天壇

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世界遺産 〜The World Heritage〜

第276回 中国 天壇:北京の皇帝の廟壇 皇帝が天に祈った中国最大の祭祀施設

第276回 中国

天壇

皇帝が天に祈った中国最大の祭祀施設

世界遺産|天壇:北京の皇帝の廟壇

Story

瑠璃瓦で葺かれた三層の丸屋根が蒼穹に映える祈年殿。故宮(紫禁城)と並ぶ北京のシンボルとされる、この独特の建築が建つ天壇は、明清代の皇帝が天に祈祷を行った巨大な祭祀施設。地を治める皇帝が、天を治める天帝から天命を授かる神聖な場所でした。

天壇は1420年、明の永楽帝が故宮の東南に造営したもので、故宮の4倍もの敷地に、主要な建築物が南北一直線上に並んでいます。南端にある圜丘壇は三層の円形石壇で、古来中国で最も重要とされる数字9の倍数の石の欄干や石板で構成されています。皇帝は毎年冬至に、石壇中央の丸い石板の上に立ち祈りを捧げました。ここは天に通じる大地の中心だったようです。北端に建つのが冒頭に紹介した祈年殿で、春節(旧正月)に皇帝が五穀豊穣を祈ったところ。祈年殿と圜丘壇とは丹陛橋と呼ばれる通路で結ばれ、途中に建つ歴代皇帝の位牌が安置された皇穹宇は、天に属するとされていました。また丹陛橋の西にあり、祭祀の際に皇帝が泊まり身を清めたという斎宮など、天壇には明朝以来の多くの建物が残されています。

重要な国家儀式の空間として、一般の立ち入りが禁じられていた天壇も、現在は公園として公開されています。かつて皇帝のみが立つことを許された圜丘壇の中心に立つと、不思議なエネルギーが感じられ、音を立てたり声を発すると周囲からこだまが返ってきます。今もここは、天に通じるパワースポットなのかもしれません。

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天壇は1420年、明の永楽帝が故宮の東南に造営したもので、故宮の4倍もの敷地に、主要な建築物が南北一直線上に並んでいます。南端にある圜丘壇は三層の円形石壇で、古来中国で最も重要とされる数字9の倍数の石の欄干や石板で構成されています。皇帝は毎年冬至に、石壇中央の丸い石板の上に立ち祈りを捧げました。ここは天に通じる大地の中心だったようです。北端に建つのが冒頭に紹介した祈年殿で、春節(旧正月)に皇帝が五穀豊穣を祈ったところ。祈年殿と圜丘壇とは丹陛橋と呼ばれる通路で結ばれ、途中に建つ歴代皇帝の位牌が安置された皇穹宇は、天に属するとされていました。また丹陛橋の西にあり、祭祀の際に皇帝が泊まり身を清めたという斎宮など、天壇には明朝以来の多くの建物が残されています。

重要な国家儀式の空間として、一般の立ち入りが禁じられていた天壇も、現在は公園として公開されています。かつて皇帝のみが立つことを許された圜丘壇の中心に立つと、不思議なエネルギーが感じられ、音を立てたり声を発すると周囲からこだまが返ってきます。今もここは、天に通じるパワースポットなのかもしれません。

Photos

天壇:北京の皇帝の廟壇
▲円形の圜丘壇から望む天壇の景色
天壇:北京の皇帝の廟壇
▲祭祀の際に皇帝が泊まり身を清めたという斎宮

Data

◆登録名:
天壇:北京の皇帝の廟壇
◆登録年:
1998年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
地下鉄5号線「天壇東門」駅から徒歩1分。

※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。

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