グラーツ

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世界遺産 〜The World Heritage〜

第168回 オーストリア グラーツ ルネサンスの遺構を残す オーストリア第2の都市

第168回 オーストリア

グラーツ

ルネサンスの遺構を残す オーストリア第2の都市

世界遺産|グラーツ歴史地区

©Ernst-P.

Story

ィーンの西南約150kmにあるオーストリア第2の都市グラーツは、中世の建物が数多く残る建築都市として知られています。1999年に旧市街が世界遺産に登録され、2010年には郊外のエッゲンベルク城が拡大登録されました。エッゲンベルク城はルネサンス後期のマニエリスム様式の城館で、4つの塔で四季、12の門で12カ月、365個の窓で1年を表すなど、遊び心に富んだ建築です。

グラーツとはスラブ語のグラデツ(小さい城)に由来し、15世紀にハプスブルク家の居城が置かれ発展しました。グラーツはオスマン帝国に対する重要防衛拠点でもあったため、当時最も城塞建築技術が進んでいたイタリアから建築家を招き、城塞都市を建設したことから、多くのイタリア・ルネサンス建築が今に残されました。

旧市街の北にあるシュロスベルクの丘に築かれた城塞は、ナポレオン軍によって破壊されましたが、高さ約28mの時計塔は市民の熱意によって残され、街のシンボルになりました。1712年から時を刻み続ける時計の針は、遠くからでも時間がわかるように、長針が時を短針が分を指しています。眼下にはムーア川が流れ、赤瓦屋根の旧市街が広がります。東岸には回廊にアーチをあしらったルネサンス様式の傑作といわれるイタリア風の州庁舎やゴシック様式の王宮などが建ち、西岸では2003年に建設された美術館クンストハウスの巨大なナマコのような現代建築が中世以来の建築物にとけ込み、丘からの眺望は「建築の宝石箱」と称えられるにふさわしい美しさです。

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グラーツとはスラブ語のグラデツ(小さい城)に由来し、15世紀にハプスブルク家の居城が置かれ発展しました。グラーツはオスマン帝国に対する重要防衛拠点でもあったため、当時最も城塞建築技術が進んでいたイタリアから建築家を招き、城塞都市を建設したことから、多くのイタリア・ルネサンス建築が今に残されました。

旧市街の北にあるシュロスベルクの丘に築かれた城塞は、ナポレオン軍によって破壊されましたが、高さ約28mの時計塔は市民の熱意によって残され、街のシンボルになりました。1712年から時を刻み続ける時計の針は、遠くからでも時間がわかるように、長針が時を短針が分を指しています。眼下にはムーア川が流れ、赤瓦屋根の旧市街が広がります。東岸には回廊にアーチをあしらったルネサンス様式の傑作といわれるイタリア風の州庁舎やゴシック様式の王宮などが建ち、西岸では2003年に建設された美術館クンストハウスの巨大なナマコのような現代建築が中世以来の建築物にとけ込み、丘からの眺望は「建築の宝石箱」と称えられるにふさわしい美しさです。

Photos

世界遺産|グラーツ・シュロスベルクの時計塔
▲エッゲンベルク氏の居城であったエッゲンベルク城。現在は美術館として公開
©Pavle
世界遺産|グラーツ・シュロスベルクの時計塔
▲ユニークな針が特徴の時計塔は300年もの間、時を刻み続ける
©Fotodesign

Data

◆登録名:
グラーツ市:歴史地区とエッゲンベルク城
◆登録年:
1999、2010年
◆分類:
文化遺産
◆アクセス:
ウィーン南駅からグラーツ中央駅まで、直通の急行で約2時間30分。グラーツ旧市街地までは、市電で約8分

※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。

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