オルチア渓谷

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世界遺産 〜The World Heritage〜

第243回 オルチア渓谷 人が創り上げた 「これぞトスカーナ」の絶景

第243回 イタリア

オルチア渓谷

人が創り上げた 「これぞトスカーナ」の絶景

世界遺産|オルチア渓谷

Story

重にも重なり続くなだらかな丘に広がるブドウ畑、オリーブの木々、そして天に向かって伸びる糸杉の木立と点在する農家。イタリア中部のオルチア渓谷には、「これぞトスカーナ」のイメージを思い起こさせる景観が残され、2004年に世界文化遺産となりました。

日本でオルチア渓谷と訳される「ヴァルドルチャ(オルチアの谷)」。中央をオルチア川が流れる広大な丘陵地には、中世に起源を持つ町々が息づき、ローマやエルサレムへの巡礼道が通じ、多くの巡礼者で賑わっていました。しかし、痩せた土地は耕作に不向きで、フィレンツェと覇を競った都市国家・シエナの領土となった14~15世紀から人々は土壌改良を重ね、ブドウなどの作物を育て、今に見る絵画のような田園風景を創り上げました。その風景はシエナ派の画家をはじめ、ルネサンス以降幾多の芸術家たちを魅了し、創作意欲を大いにかき立てたといいます。環境に配慮し日々の営みを続けた人々の労が報われ、5つの市町村にまたがる「ヴァルドルチャ美術・自然・文化公園」の全域が世界遺産に登録されました。

田園地帯の牧歌的な集落も、街道沿いの中世の町々も、ルネサンスの芸術家たちが愛した頃と変わらずに、雄大な自然の中にとけ込み佇むオルチア渓谷。それは自然と人間が共存している類まれな絶景。果てしない丘のうねりを眺め、風にそよぐ糸杉やオリーブの葉擦れの音を聞いていると、心と体が空に吸い込まれていくようです。

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日本でオルチア渓谷と訳される「ヴァルドルチャ(オルチアの谷)」。中央をオルチア川が流れる広大な丘陵地には、中世に起源を持つ町々が息づき、ローマやエルサレムへの巡礼道が通じ、多くの巡礼者で賑わっていました。しかし、痩せた土地は耕作に不向きで、フィレンツェと覇を競った都市国家・シエナの領土となった14~15世紀から人々は土壌改良を重ね、ブドウなどの作物を育て、今に見る絵画のような田園風景を創り上げました。その風景はシエナ派の画家をはじめ、ルネサンス以降幾多の芸術家たちを魅了し、創作意欲を大いにかき立てたといいます。環境に配慮し日々の営みを続けた人々の労が報われ、5つの市町村にまたがる「ヴァルドルチャ美術・自然・文化公園」の全域が世界遺産に登録されました。

田園地帯の牧歌的な集落も、街道沿いの中世の町々も、ルネサンスの芸術家たちが愛した頃と変わらずに、雄大な自然の中にとけ込み佇むオルチア渓谷。それは自然と人間が共存している類まれな絶景。果てしない丘のうねりを眺め、風にそよぐ糸杉やオリーブの葉擦れの音を聞いていると、心と体が空に吸い込まれていくようです。

Photos

オルチア渓谷
▲街道や沿道の修道院や宿などとも融合し保護された景観は見事。
オルチア渓谷
▲遮るもののない街道では、清々しい風が吹き抜けます。

Data

◆登録名:
オルチア渓谷
◆登録年:
2004年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
最寄りはシエナ。フィレンツェからバスで約1時間半。ローマからバスで約2時間50分。

※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。

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