ブールジュ大聖堂

|フランス 世界遺産|阪急交通社

世界遺産 〜The World Heritage〜

第101回 フランス ブールジュ大聖堂 数度の修復がもたらした 建築史上稀に見る大聖堂

第101回 フランス

ブールジュ大聖堂

数度の修復がもたらした 建築史上稀に見る大聖堂

世界遺産|ブールジュ大聖堂

©Jean-Jacques Cordier

Story

ランス各地からピレネー山脈を越え、スペイン北西部の聖ヤコブの聖地へと向かう世界遺産の道「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」。その巡礼路上にあって、14~15世紀に芸術が開花したフランス中部の街ブールジュ。街の中心に聳えるサン・テティエンヌ大聖堂は、フランス・ゴシック建築の最高傑作のひとつとされ「ブールジュ大聖堂」の名称で世界遺産に登録されています。

大聖堂は5つの入口を持ち、奥行約124m、幅は約41mとフランスでも最大級。多様な建築様式が混在する外観は、幾度となく繰り返された修復がもたらしたもの。それまであったロマネスク様式の小さな聖堂が、ゴシック建築の大聖堂に改築されたのは12世紀のことです。しかし14世紀には南塔が傾き、控え壁で補強。16世紀には北塔が倒壊したため、ルネサンス様式で再建。それも束の間、新教徒の手によって破壊され、19世紀の大改修で現在の姿に。一見アンバランスとも思える複雑な外観は、幾多の苦難を乗り越えた歴史の証です。

長さ約118m、幅約15mの堂内は天井が高く、各時代の技法を凝らして製作された12~17世紀のステンドグラスが輝きを放つ神秘的な空間。小説『赤と黒』で知られる文豪スタンダールは「この大聖堂の中に立つと、キリストになったような不思議な気持ちになる」と賛辞を贈ったといわれ、まるで異空間に迷い込んだ心地になります。

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大聖堂は5つの入口を持ち、奥行約124m、幅は約41mとフランスでも最大級。多様な建築様式が混在する外観は、幾度となく繰り返された修復がもたらしたもの。それまであったロマネスク様式の小さな聖堂が、ゴシック建築の大聖堂に改築されたのは12世紀のことです。しかし14世紀には南塔が傾き、控え壁で補強。16世紀には北塔が倒壊したため、ルネサンス様式で再建。それも束の間、新教徒の手によって破壊され、19世紀の大改修で現在の姿に。一見アンバランスとも思える複雑な外観は、幾多の苦難を乗り越えた歴史の証です。

長さ約118m、幅約15mの堂内は天井が高く、各時代の技法を凝らして製作された12~17世紀のステンドグラスが輝きを放つ神秘的な空間。小説『赤と黒』で知られる文豪スタンダールは「この大聖堂の中に立つと、キリストになったような不思議な気持ちになる」と賛辞を贈ったといわれ、まるで異空間に迷い込んだ心地になります。

Photos

世界遺産|ブールジュ大聖堂 外観
▲至るところに施された精巧な彫刻
世界遺産|ブールジュ大聖堂 ステンドグラス
▲数々のステンドグラスが堂内を神秘の光で包み込む
©Thomas Pozzo di Borgo

Data

◆登録名:
ブールジュ大聖堂
◆登録年:
1992年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
パリのオステルリッツ駅からブールジュ駅まで急行で約2時間。ブールジュ駅から徒歩約20分

※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。

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