クトナー・ホラ

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世界遺産 〜The World Heritage〜

第227回 チェコ クトナーホラ 中世に繁栄を極めた チェコ王家の銀の町

第227回 チェコ

クトナーホラ

中世に繁栄を極めた チェコ王家の銀の町

世界遺産|ブダペスト

(c)graphia

Story

ェコ・ボヘミアのクトナー・ホラ、小さな集落に過ぎなかったこの町を、プラハをも凌ぐといわれた都市に変貌させたのは、13世紀に発見された銀鉱脈でした。14~15世紀には銀の採掘と銀貨鋳造によって繁栄し、その中心街は1995年、世界遺産に登録されました。

クトナー・ホラの銀産出量は豊富で、13世紀にはヨーロッパの3分の1を占めチェコ黄金期の経済を支えました。14世紀にはボヘミア王ヴァーツラフ2世によって王立造幣局が設立され、ここで鋳造された高品質な銀貨が中央ヨーロッパの共通貨幣となり、チェコに莫大な富をもたらしました。造幣局は王の邸宅を兼ね、イタリア宮と呼ばれ歴代の王がしばしば滞在したため、クトナー・ホラはチェコの経済・政治・文化の中心的な都市となりました。また14世紀には、市民たちが資金を集め、鉱山労働者の守護聖人として聖バルバラ教会の建設も始まりました。それはゴシック様式の壮大な建築で、聖堂内には袈裟のような服装の鉱山労働者の像や、銀貨鋳造の様子を描いたフレスコ画があり、この町が銀鉱山で栄えたことを伝えています。

しかし、豊富な産出量を誇った銀も16世紀になると枯渇しはじめ、町は次第に衰退し、18世紀には造幣局も閉鎖されました。今では銀の採掘で繁栄の極にあった往時を想像できないほど静かなクトナー・ホラですが、修復された町並みや壮麗な建築群を前にすれば、プラハさえ影がかすむといわれた栄華を窺い知ることができるでしょう。

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クトナー・ホラの銀産出量は豊富で、13世紀にはヨーロッパの3分の1を占めチェコ黄金期の経済を支えました。14世紀にはボヘミア王ヴァーツラフ2世によって王立造幣局が設立され、ここで鋳造された高品質な銀貨が中央ヨーロッパの共通貨幣となり、チェコに莫大な富をもたらしました。造幣局は王の邸宅を兼ね、イタリア宮と呼ばれ歴代の王がしばしば滞在したため、クトナー・ホラはチェコの経済・政治・文化の中心的な都市となりました。また14世紀には、市民たちが資金を集め、鉱山労働者の守護聖人として聖バルバラ教会の建設も始まりました。それはゴシック様式の壮大な建築で、聖堂内には袈裟のような服装の鉱山労働者の像や、銀貨鋳造の様子を描いたフレスコ画があり、この町が銀鉱山で栄えたことを伝えています。

しかし、豊富な産出量を誇った銀も16世紀になると枯渇しはじめ、町は次第に衰退し、18世紀には造幣局も閉鎖されました。今では銀の採掘で繁栄の極にあった往時を想像できないほど静かなクトナー・ホラですが、修復された町並みや壮麗な建築群を前にすれば、プラハさえ影がかすむといわれた栄華を窺い知ることができるでしょう。

Photos

世界遺産|聖バルバラ教会
▲鉱山労働者の守護聖人 聖バルバラを祭る、ゴシック様式の聖バルバラ教会。
©Pascal RATEAU
世界遺産|聖バルバラ教会
▲聖バルバラ教会内部では、立派な祭壇やフレスコ画などを見ることできます。
©Nneirda

Data

◆登録名:
クトナー・ホラ:聖バルバラ教会とセドレツの聖母マリア大聖堂のある歴史都市
◆登録年:
1995年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
プラハ本駅からクトナー・ホラ本駅まで電車で約1時間

※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。

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