水原華城

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世界遺産 〜The World Heritage〜

第94回 韓国 水原華城 父への思いが造らせた 李氏朝鮮王の巨大城郭

第94回 韓国

水原華城

父への思いが造らせた 李氏朝鮮王の巨大城郭

世界遺産|水原華城

写真提供:韓国観光公社

Story

界遺産に登録された華城(ファソン)は、ソウルから南へ約35kmの水原(スウォン)に、李氏朝鮮第22代王の正祖(チョンジョ)が築いた城郭。正祖の父は、王の世継ぎでありながら政争に巻き込まれ、非業の最期を遂げてしまいます。正祖はその死を悼み、霊を弔うのに風水的に最高の土地であった水原に改葬。父のそばにいられるよう、ソウルから都を移そうと考え築造を開始したのがこの華城でした。

華城の設計を担当した丁若鏞(チョン・ヤギョン)は、実学(生活に役立つ実用的な学問)を修めた実学者で、滑車やテコの原理を応用した挙重機(クレーンのようなもの)を考案するなど、当時の建築技術の粋を集め、また西洋の近代的な工法も導入し、1794年の着工から2年という短い工期で1796年に完成。しかし、その直後に正祖は亡くなり、水原遷都は幻と消えました。

華城は総面積約130ha。周囲に約5.7kmの城壁を巡らせ、東西南北に、それぞれ蒼龍門、華西門、八達門、長安門の四大門が設けられています。城郭にはためく旗は、青は東、白は西、赤は南、黒は北の方角を表し、正祖が行幸の際に宿泊した華城行宮には、黄色の旗が立っています。華城行宮は正門の新豊樓、正殿の奉寿堂、正祖が滞在した福内堂などの建物から成る仮の宮。正祖は12年間に13回、水原に改葬した父の墓所を参拝しており、これほど壮大な城を造らせた、正祖の亡き父への思慕の情を思わずにはいられません。

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華城の設計を担当した丁若鏞(チョン・ヤギョン)は、実学(生活に役立つ実用的な学問)を修めた実学者で、滑車やテコの原理を応用した挙重機(クレーンのようなもの)を考案するなど、当時の建築技術の粋を集め、また西洋の近代的な工法も導入し、1794年の着工から2年という短い工期で1796年に完成。しかし、その直後に正祖は亡くなり、水原遷都は幻と消えました。

華城は総面積約130ha。周囲に約5.7kmの城壁を巡らせ、東西南北に、それぞれ蒼龍門、華西門、八達門、長安門の四大門が設けられています。城郭にはためく旗は、青は東、白は西、赤は南、黒は北の方角を表し、正祖が行幸の際に宿泊した華城行宮には、黄色の旗が立っています。華城行宮は正門の新豊樓、正殿の奉寿堂、正祖が滞在した福内堂などの建物から成る仮の宮。正祖は12年間に13回、水原に改葬した父の墓所を参拝しており、これほど壮大な城を造らせた、正祖の亡き父への思慕の情を思わずにはいられません。

Photos

世界遺産|水原華城
▲城壁沿いの歩道を一周するには、徒歩で2~3時間ほどかかる
世界遺産|華虹門
▲水原川に架かる優美な佇まいの水門、華虹門

Data

◆登録名:
華城
◆登録年:
1997年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
ソウルから水原駅まで特急列車で約30分

※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。

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