃に備えました。その労働力としてアフリカから30万人もの黒人奴隷が動員され、酷使されたといわれています。難攻不落の要塞都市となったカルタヘナにはあり余る富が集まり、ボリバール広場を中心にカテドラルや旧宗教裁判所など、スペイン風の美しい建造物が次々に建てられていきました。

降り注ぐ陽光とコバルトブルーの海、そしてコロニアルな町並みにサルサが流れ、多くの観光客を魅了するカルタヘナ。この明るく開放的な港町には、先住民からの財宝や産物の略奪、奴隷貿易による繁栄という負の歴史があったことを心の片隅に留めておきたいものです。

Photos

世界遺産|カルタヘナ 時計塔
▲南米の力強い太陽に照らされながら、その魅力を放っています。
©Ariane Citron
世界遺産|カルタヘナ 街並み
▲少し路地に入ると歴史的な建造物を美しい花が飾っています。
©Gerardo Borbolla

Data

◆登録名:
カルタヘナの港、要塞群と建造物群
◆登録年:
1984年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
首都ボゴタから空路で約1時間30分

※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。

このページの上部へ

カルタヘナの港、要塞群と建造物群|中南米 世界遺産|阪急交通社

Copyright(C)2017 HANKYU TRAVEL INTERNATIONAL CO.,LTD. All rights reserved