タスマニア

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世界遺産 〜The World Heritage〜

第161回 オーストラリア タスマニア 独自の進化を遂げた生物と 太古の自然が残る島

第161回 オーストラリア

タスマニア

独自の進化を遂げた生物と 太古の自然が残る島

世界遺産|タスマニア クレイドルマウンテン

©THP

Story

ーストラリア大陸の南端に浮かぶタスマニア島は、北海道よりやや小さな島。1億6000万年前頃、ゴンドワナ大陸からオーストラリア大陸が分裂。その後、氷河が解けオーストラリア大陸から分離したタスマニア島には、独自の進化を遂げた固有の生物が多く生息します。また、約3万年前の氷河期の人類の存在を証明する石器や岩壁画なども発見され、「タスマニア原生地域」として複合遺産に登録されました。

島の総面積の約20%を占める138万haの原生地域には、氷河が浸食した独特の景観で知られるクレイドルマウンテン/セントクレア湖国立公園など5つの国立公園が含まれます。サウスウエスト国立公園にあるバサースト湾は、川から流れ込むタンニンにより赤く染まり、水深が浅いにも関わらず光が遮られた海底には、深海生物や新種の生物が生息。そして森林地帯には、樹齢2000年を超える常緑樹の巨木や、ナンキョクブナなど太古の地殻変動を物語る植物が成育しています。また、早い時期に大陸が分離したことが幸いし、島の固有種にして世界最大の肉食有袋類のタスマニアンデビル、卵で産み母乳で育てる単孔類のカモノハシなど、原始の動物が淘汰されずに進化し生き続けています。

太古からの植物や固有の動物をはぐくむタスマニアは、豊かな雨林に囲まれている事から世界で最も空気がピュアとされ、雨水や湖水をそのまま飲めるともいわれます。この世界でも稀な地域を、未開のまま後世に残したいものです。

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島の総面積の約20%を占める138万haの原生地域には、氷河が浸食した独特の景観で知られるクレイドルマウンテン/セントクレア湖国立公園など5つの国立公園が含まれます。サウスウエスト国立公園にあるバサースト湾は、川から流れ込むタンニンにより赤く染まり、水深が浅いにも関わらず光が遮られた海底には、深海生物や新種の生物が生息。そして森林地帯には、樹齢2000年を超える常緑樹の巨木や、ナンキョクブナなど太古の地殻変動を物語る植物が成育しています。また、早い時期に大陸が分離したことが幸いし、島の固有種にして世界最大の肉食有袋類のタスマニアンデビル、卵で産み母乳で育てる単孔類のカモノハシなど、原始の動物が淘汰されずに進化し生き続けています。

太古からの植物や固有の動物をはぐくむタスマニアは、豊かな雨林に囲まれている事から世界で最も空気がピュアとされ、雨水や湖水をそのまま飲めるともいわれます。この世界でも稀な地域を、未開のまま後世に残したいものです。

Photos

世界遺産|スコパリア
▲世界一背の高いヒースと呼ばれるユニークなスコパリア
© redzaal
世界遺産|タスマニアンデビル
▲悪魔のような鳴き声が特徴のタスマニアンデビルは島の絶滅危惧種に制定されている
© Tourism Australia

Data

◆登録名:
タスマニア原生地域
◆登録年:
1982年、1989年
◆分類:
複合遺産
◆アクセス:
シドニー、メルボルン、ブリスベンから国内線でロンセストンまたはデボンポートへ。クレイドル・マウンテン国立公園へはロンセストンから車で約2時間30分

※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。

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